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July 18, 2007

王家の紋章 30周年

Ouke_1 王家の紋章って知っています?
 プリンセスという雑誌に1976年10月から連載されている歴史恋愛漫画なんです。私じゃなくても、一度は自分より年上の人から面白いよと言われて手にしたことがあるという人が多いはず。私の場合は、イブの息子たちというのが連載されていたプリンセスを買って、初めて知ることになりました。小学生の私は漫画のことをあまり知らずに、単行本も小説だと思っていたのであまり知らなかったのですが、おばばさまはこっそり王家の紋章の漫画を買って、押し入れの奥に隠していました。こっそり見つけて読んだらとっても面白くって、見つかったおばばさまは「もういらん!」っていうので、続きを購入していました。でも、学生時代は10何巻ぐらいで冷めてしまって、続きを購入するのを辞めてしまったのですが、何年か前に友人T1から文庫本になった王家を貸して貰って読んだら再燃。大人買いで、単行本の方を全部揃えてしまいました。
 今では、1年に1度発売される単行本を楽しみにしています。エジプトに行く前に再燃したので、旅行は2倍楽しめました。

 王家の紋章の面白さの1番目は、歴史の壮大な所です。主人公は、タイムスリップでエジプトの繁栄していた紀元前の時代に行ってしまいます。彼女の美貌と金髪碧い目白い肌、そして現在の知識と、歴史好きエジプト好き、現在の人権感覚、アメリカ人で大富豪の娘という生活環境が幸いして、エジプトの王の后にまで上り詰めます。その間、その周辺国との絡みがたくさん出てくるので、古代のことをあまり知らない私でも今までに聞きかじった言葉がたくさん入れられてストーリー展開していくので、時代考証は何とも言えないですが、とても面白く読んでいけるのです。それに、建物や服装、小物まで徹底して描いているところも、見ている者が入り込める原因だと思います。
 第二に、思いっきり純情な恋愛劇で、主人公に恋いこがれるヒッタイトの王子といい、気恥ずかしくなる程です。
 一番いいというか号泣した話は、結婚後、リビアの王女がエジプトの王に近づき第二后を狙っているのをリビアに肩入れしていた神官が、策略をし、主人公が王とリビアの王女が一夜を共にしてしまったと誤解して、川に身を投げるシーンです。今の感覚ではあり得ない話かも知れませんが、これを読むと、私もするよな!なんて、思いっきり思ってしまいます。人が好きになるということがどんなことなのか純粋に感じられる作品だと思います。

 一つの漫画が30周年っていうのは、新聞漫画やゴルゴ13ぐらいしか浮かびません。この本に続く少女漫画は、1978年から連載のパタリロぐらいかも知れません。連載時に生まれた子もええ年になっています。読者層は、小学生からご年配まで。よく行く本屋でリサーチしたら、50代の客が多いと言っていました。さすがにどの年代からも愛されるというのはこの作品ぐらいではないかと思われます。

 この作品のようにタイプスリップする話はたくさんあるのですが、良く比べられるのが、天は赤い河のほとりという作品。
 これは、主人公が日本の高校生で運動神経は抜群だけれど、歴史は全然興味がないから、ここどこーって状態で話が進んでいく。王家の主人公キャロルは美貌や優しい性格で人に守って貰っていたりするのだが、こちらの方が自分が守りに行くような人物で、場所もヒッタイトを描いています。時代考証もうまく取り入れていて、王家と同じで歴史好きにはとても面白い作品です。

 王家のファンの皆さんのことを王族の皆さんと言ったりされてされています。私も、王族の一人ですが、メンフィス派、イズミル派に分かれるファン心理ですが、私はどちらにも興味が無くって、元々は好きだったんですが、大人になってしまったんでしょうね(笑)、いえ、おやじになってしまったんでしょう(笑)

 30周年を記念して、ファンブックまで出ています。今でも、プリンセスの看板漫画です。私が死ぬまで連載が終わらないことを祈っています。

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