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May 04, 2006

寝ずの番

 俳優の津川雅彦さんが、マキノ雅彦として初監督した作品。原作は、中島らもさんの短編小説。
 100年に1人の逸材と言われた上方落語界の重鎮の死亡から、葬式までの間を面白おかしく語り合うおはなし。上方で落語会でという事で、罰当たりな話なのだろうが、ウィットに富んでいて、大人のエンターテイメントである。今日は、うちのおばばさまを連れて映画館に出かけたのだが、おばばさまと同じような年齢の方々が大勢見に来られていた。そー言う人達の思っているのとは、ちょっと違う出来映えではないかと思うのだが、見て損はないので、大人を謳歌している方々は見に行かれることをお勧めする。神戸では、今週金曜日までなので、GWに時間のある方は楽しまれるのがいいだろう。
 観賞後、お茶屋さんで味わったような和の癒しを感じた。話の内容は、大人じゃないとくすっと笑えないような話が満載で、若い人は楽しめないのではないかと思ったりする。そうです、大人のエロチシズムがちょこちょこ顔を見せてくれるのです。
 やはり、男性には色っぽいことが老いて死ぬ間際までつきまとい、女性は老いても恋心を忘れていないんだなぁとなんか変に納得してしまいました。おかみさんの「私の気持ちは、トタンの屋根よぉ~」と言うのがいいですねぇ~。
 ろうそくを絶やさないように、寝ずの番をする。その間に、死人の想い出を面白おかしく、またちょっと涙を流して思い出す。意外と知らないことがたくさんあって、どんな話でも楽しかった想い出に変わる。弟子の一人が、自分の葬式に出てこんな話が聞けないのが残念と言っていましたが、私は自分にそんな寝ずの番が出来るのかが心配です。(笑)

HP

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