« 神戸の美味しい店その9 | Main | デスノート 前編 »

July 03, 2006

デスノート 前編

 漫画原作のドラマや映画が増えている近年。週刊少年ジャンプで連載の1500万部売り上げているデスノートが映画化された。私はこの作品の絵を担当している小畑健さんのファンで、お気に入りだったヒカルの碁の後の作品として購入をしたのが、手にしたきっかけである。現在は、新刊が出る度に購入はしているが、うずたかく積み上がった読んでいない小説や漫画達の中に埋まっているので、連載が終わっていることを初めて知った。友人にはまだ連載中だと嘘ばっかりこいてしまった。
 この作品、話題になっているときから、大人の面白い!と評判の作品で、主人公が高校生から大学生、社会人と変わっているので、読者の年齢層は高いだろう。
 漫画原作を知っているものからしたら、この映画、参った!って評価が当たっている。漫画原作などはビジュアル的にファンのイメージが固定されているために、原作のイメージを追求するか、全く違うオリジナルを目指すしかないのだが、この作品前者のを選んだようで、原作に負けない演技とイメージを壊さないというレベルで迎え撃ってきた。
 主人公夜神月(やがみらいと)役は、冷戦沈着な無口でエキセントリックではない優等生のために、高い演技力が要求されると思うのだが、それを原作とはちょっとイメージが異なるのだが、藤原竜也さんが、デスノートを持った人間として静かな変化をうまく演じている。そのライバルに原作から抜け出したような「男たちの大和」で活躍した松山ケンイチさんが出演し、メイクとはいえ完璧なLになって映画の中にいた。どんな役にもこの人誰だっけと思わせるような変貌ぶりを演技で表せる俳優さんはうまいと思っている。個性的なライバルLと冷静に向き合う主人公はどっちかというと主人公の方が不利な役なのに、そんなことを思い起こさせないほど、にくい演技だった。あと、ワタリ役の藤村俊二さんが漫画から飛び出したようなうまさで素晴らしかった。デュークの声もイメージしていた通りに私は感じた。しかし、鹿賀丈史さんは主人公の父親のイメージが湧かずちょっと残念。あと、後編から出てくるであろうミサミサも今は物足りない。
 心理戦の漫画であるが、映画は細かいものはかなぐり捨てて、分かりやすい心理戦になっているのがちょっと物足りない。まぁ、ここまで作っていたら大したものなのでしょう。
 そうそう、音楽の迫力が物足りなかった。なんかマリリン・マンソンぐらい入れてもらった方がよかったと思いました。
 監督は「ガメライリス覚醒」の金子さん。面白く作って下さって感謝です。10月の後編楽しみです。次回作は梅図かずおの「神の左手悪魔の右手」だそうです。

 早速後編の前売りを買いました。トートバックが付くようです。

公式 HP

|

« 神戸の美味しい店その9 | Main | デスノート 前編 »

「映画」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/10767028

Listed below are links to weblogs that reference デスノート 前編:

« 神戸の美味しい店その9 | Main | デスノート 前編 »