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May 03, 2005

バッド・エディケーション

 これは男の人が見に行くのはつらいかも・・・。夫婦連れのおじさんの生唾ごっくんが前の方の私まで聞こえてきたよぉ。気の毒というか、なんというか・・・。スペイン人は同性愛者が多いのか、性倒錯者がおおいのかとか思ってしまう。
 私の好きなアルモドバル監督の作品。不思議な映画だった。劇中劇の形を取り、尚かつ監督の自伝的作品と銘打つので、ラストの主人公達のその後を聞くと、実在に人物かと誤解してしまう。監督は、客席を主人公と共に不思議な感覚に誘い煙に巻いてしまうのだ。謎解きとしては不十分だったが、不思議さはあった。
 全編、男と男の話が綴られる。あまりにもリアルな演技に、本当に行為がされているのではと感じるぐらいだった。メキシコ人のガエル・ガルシア・ベルナルが女装姿を見せてくれるのだが、なんとも色っぽいので、単なる美青年俳優だけじゃないことが分かる。彼の姿をずっとカメラが追うので、全身嘗め回しているような感じを受けた。男×男の恋愛はよく分からないのだが、「男じらし」などと言われて、やはり不思議な感じ。トーク・トゥ・ハーの主人公もちょい役で出ているのだが、あの映画で献身的看護をする男とガルシアの女装姿サハラの友人役が同一人物とは思わなかった。そうそう、イグナシオの子役の歌声がとても素晴らしいのです。「コーラス」の彼と変わらないのではと思うのですが、もしかすると少年合唱団の歌声ってみんなあんなレベルなのかしら・・・。

公式ホームページ バッド・エディケーション

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Comments

>彼の姿をずっとカメラが追うので、全身嘗め回しているような感じを受けた。

趣味丸出し
ラテンのイケメン漁りアルモドバルがロックオン

ブリーフとか、笑いすぎて死ぬかと思いました。

でも、ストーリーテリングの巧みさは、世界最高峰だと思います。

Posted by: しん | May 20, 2005 at 01:30 AM

 面白い監督ですよね。お友達になりたい監督NO.1です。
 しんさんは、お友達になるなら、バックに気をつけないといけないですね(笑)。

Posted by: 海音 | May 20, 2005 at 07:31 AM

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ペドロ・アルモドバル・・・・。世界屈指の天才監督であり、ヒューマニストで愛の狩人で芸術家であり、そしてなんつっても世界有数の変態監督であり、エンターテイナーである。 「トーク・トゥ・ハー」は6:4で天才性が勝った。今作では4:6で変態性が勝った。結果すさまじいキワモノ映画になる寸前で、天才的なストーリーテリングがかろうじて歯止めをし、爆笑もできるエンターテインメントと化した!! ***********... [Read More]

Tracked on May 20, 2005 at 01:27 AM

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