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April 24, 2005

コンスタンティン

 なぜ、人間は悪いことをしても神に許しを請えば、天国に行けるのだ(怒)
 分かるよ。そんな簡単に、悪いやつを行かせたくないよね(笑)。いい人でも自殺したら、天国には行けないんだもん。

 欧米の映画では死後の世界がよく語られる。死後の世界が2元論で成り立っているのは、人の差別化による人間管理ともいけよう。神秘思想家のスェーデンボルグは死後の世界には、今の生活がただ続いているだけと言っている。自殺した人には、つらい世界かもしれない。この映画では、キリスト教で言うところの天国と地獄のみで構成されている。
 公開前に読んだメルマガでキリスト教の天使や悪魔の知識があった方がいいと書かれていた。キリスト教を宗教として持っている人でも、悪魔との対決のことなどは全く知らない人もいる。映画の「エクソシスト」が流行ったので、悪魔払いのことをエクソシストと言い、実際に神父がその任にあたることを知った人が多いはず、それでも映画の世界と誤解している人も多いだろう。本当にエクソシストと呼ばれる人がいて、有名な人の講義には、世界から多くの人がバチカンに集まる。昔で言う狐憑きをお祓いで取るのとは規模が違うようだ。エクソシストの出番を見ることは殆ど無いけれど、キリスト教系の力を使った治療院などは近くにある。今はあるかどうか知らないが、神戸でも体に悪いところがあると、そこに行って背中をさすって貰って治すのだ。金額もご奉仕のためかめちゃくちゃ安かったので、多くの人が訪れると聞いていた。そんな力というものは、実際存在する。といっても、これは人の判断だけれど。この作品は、そんな悪魔学から構想を得て作られている。原作はアメコミのようだ。受胎告知した大天使ガブリエルの名前などが使われているが、キリスト教への配慮かもしれないけれど、そのガブリエルとは違うガブリエルらしい。ルシファぐらいは、その名の通りの役柄になっていた。しかし、天使と悪魔を見つけるのには、一度死んでみなけりゃ分からないってのは、すごいなぁ~。
 それから、運命の槍(ロンギヌスの槍)は諸説があるようで、今現在ウィーンに展示されているのは、レプリカで、映画ではオーストリア併合時代に、ナチスの手に渡り、南米又は南極にあるとされている説をとっているようだ。聖遺物は欧米のお気に入り。インディ・ジョーンズ等で色々出ているので、使われていない聖遺物を探すのも、大変だろう(笑)。主人公の名前は、運命の槍を手に入れたことがあるコンタンティヌス帝から取ったのかもしれない。

 上記に色々書いたけれど、T1がキアヌの出ずっぱり、ファンがずっと目を追えるようになっていると言っていた。これはファン用の映画だから、何も知識無くて見たとしても、意味が分からなくてもいいのかもしれない(笑)。キアヌは何を着てもいいなぁと思わせる。そんな服装をしてみたいと思わせるのだ。マトリックスのコートがどれだけ欲しかったか(笑)。大阪のワイド番組でのキアヌのインタビューでは、あのスーツは漫画の主人公の着ているものそのままらしい。細いタイの黒のスーツ。対するガブリエルのおしゃれスーツの太めのタイは印象的だった。ガブリエルの役者さんは、ユニセックスの印象で天使に相応しい。昔よく天使の絵を描いていたのだが、映画でインスパイアされて思わず描きたくなった。彼女の着る衣装はどれも素敵だった。音楽と建物と衣装に今回興味を持った。
 作品的には、日本では受けないだろう。でも、私の好みだ。2を作ってくれないかなぁ~。

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