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August 12, 2007

レミーのおいしいレストラン

 原題は、ラタトゥユといいます。この料理名が話の重要な鍵になるのですが、日本人にラタトゥユと言ったところで、この映画に来る人は少ないでしょう。よく作るイタリア料理のカポナータと同じものなので、ラタトゥユも好きです。なすやパプリカ、ズッキーニ、トマトなどを入れた野菜の蒸し煮みたいなものです。トマトの酸味とオリーブ油のまろやかさで野菜の味が柔らかく出てきます。本当にお母さんの料理と言えるでしょう。もし行かれる人でラタトゥユが何か知らない人は、一度作ってみたりフランス料理店で食べてみてから行かれるのをおすすめします。
 と、言うのも大人の目から見たら子供のアニメだと思っているこの映画は、意外に子供では楽しめない奥深いものがあるのです。友人YKとその甥と姪の4人でこの映画を観たのですが、小さい甥はよく分からなかったようで、小五の姪は私に質問を色々してきたので詳しく教えました。何を聞いてきたか?
「星ってなに?」
 そう、これを知らない時点でこの映画がよく分からないのである。星というのは、タイヤメーカーのミシュラン社が車によく乗って貰うために作った旅行冊子が始まりで、美味しい店やサービスのよいホテルにランクをつけるために星の数を与えることにしたのが、五つ星とかの始まりで、星が多い程よい店の証拠になるのだけれど、たくさん星があるのから、一つでも星を減らすと、お店の信用を失いその店が潰れてしまったり、料理長が亡くなったりしてしまうぐらい重要なものになっているんだよ、と説明した。

 ネズミが料理を作るというあり得ない話だけれど、動きが凄くよく出来ている。小さな指から放たれるスパイスや味の見方。動きの美しさに見ほれてしまう程だ。アメリカ映画でフランスの格式を笑うようなシニカルなものが含まれているかも知れないけれど、そういうことも全然感じることなく、テンポよく話が進み面白く見られた。美味しいものへのこだわりが全面に溢れていて、作っている料理の数々を食べてみたくなるような映画だった。 

レミーのおいしいレストラン 公式サイト
ゲームで遊んじゃった

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