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April 30, 2005

甘い人生

枝や草が揺れているのは、事実ではない。心の目がそのように見て取っているから

何を泣いていた?
夢を見ていたのです。
悲しい夢?こわい夢?
とても幸せな夢。でも、かなえられないから。

 イ・ビョンホン出演で、映画の宣伝のときに、女性を守るために戦うような事を言っていたので、友人Aが行くって言わなければもしかして行かなかったかもしれない。行ってよかった。でも、絶対興味わきそうじゃない男性に受けそうな映画だと思う。どうしても、肉体披露とかおばさんのイメージが付いていて、男性には敬遠されそうだが、よければ見て貰いたいなぁ。でも、映画館は映画のマナーが出来ていないおばはんも多く来るので、腹立つこともあるかもしれないけれど、我慢してちょ。見に行った映画は、映画ファンが来るような映画館だから、携帯電話の電源はぁ~なんて改めて言わなくても分かる人達が来るような所だったので、注意がなかった。映画が始まってからの携帯電話のおしゃべりに、友達同士のおしゃべり、携帯電話の着信音。えーーーーーーーーかげんにせーーーいっ。若者よりもおばさんの方がマナー悪すぎるわい。
 上記のセリフ自信なし。でも、両方ともうまく使っていて良かった。

 ネタばれあり。

 愛も恋も知らない、ホテルのラウンジの支配人をする傍ら殺しもする危険な男に、ヤクザのボスが可愛がっている女の調査を依頼する。おまえだから大丈夫だと。彼女との出会った日は大して無かったのだけれど、隠れて会っていた男を見つけ、簡単に人を殺せるような非情の男が、彼女と別れるならと温情を見せる。しかし、そのことがばれてしまい、ボスや敵対していたヤクザに狙われ殺されそうになる。今まで仕えていたボスがなんで?復讐が始まった。

 導入部は緑の鮮やかな色合い。色んな緑の色が見つけられた。うってかわって主人公の世界は夜の世界で黒のスーツに無機質な自宅。白黒しか色がない世界。そんな中にあらわれた色の付いた世界が彼女だった。ラストに、主人公がいくら考えても分からないと、聞いた裏切られた理由に、ボスはなんでと逆に考えさせる。宣伝では彼女を愛したとか彼女のためとか言われていたような気がするが、恋愛ではなく心に色をつけたような感じなのだ。最後の瞬間分かったのは、彼の目の前に色が付きだしたのは、彼女がチェロで弾いた所からだったこと。今までの寂しい無機質な心に音楽が染み渡った。世界が開けた。いままでは、ストイックな男の悲しい世界だったのだ。セリフが少ないところを彼の生活や性格を背景や周りの人達で表し、一番は色を持ってきているのが良かった。ライトをつける消すの効果も白黒を浮かび上がらせて良かった。
 男の人に是非ってのは、復讐劇が興奮するのだ。殺されなければならないほどに裏切られないとけないのか、周りのヤクザに出来る男だと言われながらも、また仕事も全うしているのに。言いしれぬ怒濤が頭の中で彼と共鳴してしまうのだ。それと、主人公が武器を奪うために結局は殺してしまう武器商人の敵討ちを神話(シンファ)の一人が全くセリフもなく演じているのだが、強烈な個性を見せつけてくれる。まさしく男の映画だと思う。
 私が目をつぶらなかったので、残虐性は少ない。しかし、この映画でよく分かった。拳銃の方がましだと言うことを。刃物は残虐的だ。

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「映画」カテゴリの記事

Comments

はじめまして。
「色」のお話に、反応して出てきました。
私も、ソヌがヒスの家に着いた時、風に舞う木の葉が緑なのを印象深く覚えていますが、色が、そんなに上手く使ってある映画だとは、思っていませんでした。でも、他のブログにも、色のことが書かれているレビューがあって、なるほどと思いました。
実は、私、本当は色にはちょっとうるさいのです。
本当は、映画のことには、疎いのですが、甘い人生のレビューは、思い入れいっぱいに書いたので、良かったら、読んでやってくださいね。

Posted by: peko | May 04, 2005 at 04:38 PM

 本当に、びょんびょんの思い入れたっぷりがよく分かりました。韓流ドラマを見たことがないので、びょんびょんは最近見始めたのです。韓国映画は好きで、ハン・ソッキュの頃から見ているんですが・・・。

Posted by: 海音 | May 04, 2005 at 05:31 PM

海音さん、はじめまして、kokoroと申します。
TBありがとうございました。
色といえばモノトーンかモスグリーンしか印象にない中で、バーの中の赤い色が印象的でした。
それと、刃物がほんと怖かったですね。ソヌが吊るされているときなどは、特に。

男の方が堂々とBHシの映画を観に来る日はいつになることでしょうね。。
偏った客層で観るには惜しい作品ばかりですから。

Posted by: kokoro | May 11, 2005 at 01:08 AM

kokoroさま、こちらこそTB&コメント有り難うございます。
 本当に勿体ないです。映像も綺麗なのでDVDじゃなくて映画館で見て貰いたいし。宣伝担当はめちゃくちゃびょんびょんファンなのかも・・・。

Posted by: 海音 | May 11, 2005 at 08:05 AM

コメ、書いたつもりでおりました。
ボケちゃってます…ごめんなさい!

私が観に行ったときも、周りはビョンホンssi目当てのオバサマ方ばかりでしたが、
作品的には男性向き?と思いました。
私は彼がとっても素敵だったので大満足でしたが(笑)

Posted by: chishi | May 13, 2005 at 12:13 AM

chishiさま、TB&コメント有り難うございます。
たくさんのコメントがついて返事が大変でしょうに、こちらにまで有り難うございます。

あんなストイックな役がよく似合う俳優さんですよね。今後の映画も楽しみです。

Posted by: 海音 | May 13, 2005 at 07:22 AM

TBありがとう。
そんな、映画館だと、オイラだったら狂っちゃうだろうなあ(笑)色の使い方は上手でした。あと、廊下のような、一人通ればいっぱいのような通路がいくつも出てきて、次のぬかるみの導入になっていましたね。

Posted by: kimion20002000 | January 20, 2006 at 03:00 AM

★kimion20002000さま
 TB&コメント有り難うございました。
 そうでしたね。狭い廊下がよく出てきましたね。この映画の記事を大分前に書いているので何書いてるのかと読み直したら、はっきりと映像が思い出せるぐらいインパクトのあるいいシーンや色がありました。
 うるさいいびきの人が近くにいたら起こしに行ったことがありますが、流石におばはん連中に勝てる自信がありません(笑)。

Posted by: 海音 | January 20, 2006 at 06:33 AM

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