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June 06, 2007

大日本人  -なぜ、カンヌが・・・。

 松本人志という人物がまだ私には分かっていない。
 ダウンタウンのトーク番組は見るが、コントなどをしているようなバラエティは殆ど見たことがないからかもしれない。そのため、トーク番組での先を見越したような発言や異世界を繋げたような独特のもって行き方に、彼の非凡な才能を感じることが出来るのだが、その為にこのような彼の作品に対して、自分はついて行っているのだろうかとも思ってしまうのだ。私だけではなく、多くの観客が考えたことだろう。まっちゃんの作品故に期待し、見終えた後の自分の評価は、一緒に観に行った友人と同意見であっても、映画サイトの評価が同じような感じであっても、自分の評価は「遅れているのではないか」と。
 そうなのだ。ストーリーも説明するのも難しい映画だが、率直な感想は、もう二度と映画は撮らないんではないかと、よしもとも今回限りだろうと思ったのだ。
 しかし、自分のこの評価は果たしてこの映画に相応しい評価なのだろうか?感想を述べている人が良く「社会風刺」とか言っているが、大して感じられるものではないと思っていたのが、自分は分かっていないのではないかと思うのだ。それは、彼がこれまで見せてきてくれた姿が、「そこまでしか読めんか」と言っているようにも感じてしまうのだ。こんな彼の姿を知らないカンヌでの評価は、一体どんなだったんだろう。ウディ・アレンの映画で、「フランスがあって良かった」ってセリフのようになっていると、自分に対する評価も今以上に下げないと行けないかもしれない(笑)。
 テイトロワさんの音楽は良かった。撮影も画面構成もとても面白かった。神木君も、竹内さんもよくやったと思う(笑)。
 映画館で、笑いの渦が起こることはなかった。笑おうと身構えていたのがあって、その為に笑ったことが何カ所かあった。観客の中に、気持ち悪い笑い方をする女性の集団があって、ずっとけらけら笑っているのが、気持ち悪かった。あれで、ドン引きしていたのかもしれない。最初のカメラの手ぶれがちょっと気持ち悪かった。長い導入部で眠たくなった。エレベーターの中で、寝ていたという話をする人がいたので、眠っていた人が多そうだ。
 確かに、映画としては、初めて観る映画だ。B級映画ではない。次回彼が監督の作品を撮ったとしても、愛があるので観に行くが、友人はもう誘わないだろう。

大日本人 公式サイト

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【個人的評価 ■■■□□□】(6段階評価 ■□□□□□:最悪、■■■■■■:最高) 松本人志が好きだろうが嫌いだろうが、あの狂った様に長いだけで何の工夫もないインタビューは絶対につまらないので二度とやらないでほしい。 彼のレギュラー番組なら、確実にカットされているだろう。 「映画でしかできないことをしなければ意味がない」・・・というようなことを言っていた松本監督であるが、なるほど、「つまらなくてもカットしない」・・・は映画ならではだ。... [Read More]

Tracked on June 20, 2007 at 09:27 PM

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