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January 23, 2005

祝 エジプト記 ②

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 今日もたかじんのそこまで言って委員会が見せてもらえなかった。ぅぅぅ。
 エジプトの構造物、その他のことを書きます。
 私はタイムスリップを実感させてくれるところに行くのが好きだ。MyBestは、ハービスおおさかのよこちょの入り口から入るリッツ・カールトン大阪で、迷い込んだ19世紀イギリスだ。初めてがこの入り方だったので、以後友人にはそのように入ることを勧めている。エジプトについてすぐにギザの3大ピラミッド近くのホテルに向かった。バスが都会から郊外に進むうち、なんと、今まで見たことのある景色が出てくるではないか。宗教画に描かれた人や大地、建物が眼前に広がって行くではないか。信じられない何千年も経っているのに変わらずにそこにある。山羊に荷車をつなぎ、誇りっぽい姿で荷物を抱える女達、家々も古来からの日干し煉瓦造りが続き、本当に宗教画の世界だった。
 あれっ、ふと見ると、2階から鉄筋が伸びている。壊れかけて、周囲のコンクリートが外れているのかと思いきや、ちゃんと帯筋がまわっている。えっえー、もしかして作りかけ???どうやら柱は鉄筋コンクリートで作られていて、壁は日干し煉瓦造り。1階まで作ったら、また、鉄筋を配して2階を作るってこと?これじゃ、地震で大きな被害があったって仕方がないじゃないか。全然構造的になってないじゃん。雨は年に5回しか降らないたって、そんなむき出しの状態で・・・。やはり、色々あるんだろうなぁ。建築基準法なんてまだ言ってられないんだろうなぁ。
 一番見たかったのは何って聞かれたら、日本で見ることが出来ないピラミッドの数々。昔石ノ森章太郎氏が自宅の屋上でピラミッドパワーの体験とばかりに人ひとりが入るものを作っておられたが、ものが腐りにくいとか、色んなパワーが集中するところだ。でも、玄室は何もなかった。クフ王のミイラがもし存在していたなら、ツタンカーメンよりも豪華な財宝が隠されて永遠の時を刻んでいただろうけれど、何にもないから本当にお墓だったのか?世界七不思議の一つだ。私は、このピラミッドを何か私たちの知らないものへの呼びかけのような気がする。色んな数字が何かを表したり、公共事業でもあったりするけれど、きっと宇宙のどこかの星に、ここと同じような3つのピラミッドが存在し私たちを待っているかもしれない。クフ王のピラミッドに着いたときには、雨が降り、砂嵐も吹いて、ちゃんと見ることが出来なかったが、カフラー王の所までくると、光が差し始めた。私が入ったのはメンカフラー王の玄室。細くて低い所を長々と進んだら、石のお棺がひとつと、嬉しいものがあるじゃありませんか。1816年のナポレオン時代にやってきた学者の落書き。誰じゃこんな所に落書きをってもんだろうが、落書きマニアの私は、お棺を写さなくても、これを撮りたかったぞ。その感激分かるよー。落書き者のここに来た感動の気持ちがそのまま入ってきた。
 3つのピラミッドを守るようにスフィンクスが鎮座しているが、その見つめる先にケンタッキーとピザハットが、現地のエジプト人ガイドさんがへぇへぇへぇで8700円とか言っていた。トリビアの泉まで知っておられた。好きな映画監督は伊丹十三さんだって。あっ私も好きな監督なのに、忘れていた。
 アブシンベル神殿は、カメラがダメでビデオだけがOKだったのだけど。外も内も凄いところだった。これを解体して移動したんだから、作る古代人も凄いが、動かしたユニセフも凄い。
 カルナック神殿やルクソール神殿を見ていると、街の中に悠然と横たわるローマのフォロ・ロマーノとかを思い出し、歴史建造物が現在にも残っていることに驚嘆してしまうのであった。
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 上エジプトでファルーカ(帆掛け船)に乗りました。いつでもノリノリの私は船上のダンスに加わりました。ベリーダンスの時にも引っ張り出されて、ついつい一緒に踊ってしまいました。どっちかてぇと、おじさん系だな私は。
 ナイルの流れが、ゆったりしていて、何千年もの間洗い流してくれているような気がする。手を伸ばしても波に届かなかったのが残念。ファルーカに乗ると優しい遊覧なので波音がしない。上流でもゆったりした流れなのだ。
 あと、アレキサンドリアから見た海が綺麗だぁー。こんな所に住むと顔も違ってくるのか子ども達は美男美女揃い、南と違って埃ぽくなく、生活も豊かなようだ。
 日本からはエジプト航空しか運行していない。なぜなんだろうと考えていたが、もしかすると各空港内に軍事基地も併設されているからかもしれない。こんなに銃を持つ人達と会ったことが無いというぐらいに、軍人を見かける。空港内は何度もボディチェックがあり、鞄を探知機に通した。20歳から30歳までの間に兵役義務がある。彼らは、Hiって声をかけてくるぐらい明るいが、手にはライフル銃を抱えているので、それが普通なのが恐ろしくもある。
 自分が男なら、日本に兵役義務が出来てもOKなのだが(先に親善・外交があってからよ)、いやぁ、ここでは思いっきり思ったことを書いているなぁ。こんなことは私の周りにはまず言えないが、なんせ独立国神戸(詳細は「映画の舞台 神戸」にて)を考えていた人間なので、子どもの頃は兵役義務どころか、防衛と外交か、外交とOPENかを悩んでいたりした。自衛隊機が神戸の上空を飛ばないようにしていたので、後者だとは思っていたが、何かあったときに神戸市国民が一丸となって戦闘態勢が取れるようなことを考えたりした。ただの小学生の時の妄想なんで許して下さい。あかん、すぐに暴走する。エジプトが社会主義国だったから、また中東戦争など、今回のイラク戦争でもイスラムの中で発言力の強い国だから、このような体制でいるのだろうけれど、人の国見て我が国考えますね。いやん、多くを書くことはよそう。ばかばればれだ。でも、自分の住んでいるところを守るために、日夜外交と親善で頑張って貰わないと、兵役の義務が来ても仕方ないのじゃ。別に他の国を云々するわけではなく、自分の住んでるところを守るためなら、どうすればいい?今のように他の国に追随して守って貰えるといった夢物語で生きていたらいい??外交の手腕を上げるために色んな所に送り込んでいる?なんとか、外交頑張ってよー。
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 そうそう、どの飛行場も大きいので、走り出してから、離陸するのが長ーい。本当に陸路でいくんかいと友人に言ったぐらいだった。飛行機内の冊子に載っていたクロスワードパズルが面白い。ちゃんとアラビア語が升目一つずつに入るのなんか凄いと思いませんか?
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 あと、映画好きの私としては、映画関係のこと。アガサ・クリスティの「ナイル殺人事件」の舞台になったホテルや殺人現場の神殿などを教えて貰った。現地旅行会社の収入になるお店巡りで、絨毯作りを見せて貰った。絨毯を子ども達が洗っているところを見て、描かれていた国は違うが「ぼくは歩いてゆく」だっけ、これを思いだした。あとは、思いっきり、「インディ・ジョーズ」を味わったぞ。冒険譚が大好きだ。20世紀の初めなら、この地はもっと面白かっただろうなぁ。ツアーで一緒になった子は、「ハムナプトラ」と叫んでいた。
 小学2年の時に、将来の夢は考古学者と言わしめたハワード・カーターの物語のおかげで、王家の谷のツタンカーメンの何もない墓の中に入っても、喜びが味わえた。カーターが喜んだ姿が目に浮かぶように私も嬉しかった。帰ってきた昨日の新聞でも未盗掘のミイラ発見と一面に踊っていた。何度もミイラは発見されているけれど、早稲田隊の喜びが伝わってくる。あぁやっぱり、現地に行くと、ただの文字だけの「エジプト」ではなくなり、肌に触れた「エジプト」になってくるなぁ。
 上の記事を捜していたら面白いものを発見した。「マシニスト」という映画のように20年眠れない男とか、アメリカで作られた敵兵士がホモになる化学兵器とか、 とっても小さな・・には爆笑してしまった。また、脱線してしまった。まぁこれはこういうことで終わりだ。
 一眼レフの写真はまだCDに焼き付いていないのだが、デジカメのビデオだけHPに入れました。興味があればどうぞ。容量が多いので気をつけて下さい。

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Comments

TBさせていただき、していただいて有り難うございました。
この(2)では、ナイル殺人事件もさることながら、「ハービスおおさかのよこちょの入り口から入る大阪のリッツカールトン」というところに著しくそそられました。私がいた頃、大阪にリッツカールトンはなかったんです(--;

Posted by: ahaha | January 26, 2005 at 09:14 PM

 リッツは知らずにはいると本当に衝撃的ですよ。だから、知ってよこちょにはいるのは半減するかもしれませんが、兎に角大阪に来られたら、現在的なハービスから19世紀へのドアへ入ってみて下さい。コメント有り難うございました。

Posted by: 海音 | January 26, 2005 at 10:12 PM

また遊びに来させて頂きます。

Posted by: ベリーダンス 大阪 | May 07, 2008 at 08:07 PM

 見に来て頂き有り難うございます。

Posted by: 海音 | May 10, 2008 at 11:24 PM

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Tracked on January 26, 2005 at 01:44 AM

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