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November 02, 2005

ダーティ・ハリー

 何十年かぶりにTVで見ました。子どもの頃だったからか、最後のシーンしか覚えていませんでした。もう映画としては、他にいくらでもインパクトや感動を与えてくれる作品があるでしょうが、この作品は映画のお手本のような気がします。
 カメラワークの引き具合が魅力的です。当たり前ですが、最初のシーンと同じようにロング(カメラの用語を知りません(T_T))で、主人公が小さくなります。まるで、犯人の最初の犯罪行為も、犯人の最後もどこに出るあるような日常を切り捨てたような印象を与えるオープニングとエンディングでした。
 クリント・イーストウッドの若いこと!ハリウッドで君臨しておられる俳優兼監督さんですが、何となくインパクトが弱い。前にスティーブ・マックイーンという人が走っていたから、どうしても同じような役柄になりそうな俳優さんなので、あまり目立たない印象を受ける。この作品で、寡黙で拳銃ぶっ放す役という抑えた印象が逆効果になる役を選んで、成功しているように感じる。といっても、クリント・イーストウッドのことはよく知らないので、間違っていたら申し訳ない。昔よりも、皺を刻んだ「ミリオン・ダラー・ベイビー」の方がよほど、コクがあるような俳優の印象を受ける。また見事に出さない演技がものを言っていた。
 性格異常者による犯罪の凄い物を見せられているのに、今日の事件のように、TVや映画や小説のような世界を日常に見せられ続けていると、全然インパクトがない。人間は恐ろしい。いくらでも、誰もやったことがないことや、二度とやってはいけないことをしでかす。
 人間の心に追いつかないから、ダーティハリーのシリーズは、ハリーにどんどんダーティーを重ねていったんでしょうね。

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