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July 17, 2006

ニューロンの回廊 -押井 守

 BS日テレの番組「ニューロンの回廊~潜在脳力の開拓者たち」に押井守監督が登場。
 この番組は、脳科学者の茂木健一郎さんが色んな先駆者の創造力などを脳科学と繋げていく番組で、毎回見ていないのだが、なかなか面白い番組だ。BS日テレは、この時間の後、「トラベリクス」や「さあ、日本を見よう」とか私の心をくすぐる番組が続く。忙しいのでそうそう見ることが出来ない。
 昨日は、疲れていて、動くことも出来ず、うとうとしながら、押井監督の話を聞く。

 面白かった話。

 全健忘だと、医者に言われたことがあると言うこと
  パネルディスカッション会場に行った記憶のあと、ホームいる自分。その間の自分に全く記憶が無く、パネルディスカッションは無事行われ、領収書も書いていたそうだ。自分の感情も何もないまま、物事が行えるようになっている。訓練(日常)の成果で知らないうちになんでも無意識でこなせるような働きになっている。無作為ってやつでしょうか?(笑)

 茂木さんが、神を見たり、霊魂を見たりする人は脳の頂部が働いていると言っておられた。そんなことがないですかとの問いに、押井監督は上記のようなことを言った。

 創造力は、過去の記憶を取り入れながら、違うものを表現すると言っていたが、私がうとうと気味だったので、ちと怪しいかも。その話を茂木さんが面白く聞いて、現在、創造力は海馬の上のところが働くので、海馬の記憶が影響している言っていました。そうか、詰め込んだ記憶の断片をバラバラにして新たな表現をしているのが押井監督だから、頭の中身がそのまま映像化されているって事なんだ。

 今現在犬との生活のために、熱海に居を構える押井監督。戦場の東京で生きていないため、「押井さんのアニメも終わった」と言われたりするのだが、押井監督にとって、自分と違うものに相対することで自分を確認しているために、熱海にいることが彼の進化だとも言えるのだ。他人を意識する。そうか、まだまだだなぁと私は思う。
 やはり、子を持つ親が凄いのは、自分以外の存在が大きくなることなんだろう。私には一生無いかもしれない。押井監督のように動物で自分を見つけることもないだろう。

 海外に行くとゴーストとはなにかとよく聞かれるらしい。スピリッツでもソウルでもない。
「八百万の神々」と答える押井監督。余計に分かってもらえないだろう(笑)。面白い人だなぁ~。

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「東京の川を考えるシンポ」で押井さんが登場。7月24日PM→20日FAX。以下に詳細。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kasen/kawajouhou/index.html

Posted by: 情報や | July 19, 2006 at 02:30 AM

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