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June 17, 2007

プレステージ -早めに種が分かり・・・、ちょっとあり得ないラストで、なんというか・・・。

pres・tige [prestí:] ━━ n. 威信, 名声; ((形容詞的)) =prestigious.

 ある心理テストに共鳴力を計る物があった。私はクールに生きたいつもりだが、意外に涙もろく、映画の中の人物に感情移入しやすいために、ホラー映画は観るのがつらい。これが、私の唯一の自然体のよいところでもある。もう一ついいか悪いか場合によるのだが、先読みしすぎる所がある。仕事の上では、今までどんな突然の出来事でも2手3手・・・5手まで考えてしまう性分なので失敗が少なかったが、考えすぎてダメな場合も多々ある。この二つの能力が足されるとあまりにもつらい事が多いのだ。映画やドラマの主人公は、必然的に動いているために先が読めてしまって映画の楽しさを半減させていたり、苦難を前にして無防備な主人公のその後を考えてつらい思いをし、居たたまれなくなってしまう。この映画は、そういった悲しい予感を否が応でも多く与えられてしまうのだ。この映画を観ながら、あー私って不幸な映画や危険が伴う物は本当は苦手だったんだと感じてしまった。映画だからと無理に観ていたんだと思う。友人Aが行きたいと言ったので、私一人では観に行かない映画だなぁと思って、誘って貰って有り難かったのだが、上記の二つのアイテムが揃っていたから、見に行くのが何となくイヤだった。割とこの映画を意識していたんだ。

 さて、自分語りが長くなってしまったのだが、この映画、男たちの争いが憐れであり、救いのないドラマに終わっている。映画の最初にラストを喋らないで下さいと監督のメッセージを出している。監督はクリストファー・ノーランメメントという注目作品を作ってから大作依頼が相次いでいる。メメントは本当に謎がたくさんで面白かった。この映画よりも、メメントをおすすめしたいぐらいだ。
 映画には何か欠けているようだった。何だろうと思ったら、織り込まれた愛情が今ひとつ見えてこなかったのだ。色んな愛情がキーポイントになっている映画なのに、愛情を感じられないので深みを感じられなかったのだと思う。あと、実在の人物テスラやエジソンが出てきて、こーなっていくかぁってところはちょっと、Σ(゚Д゚;o)でした。ストーリー展開は、過去と現在と手帳によって行き来しているけれど、うまく話をもっていってくれているので、興奮度は上がっていくような演出だったんだけれど、おちがなぁ・・・・。私は、マジックを描いているからこそもうちょっと現実味があるラストが欲しかった。

David_bowie_04 テスラの役で麗しのデビッド・ボウイが出ているとは知らなかった。あまりの変わりようで、エンドロールを観てぎょぎょっとしたのだが、目で分かったという友人Aはえらい!なかなか、雰囲気のいいおじさんになっているのだが、ぜーんぜん面影がない役作りでちょっとがっくりでした。この俳優達の中で一番光っていたのは、マイケル・ケインおじさんだ。いい味を出している。

 あんまり、奇術には興味がない。種があるのが分かっているものには興味がないのだ。危険が伴うような物はもっと嫌いだ。危険が伴うようなマジックで失敗例をあげているサイトなんかがあったりするのだが、×××。手元でトランプだけで煙に巻いてしまうマジックが一番好きかもしれない。でも、種がない不思議なことには弱いんだよなぁ~。

 ニコラ・テスラは私でも知っている有名な発明家だ。この映画では、エジソンとの確執まで描かれている。なかなか、ユニークな言動をしていたようで、エジソンと並ぶぐらいの人だったけれど、マニア好みのうさんくさい人とも思われていたようです。美男子でもあったので、デビッド・ボウイの起用になったのかな?
 以前、白装束で話題になったパナ○ェーブ研究所とかオ○ム騒ぎの時にスカラー波が話題になったのですが、これはテスラ波を元に作られたものなので、テスラがうさんくさいイメージになってしまったんだと思います。荒木飛呂彦さんが描かれた変人偏屈列伝という作品にも彼が出てきます。
 ところで、この映画に出てくる瞬間移動というマジック。テレポテーションや加速装置、ワープ航法、蠅男の恐怖など今までSFの世界で何度も出てくるアイテムであります。
 アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスと言うのがありまして、個体の瞬間移動はまだまだ夢の世界ですが、量子の移動はこのパラドックスが基礎となって、理論を展開しているようです。

プレステージ 公式サイト
マリックさんの簡単なマジックの種明かし
HPで総額50万円プレゼントのHP鍵探しが行われています。
発明超人ニコラ・テスラ

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