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June 20, 2005

奇跡

 1955年にデンマークで作られた作品。ヴェネチア映画祭金獅子賞をとっている。
 ある一家の物語。敬虔な信仰者の父。信仰に冷めてしまった長男。神学の勉強のし過ぎでおかしくなってしまった次男。宗教の違いからお互いの親に結婚を反対されている三男。内容はすべて宗教の話である。キーパーソンになる次男はナザレのイエスとして振るまい、その姿を長男の子ども以外は誰も信じることがなかった。長男の嫁が子どもを出産する際に、子どもは死産に、妻も亡くなってしまう。日頃信仰のない長男はやはり神がないなかったと嘆くが、題名通り次男が「なぜ、神を信じることをしない。神がこちらに戻してくれると思わない」と言って奇跡が起きるという話だ。戦後から10年の作品で、このようなものが作られるのである。信仰心が厚ければこの奇跡に胸を熱くして語れただろうに。受け手によってかなり変わる映画だ。

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