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May 12, 2005

ガイアの夜明け 日本映画の逆襲

 詳しくは、HP
www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050510.html
を見て貰ったらいいんだけれど、映画情報に疎いので、面白かったよ。
 サム・ライミって私でも知っている有名なスパイダーマンの監督が、清水監督の映画のプロデューサーをしていて、日本のテレビカメラが入っているからお上手だったのかもしれないけれど、清水監督に「Mastar」と呼んで手を差し伸べた。映画産業では大人と子どもの違いがある日本人の監督に対して、そこまでしてくれているのは、彼の才能を認めているということ、ちゃんと向き合ってくれているっていうこと。中田監督のRING2といい、ハリウッドで活躍する監督がいること、またプロデューサーの一瀬隆重さんがハリウッドで活躍していることを取り上げていた。一瀬さんは元々、「帝都大戦」の監督をされた方だ。それ以後制作に力を入れていて、「夢見るように眠りたい」の制作や「リング」などのプロデューサーを務めた。カメラは大ヒットとなった「THE JUON/呪怨」の次回作を作る会議を撮しだした。制作会議がこんな風にされていて、脚本はこんな風になっていくのかと知った。制作と監督と脚本家があんな風にストーリーを考えて脚本を起こしていくんだね。知らなかった。もっと、脚本家の自由になるものかと思ったけれど、あそこまで監督の裁量を推し量って作っていくんだ。へぇ~。
 面白いのは、映画収入のバックが日本とアメリカでは違うこと。一瀬さん曰く、日本では売れたとしても制作サイドに入ってくるお金は5%足らず、に比べてアメリカでは40%が返ってくるのだ。やり方が違うとしても差が大きすぎる。日本映画が映画産業として成り立たないのはここにあると言っていた。本当に、イメージとして日本映画とアニメ制作者に金持ちがいるような気がしないもの(笑)。なんというか、こつこつやっているような印象。ビジネスとして成り立たないから、好きな人が無理してやっているって感が強い。あの大島渚監督さえ、なんとなく講演料で儲けていたのではと思っていたほどだ。事実は知らないけれど・・・。でも、これじゃあ、韓国のように外国の映画を規制するとかして、国策でもない限り、日本映画の進歩や映画産業の発展は先の話しだろう。題名のような逆襲もまだまだ始まったばかりである。それも一部なので逆襲?てなもんだ。しかし、映画産業が活発になると、ハリウッドのように売れる映画監督と売れない映画監督の差が激しくなり、次回作に挑戦が出来なくなるのもつらい話しだ。
 他の視点は、角川映画の海外進出を取り扱っている。「リング」から、海外のシェアに目を向け始めたらしい。それも、韓国・香港などのアジアでヒットしないとハリウッドは注目してくれない。また、日本だけではなく、海外を目指すと収益も違ってくるので、ハリウッド型の制作費をかけた作品を作ることが出来る。その考えで作り出されているのが「戦国自衛隊1549」や「妖怪大戦争」のような10億を超える制作費の映画なのだ。角川は、Dreamworksと提携し、また韓国の大手とも提携したようだ。これからの角川は面白いかもしれない。私は、「THE JUON/呪怨」が受けるのなら、金田一耕助シリーズなんて受けるんではないかと思うのだが、今日本がブームになっているときに、NYで一週間このシリーズを上映するってどうだろうなんて思っている。関係者じゃないから何でも書ける。例えば、「犬神家の一族」「獄門島」「八つ墓村」で、三島の「黒蜥蜴」何て持っていくのはどうだろう。
 あっ、そうか。この番組でも言っていたが、単なる感覚の違いだとも言えるのだが・・・。よく外国映画を見に行ったときに、笑いのレベルの低さにびっくりすることがある。というか、奥がないというか、深さがないというか、考えなくていいというか、映画産業で作られているから、万人に分かりやすくは当たり前と思うのだが、言わなくても分かる察しがつくような表現で唸らせるようなことは難しいと思うことがあるのだ。これは、一概には言えないけれど・・。だから、日本映画をそのまま持っていったとしても、深い表現は分かってもらえないのではないか、私が勝手に書いた映画も、素地が分からない以前に、理解不能なのではないかとか思ってしまう。まぁ、「踊る大捜査線」のように、日本版と海外版を作り替えりゃいいってことなんだろうけどね。でも、過去の作品はそんな訳にいかないから、残念だなぁ~。市川昆知って貰いたいよ。エヴァで名前の出し方をまねするぐらいなんだから(笑)。

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Comments

こんばんは、海音さん。
映画詳しそうですね。
私はハリウッドの作品はあまり好まないのですが、かといって日本の作品もあまり観ません。
日本映画も韓国のような取り組みをすれば、少しは活気づくのでしょうけど、無理でしょうね。
俳優さんにも強く魅かれる人がいないのもさびしいのですが。
横溝作品は確かに受けるかもしれませんね。
コドモなんかも強く魅かれるようですよ。
時々テレビドラマでリメイクされているのを観て、またないかなあ。。などと言ってます。

Posted by: kokoro | May 12, 2005 at 09:33 PM

kokoroさまコメント有り難うございます。
 びょんびょんさまのファンなら他に目がいかないでしょう(笑)。
 韓国映画は山ほど作られていますから、見る機会もいっそう増えそうですし、日本映画よりも韓国映画を見る人が増えるのではないでしょうか。
 横溝作品は、インパクトがあって良いかなぁって思うのです。キル・ビルなんかで日本映画カルチャーも注目されているし、でも難しいかな。例えば、きちがいじゃが仕方がないってのが分かってもらえないですものね。

Posted by: 海音 | May 12, 2005 at 11:29 PM

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