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September 05, 2006

親密すぎるうちあけ話

世の中にたくさん男の人がいるとあなたは言ったけれど、
そんなにいないのよ・・・

 私の人生の楽しみの一人パトリス・ルコントの作品。今回は、同じ階にあるカウンセリングと間違えて税理士の事務所に訪れた人妻とパートナーと離れ孤独な何も変わらない日々を送る税理士との話である。
 間違いに気付いた後も彼女はこの事務所に訪れ自らのことを語っていく。聞いている男の心にはいつしか愛情が芽生え始める。表情も硬く寡黙な主人公の胸の内はなかなか見えてこない。ミステリーのような作品だった。
 税理士役の俳優は、他作品では饒舌で神経質な役どころが多い俳優さんらしいので、本国ではそのギャップに観客は楽しんだだろう。私もこの税理士は魅力的である。

 ルコント作品を見るとよく考えさせられる。「愛」に関する事柄をよく投げかけられるのだ。しかし、今回はそういう大人の愛や恋の難しいところは無かったのだが、気になることがあった。
 この映画は、別にエロティックなところは全然無いのだが、ある場面で主人公が悲しみ投げかける言葉がある。その中でサドやマゾやスカトロの言葉が出てくる。なんか普通に出てくるのだ。そんなに紆余曲折のないストーリーなのにええっΣ(・口・)って。そう言うことは普通なの?
 友人と別れてから、走馬燈のように過去の事が思い出され、一般的ではないけれどと告白の際に語られたり、つきあっても興味もないのにこういった行為をされていることに、普通ではないという頭がでんとあって・・・、もしかするとそう言った行為は進化した恋愛として一般的に認められないといけないことなのかもしれない。だから、拒否した姿を見せることは失礼だったのかもしれないのだなんて思ってしまった。
 そう言う形もあるのだろう。自分は範囲を作ってしまっているのだろう。
 って、なんでそう言うことが気になるのか、そう言うことも面白いなぁと思った。

公式HP

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Comments

僕は税理士なので、顧問先の人の見せたくない部分をよく見ますよ。
ホンと

Posted by: | September 09, 2006 at 07:16 PM

★税理士さま
 確かに内緒のナイショなお仕事ですね。
 文面では、顧問先の見せたくない部分はあまり見たくない部分のようですね。そういった秘密をたくさん知っているから、もうお腹いっぱいって事かな(笑)

Posted by: 海音 | September 13, 2006 at 10:14 PM

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