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October 31, 2006

欲望

水を含んだイチジクの実がこぼれ落ちそう・・・

 と、高校生の時の交通事故のために性的不能になってしまった同級生が、大人になってから、憧れていた女性の○器の形容をまだ好きだと告白していない主人公に話す場面での言葉。あぁ、女性作家の小説だなぁとしみじみ感じる。
 同性が見ることもないが好きな相手には見せることになる女性の隠れた部分を瑞々しい果物で形容する。もうすぐ封切りされる俵万智のTANKAの「水蜜桃の汁吸うごとく愛されて 前世も我は女と思う」という短歌を思いだした。この短歌は宣伝文句で使われているものだけれど、はじめて聞いたときには体の芯にぽっと来る言葉だなぁと感じました。上記のセリフでも、ハンサムな村上淳の口から出る言葉がいやらしくもなく、女の心を捕らえようとする。
 でも、実際男性がこんなこと言うかな。あぁ~、女性だから女性の事がよく分かっているのかもなぁと感じ入ってしまうのだ。
 マンガで「白鳥麗子でございます」と言うのがあったのだが、その中で愛する男性と事を起こす前に、どんなものだろうかとビデオを主人公は見ます。そこには、男性が好きなエロの世界が広がっているのですが、主人公は気持ちが悪いと言ってビデオを消します。
 で、迎えたその日、キスをして、綺麗なサテンのシーツが乱れて、外国製の高級な下着をまとい、赤いハイヒールが散乱して、男を抱きしめながら「良かったわ、あなた」
 「まだ、何もやってないだろうがΣ(゚Д゚;o)」
 ってのが、女性の希望する愛の挨拶の姿に近いかもと思ったのを思い出しました。
 この映画で描かれている性的な表現は女性的な美しさで描かれていて、主人公の板谷由夏の細くて美しい間接が一つ一つ分かる背骨の姿が、女が見ても美しい体だよなぁと、一緒に行ったYKが「細くなかったらやっぱりあんなシーンは綺麗じゃないよなぁ」と言うぐらいに見せつけられました。でも、男性が見て○ロティックになれるものではないんだろうなぁ。
 最後のおちは確かに効いていました。淡泊すぎる主人公の涙も効果がありました。

 YKはこの映画の感想を「あんなに好きな人を失っても結婚出来るんだ」と言うので、彼女の愛情観を聞けてこれはこれで面白い映画だった。どちらかというと、私は主人公と同じで次の恋が出来るだろう。面白いほど考えが違うYKと映画に行くのは新鮮だ。
 で、「あんなに骨がはっきり分かっていたら、抱いていて痛くないのだろうか」と、YKが聞いてきた。
 どうなんだろう???

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