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April 12, 2007

ブラッド・ダイヤモンド -初めてディカプリオが素敵なのが分かった。短い時間で詰め込みすぎで勿体ない映画だ。

 以前、アメリカのHPに登録したとき、国籍が何でか知らないけれど、シエラレオネになってしまった。いくら何でも間違えすぎやろうと、そのサイトで登録情報を訂正する所を探したが無く、仕方なく管理者にその旨を伝えたが、返事もなくそのままの状態にしている。英語は全然ダメなので致し方ない。しかし、そんな接点でしかないシエラレオネが今回の舞台だ。 
 この映画を見終わって、「ナイロビの蜂」を思い出した。紛争地域を扱った映画のラストはリベラルな国の賢い聴衆達に受け入れられるシーンが「これでしあわせになりましたとさ。」ってな感じでだからだろうか。
 およそ20年程前に南アメリカ共和国のアパルトヘイトの現状を描いた「遠い夜明け」というデンゼル・ワシントンが出演した映画があった。アフリカの現状は、よく本屋で平積みに置いている世界紛争地図の表紙をめくったら、アフリカ大陸で場所こそ毎回違っているかもしれないけれど、たくさんの色が付けられている。最近だって、3/31にスーダンのダルフール地方のアラブ民兵がチャド住民を400人殺した とか、ソマリアでも3/31-4/1の間に1000人以上が殺害されたとか、シエラレオネのお隣リベリアなんかもよく名前を聞く。アラブの過激派や内部紛争や隣国への侵攻は現在形で続いている。でもって、それぞれの国が関係していたりもするが、それぞれ全然違う事情の問題なのだ。
 アフリカの話は、どの映画を見ても、違うものを描いている。まるで、白人支配が続いている方が平和だったんではと思わせるように色んな事が起こっている。
 このシエラレオネもその中の一つではあるのだが、映画の中で出てくる強制労働や少年兵、殺害、レイプ、食糧不足、難民問題はどの国でもされている同じようなことでもあるのだ。
 色んな内戦の映画を観てきたけれど、この映画は割と色んな現状をたくさん映しだしている。あり得ない程運良く助かった一家だったが、私や観客の良心がこれ以上の惨劇を観ることは出来なかったとも言える。ラスト救ってくれてホッとした。
 この映画は、余計なことを省いて、国の事情も割と理解しやすく進んでいき、詰め込めるものを思いっきり詰め込んだって感じなので、非常に勿体ない作りになっている。もっと、時間をかけて貰っても面白いものが出来上がっただろうから、DVDなんかでディレクターズカット版として長いものを入れてくれるといいのに。私は買わないから、それをBSで放映してくれるのを待つのに(笑)。何が物足りないかって、主人公アーチャーのヒーローになっていく姿が少なすぎるんだ。あれほどの少ない映像で魅力的な主人公になっているのだから、時間があればもっと主人公を魅力的に出来たのに、本当に残念だ。
 私はディカプリオを見て、今まで素敵だと思ったことがない。もちろん、彼の作品は半分以上は見ていると思う。見ていないのは、バスケットボール・ダイアリーズとビーチとセレブリティとギャング・オブ・ニューヨークだけじゃないかなぁ。割と見ている方なのだと思うのに、素敵な俳優さんだと思ったことはなかったんだが、今回初めて、めちゃくちゃ素敵やん!と、思ってしまった。もちろん、彼ではなく、主人公のアーチャーではあるのだが、それでも、彼が演じているから素敵なのだ。思わず、見終わった日に、彼のHPに行き、メッセージを送ってきました。
 アメリカの俳優達は慈善活動をよくしているが、彼のサイトも自然環境を扱ったものがあった。wikiで見ると、デビルマンとかヤッターマンが好きで、日本でグッズを大人買いして帰ったとか。何となく、これからは違う目で見てしまうことになる。カプリ島出身の子孫で、レオナルド・ダ・ヴィンチから名が取られたレオナルド・ディカプリオ。目が離せない(笑)
ブラッド・ダイヤモンド 公式サイト
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Tracked on April 13, 2007 at 02:37 AM

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