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April 14, 2005

だから私は京都に暮らす を見た

 昨日からBShiで「だから私は京都で暮らす」がはじまっています。京都在住の著名人に京都の暮らしを語らせる4夜、30分だけのドキュメンタリー。
 昨日は、兵庫県加西市から移り住んだイラストレーターの永田萌さんだった。彼女は引っ越し魔で、いい景色を見つけると、ここの朝はどうだろうとか思って転居を繰り返しているらしい。色んな色の話が出ていた。一番印象に残った話は、引っ越し片づけ後に入った部屋の窓から西日の輝く光を見た、それは鳥の子色だった。黄金色ではないけれど、黄色がかった白い色。あれ、この名前知ってるぞ、どこで聞いたっけって思ったら、襖だと思いだした頃に、襖の下紙の色とテレビが言っていた。一乗寺下り松の吉岡一門の染色屋さんは今も続いていて、子孫が色んな古来の色を見せてくれた。
 今日は、宗教学者の京都。町を散策、路地を入るだけで、何千年の歴史を生きた人物の息吹がそこにあると語る。確かに、親鸞聖人が亡くなった場所が家の近くにあるって環境は、凄いことだ。憩いの喫茶店に入り、本を読む。林住期がいいと語るその人は、人と仙人との間の放浪者を望んでいるらしい。彼の好きな景色として、京都タワーを上る。夕暮れ色の京都を見渡せていい所じゃないか。一度も行ったことがなかった。行ってみよう。
 明日以降は、音楽家と染色家の話だ。

************ 追加 4/15 22:50 ************

 今日は、音楽家と書いたけれど、アーチストの高木正勝さんの登場。南禅寺近くの800年の歴史を持つお寺の息子として生まれ、今は京都府亀岡市で暮らす。毎回語りの人が変わるのだが、今日はUAが担当していて、やらかい関西弁が彼の雰囲気に合っていた。
 彼の作る映像は、なんか温かくて新しい。まだ20代半ばなのに、俗世を生き飽きたような立ち居振る舞いに驚いてしまう。色んな国で自分の映像を見つけ、撮影することが出来るのに、京都は難しいと語る彼。子どもの頃に連れて行って貰って嬉しかったという、河原町の橋のたもとにある洋館の中国料理店。そこを素材に撮ろうとしたときに、子どもの視線の位置に戻ったら、撮せたと言った。なんか、その言葉が私の体の中に入ってきた。
 彼は、京都は何でもない町だそうです。ただ生まれた町、ただ生活している町そんなもんだそうです。
 で、その中華料理店割と美味しいですよ!一度試して下さい。

************ 追加 4/16 23:39 ************

 今日は染色研究家の吉田孝次郎さんの京の暮らし。毎回、作っている人がちがうようで、今回は町屋が舞台だからか、座敷童を使っていた。でも、いらんかったなぁ。
 古い町屋だけでも風情があるのに、この人のセンスが良すぎる。冬だからと、枯れ蓮の絵柄の昔の役者の着物を床に飾っていて、違い棚には黒白の壺が並べてある。光を取り込まないこの家で、障子の日の光を楽しむ。贅沢すぎる一日。本当にいい趣味してますね。

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少し前の事ですが、新聞を読んでいて、永田萌さんの個展が開かれるとの情報を目にしま [Read More]

Tracked on May 24, 2005 at 08:21 PM

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