« 皇帝のいない八月 | Main | あずみ2 »

March 15, 2005

故郷の香り

 きっと迎えにくるから

 女の子は待ちぼうけ。いつまでも迎えにきてくれることを待っていた。
 主人公は、歌が好きで踊りの好きな暖(ヌアン)が好きだった。彼女は、村にきた劇団員が好きになり、彼の迎えにくるからと言う言葉を信じて待っていた。1年経っても迎えにこない男を待つ彼女に、大学へ進学して町に行くことになった主人公は、「きっと迎えにくるから」と言い残し、10年経った。村に帰ってきたのは、お世話になった先生のため、しかし帰りたくなかったのは、暖に会いたくなかったから。村にやってきて偶然見かけた暖は薄汚れて、昔の彼女の面影がなかった。彼女を訪ねた家には、7歳の女の子と聞くことも話すこともできない彼女の夫がいた。食事をしているときに、主人公は幼なじみの暖との思い出を回想する。
 3人の恋愛が交錯するのだが、物言わぬ夫ヤーバの純愛が二人の恋愛を包むように描いていて、これでヤーバ役の香川照之が賞を取ったんだって、分かるぐらいに優しい気持ちが伝わった。帰ってきてくれない人よりも、いつまでも相手の気持ちを考えてくれる方が幸せなんだ。だから、ヤーバの姿が最初見たときと最後では印象が大きく変わっていた。原題は「暖」になっていたが、この邦題に変えた方が、日本人客が多いだろう。レディースディで年輩の女性ばかりだった。

 お金もないのに、映画三昧している。なんとなく最近は惰性だ。昔の忙しくって映画を見に行けなかった自分が見たら、怒るだろうなぁ。こんなに映画を見ているのに、昔ほどのめり込んでいないのが悲しい。昔のめり込んでいたときには、毎朝5時に起きて映画を1本見てから会社に出勤していた。あんなにはもうなれないなぁ。年かなぁ(笑)。

************ 追加 3/15 pm23:38 ************

 監督は、「山の郵便配達」のフォ・ジェンチィ。前作と同じで美しい情景が惹きつけられました。暖役のリー・ジアという俳優さんが、とても不思議な人で、色んな角度で、西村知美、山口智子、黒木瞳、根岸季依に見えた。

|

« 皇帝のいない八月 | Main | あずみ2 »

「映画」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/3309015

Listed below are links to weblogs that reference 故郷の香り:

« 皇帝のいない八月 | Main | あずみ2 »