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November 04, 2007

LOVE MY LIFE -少女マンガがそのまま映画になった感じだね。

 新開地映画祭の2日目最終で上映していた作品。漫画が原作なので、漫画らしいところがたくさん出てくる。でも、女性から観たマイノリティの姿が新鮮に映っているので、そういったことを考えるための青少年の教材にはとても良い映画だと思う。
 主人公は、大学に通う女の子。3日居続けるぐらいの恋人が出来たのだが、相手は同性である。主人公の父は翻訳家でリベラルな考え方を持ち合わせた人物で、主人公は恋人を父親に紹介する。その後、主人公にとっては衝撃的な出来事が続く。実は亡くなったお母さんとは内緒にすることを約束していたんだが・・・・と、父も母も同性愛者であることを告白し、今つきあっている相手がいることを告げられる。その後、父の若い恋人から、会いたいと言われ、主人公は会いに行った。
 複雑な恋愛が絡んだストーリーであるが、気付かされるのは、何でもない恋愛話だと言うこと。マスコミが面白がって作り上げた同性愛のイメージが色濃く行き渡っているが、実際は何でもない恋の物語なのだ。少女マンガの世界のこの映画が、実は一番真理を得ているのかもしれない。

 実際、セックスマイノリティは、TVや小説や漫画の出来事でしか接したことがない。この映画の中のように、カミングアウトした後にどれだけのバッシングを受けるかは予想だに出来るので、彼らが自分たちの気持ちを自由に且つ幸せに語り合える世界はまだなかなかやってこないからだ。こんな風に書きながらも、同性が好きかと言われたら、あわてて否定してしまうだろう。だから、同性であろうとも恋愛は誰でもあると言うことを浸透させるのはなかなか難しいことなのである。
 この映画では、性別関係なく、人をいとおしむ心が描かれている。自分に今そんな風に思える相手がいないから、羨ましく観てしまうのかもしれない。

 主人公の父親に作家の石田衣良が好演。本人そのものの語りなのだが、なかなか味があっていいのだ。今後の出演に期待したい。

LOVE MY LIFE 公式サイト

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