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December 15, 2004

いま、会いにゆきます

 私の興味がない映画を友人に誘われたら、必ず行くようにしています。だって、そんな映画を見に行く機会はもう得られないから・・・。
 昨日も友人Kに誘われて、行って参りました。火曜日だから人人人。MovieWalkerでの批評点数を見ていたので、ちょっとは期待して見に行きました。やーん、私みたいな悪いヤツでも、大泣きでしたよー。
 どうもあの二人の夫婦姿と、子どものいる姿がいまいち想像できんと思っていましたが、ラストの子どもの大きくなった時の父親姿はいまいちだったけれど、それ以外はなかなかさまになっていました。何で彼らになったかは、いまいちぴんときませんが、逆発想かなと思っています。
 見終わった印象は、こんな小説を書いてみたいなと思ったこと。タイトルがよく効いてるなぁとか。ストーリーはばれると面白くないので、書きませんが、いい話だと思います。また、映画の舞台に選んだ地も緑に囲まれてよかったです。裏の私は、ちょっとやりすぎちゃうんと緑の森や廃墟の建物演出、へんぴな場所にある診療所、と書いてしまうほど思っていますが、また、そんなことも含めて、よかったですよ。
 なんか、思いっきり泣いたにしては、後引きがないさらさら感も今の小説や映画の読後感なのでしょうか。しかし、子どもの両親をしたう姿には胸を打たれて、「いなくならないよね」の言葉が脳裏に染み渡ります。
 なぜか私は、子どもの親を思う気持ちに敏感になってしまいます。子どもの頃に亡くしたわけでもないのに。きっと、両親が健在していたとしても、庇護者がいなくなる幻想が、子どもの頃の一番の恐怖だったのかもしれません。今の虐待でみる、どんなことをされても逃げていかない子ども達の心理は、親に対する愛情や受動的な愛の渇望を物語っています。そんなところも突いた映画でした。
 本当に良いエンディングでした。色んな国の人に見て貰いたい日本の作品です。

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「映画」カテゴリの記事

Comments

sexシーンがあったね

Posted by: 愛夢 | December 19, 2005 at 06:35 PM

★愛夢さま
 コメントどうも。そうですね。書かれるまでそんなシーンがあったことを覚えていませんでした。映像と私生活が一緒なのは色々感じるところがあります。トム・クルーズの「アイズ・ワイド・ショット」は重なる妙を描いていたと思います。この映画は結果的でしたけれどね。

Posted by: 海音 | December 19, 2005 at 11:02 PM

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