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January 14, 2005

2004年 私的映画総決算

 毎年友人と近況報告がてらに自分の好きなことを書いた冊子を作っています。そこに人生の中では1番ではないけれど、めちゃくちゃ大好きな映画の感想文をいつも入れています。昨年、blogを始めてから、映画感想を早いうちにかけるようになって、毎年いい加減な感想文がちょっとはましな感想文になりました。で、締め切りのためにまとめていたのですがやっと出来て、で、自分のホームページの映画の2004の所に入れることが出来ました。ふう。旅行前というのに何やってんだか、あっ注意して下さい。私は記憶能力が低く、キャッシュの容量がないので、間違っている箇所があると思います。愛嬌で許して下さい!えへっ。

 昨年公開以外も含めた映画館で見た映画本数は79本。毎年一番面白かった、良かったって映画が不足で、2年前の1位は「猟奇的な彼女」その前は「アメリ」といった普通の感覚だった(ちょっと記憶が曖昧・笑)が、その時もめちゃすごいって程ではなかったような気もする。5段階の5だったとしても究極の凄い映画って訳ではないなって感じでした。これは私の感想なので、反論もあるでしょうが、まぁまぁ。で、その2本でそんな感じだったから、昨年は5段階の5になる映画がなかったんだ。何が原因だろう。ちゃんと見ていたんだよ。最近の映画の進化で、観客も進化してきているし、私も映画と共に進化していった。でも、これ以上のものこれ以上のものって求めているわけではない。昨年生誕100年を迎えた小津安二郎も黒沢監督も古い時代の映画だが十分楽しめるし、凄いなぁって思えた。もっと進化をってことではないと思う。ならなんでだろって考えるとハリウッド映画や邦画はなんとなく似通っているのだ。最近のリメイクブームでそんなことを書いていると思われるかもしれないけれど、なんか当たる映画にみんな追随していくような印象を受けるのだな。映画は資本がいるからまずは儲かるかって経済的な支援から始めるのが今では当たり前で、金ないと作れないもんなぁ。企画があって楽しかったりもするし、情景もいいんだけど、今ひとつ、お金や観客にこびてるような気がしてしまう2004年であった。こびない良さを見せて欲しいなぁ。って無理?
 で、2004年の私のベストってのが、順位が難しいのだなぁ。なんか上記のようなことを書いて、けっ、こんな趣味かって思われるかもしれないが(なんか映画に対してはめちゃくちゃ卑屈だなぁで、その映画の人にも失礼なことだが・・・)、私は好きなんです。
 それでも一応いいと思う順に書いていきます。

下妻物語 
 見に行ったら、深キョンファンばかりだったのでしまったと思ったけど、面白かった。最初の空を舞うシーンから惹きつけられた(最初だったよね?)。空で回っているときの深キョンの淡々とした説明。ゴスロリの説明から尼崎まで、この映画良くできてる。つかみはOKってヤツですか。小説は読んだことがないけれど、小説よりいい出来映えではないかと思える作品なのだ。で、肝心な愛があるってもんなのだ。こんなに映画を楽しませて貰ったのは始めてだなって映画だった。

永遠の片思い
 これと下妻とがやっぱり同じぐらい良かった。チャ・テヒョンで見に行ったのだが、良かった。本当に良かった。出だしの少年少女達の写真と時計の使い方。この監督うまいうますぎるぜーってうなっちまったよ。んで、邦題がめちゃくちゃ良く効いてる。原題ともし違うなら、配給会社の担当者さんに2004年邦題賞を贈りたい。こんなんから貰っても仕方がないだろうが、それほどうまいよ。この作品は、もう悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。お互いに呼び合う名も気持ち分かるよって入り込んでしまった。なんで、エンディングテーマを余韻残さずあんな風に終わらせたのか。それだけは大きな問題だ。

SAW
 良くできている映画だった。新人監督とは思えない。スピード感とスリル。もう怖くて辛かった。こんな目に遭うなら死んだ方がましだって、すぐに自殺しちゃうよ私。でも、あご破裂では何とかして生きるだろうな。胃の中にも手つっこんじゃうよ、死んでいなくても。で、犯人が誰かがいっぱい出してくれているのに、気が付かない。あぁそうだったんだぁって、衝撃にラストまで持って行けるところはすごい。この映画の進化に付いていくぞー私は。でもやっぱり恐いのは苦手だぁ。これが見られたなら「CUBE」見られますよって言われたけど、最初のCUBEになってぼてぼてぼてって落ちるところで、やめちまった。んなもん、見れねー。だから、「CUBE」より怖くないから、怖いの苦手な人でも見ることが出来ます。切るの苦手な人はダメだなぁ。

精霊流し
 あんまり話題にもなっていないので、もうきっと私の趣味が変だと思われていると思うけど、これは色んなものを内在した素晴らしい映画だった。よーく泣いたから、いい映画になってるかもしれないが、人々の優しい気持ちが画面からこぼれ落ち、色んな事が予測出来る深い話だったと思う。ただ、私はめちゃくちゃは入り込んでしまって感動しいの方だから、映画を見てもそこまで入り込まない人には、はぁってものかもしれない。この中で松坂慶子が光っていた。こんなに柔らかく美しい光を放つ女優さんがいるんだなぁと惚れてしまった。

 珍しく自分語りではなく、他の人が読んでくれるという想定で書いてみたが、読む人いるのかしらん。まぁいいや。文章を書くのが好きだけでは仕事に結びつかないのが残念だなぁ。好きなことは何でも書けるのに、何か書いて下さいと言われたら、10秒で400字を2枚は書き始めることが出来るのに、文章力がないからなぁ。

 で、やっと、旅行前にしとかないかんやつが終わった。旅行の用意をちゃんとしろよってものでしょうが、いつも今好きなものに向かってしまう、もうどうしようもない。好きなことがこんなに持続しているのは映画ぐらいしかないので、映画館の掃除夫にでも雇って貰って、ガラスの仮面のようにただで映画見たいんだけど・・・。先日の新年会で、神戸は映画の発祥地だから、映画の博物館作ったらいいねんと言って貰ったが、記憶力がないので、ヘビーな映画ファンじゃなくてもお相手が出来ない。でも、昨年から、栄町の2階に店を構えるって幻想だけは出来ていて、内装も設備のばっちりなのだが、でなんの店って言われても、なんだろうなぁ~って、おいおいなのだ。でも、新年会でそんなことを言われて、元々古書店とか興味があるので、そんなのが合体したのんとかがいいかなぁって空想しています。早く大人になれってつっこんで下さい。人生で7つの職業を持つ予定でいます。今後はタクシーの運転手と占い師が残っているのですが、それまでの間に次は何がしたいのでしょう。誰か教えて下さい。あと2つの職業が足りません。
 とうとう明日出発です。楽しんできますね。

 

 

 

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Comments

海音さん、TB&コメントいつもありがとうございますm(_ _)m

共通しているのは『永遠の片想い』ですね!
いい映画でしたね^^
昨年は邦画が当たり年でしたね。
『下妻物語』も面白い映画だったのですが、
ぼくのベスト15からは漏れましたが、でも
次点には入っていました。
今年もいい映画に出会いたいですね!

Posted by: cyaz | January 23, 2005 at 04:05 PM

 はぁぁ~(平伏す)京の昼寝のお方さまからこんな所にコメントを頂けるとはぁぁぁ、痛み入ります。
 私のような所においで下さって、まぁまぁ、おざぶをどうぞ(友人曰く進化中ですのでお許し下さい)。
 いつも、TB有り難うございます。
 永遠の~は、3人の優しい気持ちが私を優しい気持ちにさせてくれました。
 今年もたくさんいい映画を見まくります!

Posted by: 海音 | January 23, 2005 at 04:51 PM

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