« ペイントだけで神業!! | Main | 地震で本当に必要だと思ったもの・こと »

July 23, 2007

第一容疑者 姿なき犯人

 ヘレン・ミレンが主役で、英国警察のテニスン警視を演じる第一容疑者 姿なき犯人を観る。
 最近、NHKのBSで放映していたので録画したのを観たのだが、これは拾い物だった。

 初めて知ったのだが、イギリスのクライムサスペンスシリーズとして有名な作品で、主人公のジェーン・テニスンがどのようにして犯人を見つけて落としていくかが毎回見せ所のシリーズらしい。
 私が観た姿なき犯人という作品は、前回から7年ぶりの作品だったようで、DVDで8本でている。

 興味を持って見られる方が出るかも知れないから詳しくは書かないが・・・。
 50代半ばで、第一線から退くように言われる主人公は、反骨精神で部下の事件を奪ってまで前線で頑張っていこうとする。その事件は、リンチによる若い女性の殺人事件で、過去にも同じたばこの火を足に多数受けた傷がある。そこから、ヨーロッパの歴史の闇が解き明かされていこうとする話なのだが、
 この映画を通して考えさせられるのは、私が昔一人旅したイギリスとは大分変わっていることだった。東ヨーロッパや紛争地域からの多くの移民や難民でひしめくロンドンをベースに、ヨーロッパとして一つの固まりであったり、それぞれが近いことを感じる。
 この主人公の正義感のセリフが普通のように語られているのに、本当の理想や正義であったりするので、自分がどんなに薄汚れて濁った心になっているのかを考えさせられた。
 事件に圧力がかかったときに、老人ホームで暮らす父親に、迷いを話すと、

 おまえは12歳まで天使のようだった。しかし、大きくなると、これはどうしてこうなるの、なんでなのと問いただしてきたんだよ。しかし、その姿がワシにはまぶしかったんだ。

 と言うセリフで、本来の自分を取り戻していくところが、この作品で社会や歴史や大きな公共的な物を表している中で、本来の姿を、正しい物を見せて貰ったような気がするのだ。

 NHKで全作品を放映してくれないかなぁ。これは、おすすめです!

|

« ペイントだけで神業!! | Main | 地震で本当に必要だと思ったもの・こと »

「テレビ」カテゴリの記事

「NHK」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/15859619

Listed below are links to weblogs that reference 第一容疑者 姿なき犯人:

« ペイントだけで神業!! | Main | 地震で本当に必要だと思ったもの・こと »