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July 28, 2004

69

 昨日レディースデイ。夏休みにも入っているので、妻夫木君目当ての女性がいっぱい。村上龍とクドカンなので楽しみにしていった甲斐があった。

 最初は、現役高校生と全共闘世代と全共闘世代の文化に興味のある人にしか受けないのではないかと考えていた。そのうち私は、高校生に該当、いやちがった全共闘世代の文化に興味がある者です。
 映画の冒頭に出てくるアクチュール・ランボーの「見えた。何が?永遠が。太陽に溶ける海」の詩は、ランボーとセットでベルレーヌとかを思い出し、退廃的な雰囲気を感じ取れ、その詩を「気狂いピエロ」のラストに使ったゴダールの名前まで出てきて、時代の雰囲気を味わえた。その他私が分かるのはクリームやレッド・ツェッペリン、アメリカのヒッピーやベトナム戦争、で浅間山荘に行くまでを描いた映画「光の雨」で「総括」とは何かを学んだおかげで、部室の端っこで「総括」されている意味もよく分かった。そんな色んな言葉、11PMや奥村チヨ、などに含まれた意味や背景を持ってみた方が面白さが倍増しそうですが、そんなこと関係なく、超煩悩の面白い男子高校生生活が面白かった。ロケットのように思いが加速する主人公、ハンサムなのに方言がひどい友達、二人にコンプレックスを抱く時計屋の息子、今と変わらないじゃん。取りあえずこの映画は、何がテーマで、何が訴えたくってってのはおいてといて、今現在より厳しい高校生生活ではあるけれど、今も昔も変わらず、思春期の男子は煩悩のみで生きていて、より多くの女性ににも美しくあこがれの女性にももてたいという気持ちは全然変わらない。っちゅうことなんだね。
 妻夫木君がその超煩悩をうまく演じていて、いつもとは違う彼に会えて楽しかった。

 でも、一番良かったには、主人公けんちゃんの父、画家で、やくざになった生徒に話が出来、バリ封した息子に顔を上げて向かっていけという、めちゃかっくいい父を柴田恭兵が好演。低迷していた柴田恭兵の株は上がること間違いなし。

 

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Tracked on August 08, 2004 at 10:00 AM

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