パーフェクト・ストレンジャー -あ~悔しい最後の方でやっと犯人が分かるなんて!!!
とうとう、私の頭も老いてきたのか、ラスト近くなって、話に引き込まれていた私は、やっと犯人の目星をつけた。遅い遅すぎる。最初からあれもこれも違うし、あの過去の映像が断面的で、本来の時間の流れに引き込まれ、深くそのことを思いめぐらさなかった。あー私のおばかぁ。
で、ストーリー展開が面白過ぎで引き込まれたのかというと、映画的にはいまいちで終わったのだ。もう、あれだけ、面白い話なのにこんな映画になるかなぁ。この映画は監督から替えないとダメって映画になった。
よかったのは、主人公のハル・ベリーの姿が素晴らしかったこと。男性の観客は、主人公に恋するマイルズやブルース・ウィリス演じるハリソンのように彼女の体を嘗め回すように観たに違いない。この映画の40%は彼女を観るだけで価値がある。私が引き込まれたのは彼女のBODYもそうだが、ストーカーのように主人公を愛する職場の同僚で友人のマイルズの姿だ。
はっきり言って、私は私のことに興味を持つ人はあんまり好きではない。興味を持って接してきても、そこまで出さない人の方に興味を持つだろう。主人公も関心を持っているマイルズをうまく利用し、しかしキス一つすらさせないという酷い仕打ちをしている。それを見ると、片思い側の気持ちになって彼の味方に付いてしまう。彼の異様なストーカー行為も許せてしまうのだから、人間の感情は不思議なものだ。
マイルズを演じていたジョバンニ・リビシに好感を持ったのだが、どこかで観たことがあると思ったら、ロスト・イン・トランスレーションで主人公の夫役をしていた人だった。私の好みではないと思っているが、大好きなロバート・カーライルに似ているとも言えるので、それで彼が演じるマイルズに味方してしまったのかなぁ。
あんまりいい映画ではなかったけれど、あなたはこの謎がどれぐらいで解ける?さすがに宣伝文句のラスト7分以上前には解けたけれど、ちょっと悲しくなるような情けない自分を思い知りました。
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