« 彼に誉められた | Main | ディパーテッド -今のところ今年一押し(笑) »

February 03, 2007

マリー・アントワネット -女の子必見の映画だよ!

 最近、映画って何?感動って何?って考えるようになってしまいました。
 ヒューマンドラマにはそれなりのくるものがあったり、壮大な映画には吸い込まれるような迫力を感じたり、しかし、映画を見過ぎたからかもしれませんが、映画を見たからって、感動が必要だろうかと思うようになってしまいました。
 マリー・アントワネットについては、他国と違って、本国の次によく知っている国民が多いと自負しています。「ベルサイユのばら」影響は、今後も日本人の子々孫々にまで受け継がれていくことでしょう。
 ベルサイユのばらを池田理代子さんが描くきっかけになったツヴァイクのマリー・アントワネットは、子供っぽい楽しいことの好きなマリーが描かれていたようで、このような印象を漫画から受けた私達には、この映画のマリーはちょっと印象が変わって面白いものでした。
 実際、宮廷の逸話は書籍からでもよく知ることが出来ているために、映画で描かれているようなことは当たり前のように知っていました。何が知らなかったのかというと、彼女から見た姿を考えたことがなかったのです。
 幼いときに家族や愛する母から離され、突然最高位の女性になり、まわりからはオーストリア女とさげすまれ、また結婚後長い期間子供を得ることがなく・・・。そんな鬱憤を好きなことを見つけて解消していくなんて、誰でもすること。30代の女性監督が自分と同じ年代の女性の等身大の姿を描いた。それは新たなマリーに息吹を与えてくれたのです。マリーは女性らしい可愛らしい感性の持ち主で、映画の中の衣装や小物類、お菓子類はきっと時代を超えた物が多いと思いますが、表現に花を添えるには充分の小道具達です。彼女の悲しみの本質を飴細工で可愛くコーティングしています。
 最初は、キルスティン・ダンストの起用に否を唱えましたが、今考えると固定概念から外した本当の王族に嫁いだ女性を演じていたように感じます。マリーが愛した農家を模した村があるプチトリアノンで過ごす姿は本当のマリーであり、キルスティンでもあったからだ。
 この映画を見て一番感じたのは、皇族に嫁いだ雅子さまでしたの彼女の姿を思いやると、マリーのように開放された力を持っていないが為に辛い気持ちを余計に感じてしまった。この映画でそれを思う人は結構いるのではないだろうか。
 この映画は、ベルサイユ宮殿入りから彼女が民衆から逃げるために宮殿をあとにする姿までを描いています。どこで終わるのかも、重大な要素だったので、なかなかやりよるなぁ~です。
 この映画には感動はありません。一人の人生を大まかにカメラが追っただけのことです。だけれど、見る価値有りの映画って、ものは存在する物です。

 余談ですが、今年放映されたトリビアでベルサイユ宮殿の庭の形がミッキーマウスに似ていると言うのを取り上げていた。そんなことを聞きに来たのは、おたくらが初めてだと言われたらしい。

 今までに2度しか行ったことがない。それもプチトリアノンまで行っていない。ベルサイユ宮殿に行ってみたいなぁ~。あの映画の1番の成功は、あの場所で撮影出来たことだろう。

公式サイト

|

« 彼に誉められた | Main | ディパーテッド -今のところ今年一押し(笑) »

「映画」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/13767716

Listed below are links to weblogs that reference マリー・アントワネット -女の子必見の映画だよ!:

« 彼に誉められた | Main | ディパーテッド -今のところ今年一押し(笑) »