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April 01, 2005

エターナル・サンシャイン

 人生を共有したいのよ

 脚本家チャーリー・カウフマンが好きだ。「マルコビッチの穴」で惚れ込んでから、「ヒューマン・ネーチャー」も「アダプテーション」も「コンフェッション」も映画館で見た。なんせ、面白いんだ。何を見ても、いい具合に裏切られる。あんなに笑ったやすきよの漫才を見て今は笑えないのと一緒で、頭に方は常に進化を遂げている。私の進化を進めていってくれている映画関係者の一人が彼って訳だ。といっても、映画の評価を聞かれたら、5段階の3しかつけられない。今年に入ってから映画館で見たのは、今日で34本目であるが、ぎりぎり4っていうか3.5が「父と暮らせば」「マシニスト」ぐらいで、過去4をつけたのは、「アメリ」「猟奇的な彼女」ぐらいなもんで、一段と厳しくなっているので、ご勘弁下さい。だって、5が「風と共に去りぬ」「サウンド・オブ・ミュージック」としたら、そうそう4なんてだせないやん。なんか、口上が長くなった。
 こっから、ネタばれになるかもしれません。

 主役のキャスティングが凄いなぁって思った。いつもと違う役を演じるジム・キャリーとケイト・ウィンスレットだった。また、2人のエキセントリックさが板に付いていて、演技者って面白いなぁって思った。
 ストーリーは、つきあっていた彼女と喧嘩した。仲直りしようとした彼は彼女がつとめる本屋に行くが、全く他人の様なそぶりで、若い彼氏が横にいた。ショックで耐えられない彼に友人が、彼女が嫌な記憶を消したことを告げられ、彼との記憶をもう持っていないことを知った。悲しみに耐えられず、自分を知らない彼女を愛さずにいられない彼は、彼女と同じように、彼女との日々を消そうとする。彼の頭の中では、彼との思い出をだんだん過去へと呼び起こしていき、追いかけられるように大切な思い出達が消えていく。愛しい彼女をやはり忘れることが出来ない彼は、頭の中で消さないでくれともがき苦しむのだが、彼女との出会いまで遡り、記憶は消されてしまった。まぁ、ここまでにしておこう。やっぱり、映画で見て私のように楽しんで欲しいから、内容はここまでにしておくね。でも、ねたばれしてますが・・・。
 だんだん見ていると、オープニングの意味が分かり、泣いてしまった。主人公達に絡んだ不倫関係の話も、心に迫るものだった。好きになったってのは、状況や服装なんかではないんだ。やっぱり、なぜか出会ってしまってひかれあってしまう何かがあるんだ。ラストを迎えたときに、自分に振り返って思い出した人がいたぐらい恋愛映画だった。何度出会っても恋に落ちてしまう。そんな恋がしたくなりますね。帰りの食事の時に一人だったから、読もうとしたが今読んでいる「感じない男」が読めない。今だけの感想かもしれないけれど、本当の恋を知らないやんって思ってしまった。(まだ第4章なので、思いは変わるだろうが・・・)
 やっぱり、チャーリー・カウフマンは凄いと思った。まだ、私は「アダプテーション」の真偽を知らないのだが・・・。

05_04_01_105_04_01_2 帰りにそばにある伊料理店に一人で入り、HPのカルボナーラ○○○用にカルボナーラを食べる。ここも美味しかったよ!

 まだ、辞めるって言ってないです。なんとなく、いらん子ではないようで、期待されているのが分かると、言い出しにくい。神経質なおばばさまに辞めるかもしれないと告げると、「あんた、働きたくないからそんなことを言ってるんじゃないの!」と、反対、反対。その前は、「そんな会社行ってて大丈夫なの。」だったのに・・・、さすが何でも反対の女王だ。仕事がつまらないってのと、やりがいを感じないってのは、仕事を頑張っていけば自然と産まれてくるものと言うのはよく知っている。でも、今まで辞めた会社達はなんで辞めたのかってのもある。あまりにも辞めるには弱い動機だ。辞めたあとに襲ってくる就職が出来ない焦燥感に耐えられるほどの威力がない。しかし、今日映画館に走っていくときに思ったんだ。今なら仕事があって大感謝の時代、サービス残業なんてみんなやってることだから、映画が見られなくっても仕方がないじゃんってのが、はたっと止まり、おいおい、いったい何のために働いているんだいってなった。仕事が大好きならまだしも、映画が大好きだからわざわざ映画館の近くに就職しようとしていたのに、近くても行けなくてどうする。何のために生きてるんだぁ~。
 15歳の時に、○歳まで生きられたらいいから、それまでめっちゃくちゃたのしい人生にしてくれ!っておもったら、15歳から○歳まで、めっちゃ楽しい人生になった。でも、○歳が過ぎて、私はまだ生きている。今生きてるのも、私が死んだら悲しむであろうおばばさまと友人Aの為だけだが、年が来ておばばさまが死に、Aにいい男の家族が出来たら、いつでも死んでもいいぐらいの名残惜しさもない生き方なんだ。だから、ちょっとは楽しくなるような生き方をしないといけないやん。あぁ~寂しい大人やのぉ~。

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Tracked on April 03, 2005 at 04:39 PM

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