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May 29, 2007

大脱走

Greatescape2_1 先日行われたさよなら阪急会館のトリを飾ったのは、この作品とローマの休日でした。子供の頃からのマックイーンのファンの私は、何にも考えずともこちらに足を向けてしまいました。オードリーも大好きです。しかし、マックイーンは永遠のヒーローなのです。本当に幼い頃から彼のファンで、大人になったら好みも変わるものかもしれないのに、変わらず大好きなので、きっと私の好みと言うことなんでしょう。と言っても、拳銃無宿までは見たことがありません。あくまでも、大脱走や荒野の七人が中心になっていると言うことです。

 この映画は、第二次世界大戦が終わりに近づいていた1944年にドイツ空軍の捕虜収容所で実際に行われた脱走劇をモデルに映画化されています。演出的なことを除いた以外は、ほぼ実際の通りになっています。映画では、アメリカ兵の独立記念日を祝う姿が捕虜生活に花を添えていますが、この脱走作戦は、ドイツ国内を捕虜が逃げまどうことで翻弄させると行ったものなので、実際には脱走のプロフェッショナルがわざと送り込まれて実行を行っており、地上最大の作戦であるD-DAYを念頭に行われたので、6月6日には脱出が行われているために、7月4日は祝えないと言うことだ。史実通り、この作戦はドイツ国内を混乱させる結果になり、その為に50名もの人間が死亡している。映画の通りにドイツから逃げることが出来たのは、たった3名だったのだ。この作戦以外でも、多くの人間が脱出した作戦はあるのだが、76名が脱出したこの作戦程大きな作戦はなかったのである。
 この作戦がドイツが及ぼした影響も大きかったのであろうと思う。これ以降、疑わしいものは、ゲシュタポや親衛隊に回されていったのであろう。
 この作品の監督は、荒野の七人を撮ったジョン・スタージェス。日本人の勲章という西部劇を作っていて、アカデミー賞にもノミネートをされているので、どんな作品か興味が沸いている。音楽は、あの壮大な荒野の七人と同じ作曲家エルマー・バーンスタインが作っている。
 この映画は、監督と作曲家が荒野の七人と同じだけではなく、役者の方も引き続いて監督の作品に出ている人が多い。スティーブ・マックイーンやマンダムのCMで有名になった男の中の男チャールズ・ブロンソンや、ジェームズ・コバーンもそうだ。76名も脱出するのだから、メインになっている人の数も多い。スボンにうまく砂を入れていたアシュレーは、この作品で人気が出たからかこの後ナポレオンソロになるデビット・マッカラムがしていたり、調達屋のジェームズ・ガーナーはロックフォード事件メモで人気を博す。ビッグXを演じているリチャード・アッテンボローは監督としても印象が私としては強い。遠い夜明けやガンジーなどの社会派監督として有名で、インドシナ地震の津波で親族がお亡くなりになっている。偽造屋で後に目が見えなくなるコリンを演じるドナルド・プレザンスは今回見たときにどこかで見たことがあるなぁと思ったら、刑事コロンボの作品の中でも1番とされる「別れのワイン」の犯人役をしていたひとだった。
 本当に今見たら、豪華メンバーの勢揃いと言ったところだが、当時この作品が人気を博したために、彼らは次々と主演作をもっていったということになるのだろう。
 この映画の中で、一番の見所は、マックイーン演じるヒルツ大尉のバイクの国境線越えだろう。本人は全部自分がすると言ったのだが、保険がそこまで払えないと言うことで、一部はスタントマンが演じている。
 もう一つの見所は、駅でゲシュタポに見つかったバートレットを救うために、乗客が伏せている中を逃げているアシュレーが銃殺されるところ、そして、芋で蒸留酒を造ってみんなに振る舞うシーンは、とても楽しいハリウッド映画でもあった。暗いのが怖かったダニー役のチャールズ・ブロンソンもめちゃくちゃ男っぽく、主役になれない面構えの男性だが、この後の快進撃はこれで掴んだも同然だっただろう。

 やっぱり、何度見てもよくできた映画だ。とても興奮してしまう。やっぱり、この映画は迫力を味わうために映画館で見ないといけないなぁ。映画館で見られて良かった。私は幸せ者だぁ~
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