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June 11, 2005

自由の幻想

 題名通りの作品だった。ルイス・ブニュエルの作品。自由な発想の中で、繋がりはただ画面に出ていた人にバトンタッチをするだけ。落語的な感じにも見えた。そんな風に思うのは「タイドラ」のおかげかな。訳わかんねー状態でブラックユーモアで笑わせて貰ったりと変な映画だった。見ていて、これをどういう風に収拾するのだろうとずっと思っていた。最初に繋がるのかとか・・・、当ては外れた。フランスらしいエロな部分が出てくるがそれもブラックユーモアで納めている。最初の滑り台の下で子どもが滑るのを見ている大人の男っていう場面は、深く考えてしまった。大人の男が公園にいるだけで何かあるのではないかと思ってしまう自分が怖い。叔母甥の関係でのやりとりもベッドインまでの流れが観客がそうだろうと思うような進み方で、違う展開があるだろうと思っていたら、逆にそのまま行っているし、他の場面も、観客の意表をつくような出方なので、観客がそう思うだろうとブニュエルに読まれて作られているのが分かるから、これは観客がブラックユーモアを感じるのではなく、監督が観客で遊んでいるような映画だったのだ。見方によったら、くっだらない映画で終わるだろうが、そこまで考えている監督に振り回されていると分かると、思わず笑ってしまう面白さを感じるのだ。

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