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May 14, 2007

バベル -私はだめやった・・・

 私と趣味が違う人なら、絶対に観に行くことをおすすめする!私の中には、この映画を分解する酵素は流れておらず、残念ながら消化出来なかった。

 菊池凛子のアカデミー助演賞のノミネートで一躍有名になったこの映画。ストーリーもよく見ることがあったので、どのような映画かを踏まえて観に行った。
 4組の家族の物語が色んな形に浮き彫りにされる映画で、遠い世界の中で繋がっていたものは、銃という現在を象徴した姿だったのだが、それはどうだってよくって、色んな国の家族の姿を描いたようだ。
 日本の役所広司と菊池の親子関係は、今の日本の現状をよく捉えている。東京ならどこにでもある姿だろう。菊池演じる娘はそれに加えて、全く音の聞こえない世界に一人残されている。たまに、音が消えて、私達には海やプールの中のような世界を思わす、無音の世界を彼女と一緒に味わう。今までの映画の中で、彼女の聞いている音を聞いているという趣向は初めて見た。改めて、音のない世界の違いを多く感じることが出来た。
 菊池の演技は、本当に体当たりで、目を奪われる。アメリカが興味を持ってもおかしくないパンチだ。彼女がノミネートされるのは当然だろう。
 映画の中に出てくる東京は、凄い姿だった。東京にいる人には当たり前の姿に映っただろうが、何かがおかしい万華鏡の中の世界のようだ。監督達が選んだのが分かる、時代や世界から逸脱した姿がそこにあった。
 他の国の人の目を通して、東京だけがおかしくなってきているのが分かった。

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Comments

まったく同感です。こういうのは大変悪いとは思いますが、私外国人の目から見れば、あの日本人の女子高生(菊池凛子さん)は一部の日本人の代表ではないかと思っております。なぜかというと日本の一部の人は体の障害が無くても、親の親切さの中で育てられてきても、心理には何か不満が沸いて続けています。そもそも日本は発展途上国ではないので、食べること、住むことに困る人があまりいないと思います。ちゃんと働いたら、たとえバイトでも良いので、ちゃんと生活できるでしょう。それにしてもたくさんの人は社会に対し不満が有、変な行為をしています。もちろん、私の国にも変な人がいますが、それはちゃんと働いても、金をもうけられなくて、生活できないので、窃盗や強盗などの行為をし始めました。いろいろ書きましたが、私の言いたいことは裕福な環境で育っている人たちはそのありがたさを知らせてもらいたいね。食べ物が無くて、寒さの中で忍ぶ人も世界にたくさんいます。だからその環境を大切にしないと!

Posted by: 秘密 | May 14, 2007 at 05:31 PM

★秘密様
 コメント有り難うございます。
 どちらの国の方か分かりませんが、色んな世界を見ることで、自分の国や住んでいるところとか、深く思いを馳せてしまいますね。
 本当に、自給率40%の国がこんなことをやっていてはいけません。ご指摘ごもっともです。
 映画を観て、日本の飽食を悲しまれたのですね。最近は、ワクチンなどの慈善事業のCMが姿を消して、まるで、そんな人達が減ったように感じてしまいがちですが、まだまだ、どんどん難民が増えている状態ですものね。
 日本は悲しいことに、自分の国のことをしか報道しませんし、自分の国しか関心がありません。それが、日本人や官僚が管理しやすい用になっていると言うことなんでしょうね。こんなことを書いていても仕方がないのですが・・・。

Posted by: 海音 | May 14, 2007 at 11:17 PM

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