アフリカのこと 中編 その2
コートジボワールからペナンの北側にあるブルキナファソ(首都ワガドォグー)は、11世紀に成立したワガドグ王国が19世紀まで存在したのだが、第1次世界大戦のアフリカ分割のために、フランス保護下に入り、周辺国と一緒に植民地になった。やがて自治国としてオートボルタ共和国として独立。フランスの共同体から離れてからは数度のクーデターを経験し、ブルキナファソとなる。主に粟の生産が中心で、金鉱の採掘も続いている。トルシエ監督が1998年に監督に就き、アフリカネイションズカップにて4位になっている。
ペナンの東、ニジェールの南にあるのが、ナイジェリア連邦共和国(首都アブジャ)。紀元前5世紀から2世紀に、ノク文化が繁栄、9世紀頃青銅器製品に飾られた王墓が、10世紀から15世紀はイフェ王国が樹立。その国で作られた芸術が19世紀にヨーロッパに紹介された。14世紀から18世紀にかけて南部にペニン王国が誕生する。19世紀末に英国に滅ぼされ、第二次世界大戦後に独立。4地域の連邦国として大統領制が敷かれた。軍のクーデターにより、12の地方再生が行われたおり、東部の有力部族が独立。その為、内戦状態に入った。結局は、独立はかなわなかったが、36州の連邦国家となり、汚職や腐敗で国政は不安定な状態が続いている。
トロピカルフルーツの農業国であったが、石油産出でカカオ以外は廃れてしまい、石油もブーム時の債務が重なり、経済は低迷。高度な教育を施されているのだが、その彼らは失業状態にある。詐欺犯罪や暴力犯罪も多く、ナイジェリアからの手紙などの事件が有名である。
ナイジェリアの東にあるカメルーン共和国(首都ヤウンデ)。15世紀に初めて訪れたポルトガル人が、この地に海老が多いと言うことで、カマラウン(camarão)からこの国の名前になった。カメルーンの歴史は古く、8000年前の遺跡が存在する。19世紀にイスラム系王国の支配下におかれるが、ドイツの保護領になる。第一次世界大戦後は、西と東に分かれ、英国とフランスの委任統治領となり、第二次世界大戦後は、東が自治国として独立する。西の英国領は、北部南部とで住民投票をした結果、北部はナイジェリアに合併し、南部は東で作られたカメルーンの連邦に加わる。その後連邦制は解かれ、今の形になる。言葉の問題で、西の北部はナイジェリアに加わったのかな。農業生産は主に、綿花やカカオ、木材である。フランス、ドイツに続いて日本への輸出も多い。農業国であったが、農業人口が1990年に74%あったのが、2000年には42%に減少している。工業化が進んでおり、サハラ以南では経済的に安定した国とされている。サッカーで日本では有名になった。
バカ・ピグミーが多く住む国でもある。身長は150cm-155cmで、農耕にも従事することが増えているが、主に狩猟で生活をしている。カメルーンは彼らを保護しようとしているが、大部分は従っていない。
中央アフリカ共和国(首都バンギ)は、フランス領赤道アフリカから独立。大統領が敷かれるが、軍事クーデターにより独裁が始まり、ボカサ大統領は帝政を敷き自ら皇帝となるが、1979年に皇帝が外遊中、クーデターが起こり、フランスが介入して、共和制に復活した。農業が主な生産で、ダイヤなどの鉱物資源もあるのだが、度重なる政変で経済的に打撃を受けている。
日本のODAは、内乱が続いたこの国が平和になるために、昨年度に小武器の回収と、コミュニケーションスペースの開発促進を行っている。ところで、ODAの中身って、政治家の政務調査費よりはちゃんとしていて、みられるものなんですかねぇ。75%の人が日本の経済が厳しいのにそんなことをしている余裕があるのかと返答しているアンケートを見ると、そこまで思われている以上きっちりされているんだろうと思いたい。外務省のODA予算は情報公開されているのだが、国やプロジェクト毎にまでは及んでいないようだ。ここまで、簡単に私でも見られるようになっているのだから、もっと細かく情報を流してくれたら、真偽の確かめようもあるにと思う。公開するのにそこまでの手間はいらないだろう。セキュリティだけ気をつければ、今なら簡単にWebとして保存したらいいし、各国毎にODAの予算や貸借や損益の計算書も作られているんだろうから。公開すると言うことで、嘘は書けないでしょう。株式総会前に貸借対照表を新聞掲載するように、税金で賄っている物はすべて公開してもいいんじゃないかと思うのだ。
ギニア湾にある火山島サントメ島とプリンシベ島からなるサントメ・プリンシベ民主共和国(首都サントメ)は、15世紀にポルトガル人が上陸するまで無人島であった。ユダヤ系住民の流刑地と共に、奴隷売買の中継地とも鳴り、ポルトガルの植民地となった。サトウキビ畑やカカオなどの生産のために、奴隷制度廃止後もアフリカから連れてこられ強制労働をさせられていた。その為、労働者達の独立運動も活発になり、解放委員会などが出来て独立。社会民主党などが政権を取ったりしていたが、2003年に軍事クーデターが発生したが、1週間で拘留されていた大統領らは復権し、クーデターは失敗に終わった。ここは、ギニア湾に接していることから、油田開発が有望視されていて、アメリカや中国の会社らが入札で油田開発に着手している。
他に書くことがあってなかなか、ここにたどり着かなくなってきている。とりあえずこれで送り出しておこう。
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