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February 11, 2008

陰日向に咲く -久しぶりに嗚咽

 おばばさまことうちの母親に誘われて観に行ってきました。映画前に行ったのにもかかわらず、仕事で寒いところにいるのでトイレに近くなり、主人公と弁護士が階段で喋っているところでトイレに走った。きっと、3分は観られていない。なぜ、こんな話を書くか、後でこのはなしはしよう。

 これで今年は映画館で7本目。その中でも、今のところ私の中で2位になった。

 ここから、ネタばれになるので観に行かれる方は控えてもらった方がいい。
 
 たくさんの複線が交錯しているが、劇中何となく彼らの関係性は分かってくる。それでも、彼らに救いはあるのかと言ったらなかなか見いだせないで観ていた。複雑な親子関係や人間関係は、糸口が見つかれば早くに解れただろうが、それがなかなか出来ないから人は色々悩んでいる。ダメ人間の主人公は、パチンコというギャンブルに逃げることで考えないようにしていた。誰にでもあることだが、400万もサラ金に借りて、社内でも50万を借りている。そんな情けない男は、求めることがちゃんと与えたかった愛情の行き場だった。本当は分かっていたのに、それをすることが億劫になる。誰でも終わってしまってから後悔してしまうものだ。主人公の母や家族への愛情を他人と接することで、表現できるのは今の世の中の象徴のような気がする。
 緒川たまき演じるストリッパーから健一に宛てた手紙は号泣ものだった。このような一人一人の思いに誰かが答えていけばいいのにと思う。寂しい人達はたくさんいる。しかし、寂しさを知る人が多い分、きっと、その人達に何かしらの気持ちや優しさを伝えることが出来るのだろう。悲しい時代は優しい時代でもあるのだ。

 岡田准一はダメ男をうまく演じている。この人は、若くてハンサムなのに、なんていい感じなんだろう。この映画で一番はモーゼの西田敏行だろう。凄すぎる。何にでもなれる。きっと神様がこいつ面白いからと地上に使わした天使かもしれない(笑)、あと緒川たまきがいい。元々ファンなのだが、ちょっとしか出ていないのに、インパクト最高!ケツメイシの音楽もよかった。

 で、おばばさまと「映画どうやった?」との話をランチに向かうときにすると、
おばばさま「もらわれっこやったんやなぁ」と言う。
私「私がトイレに行っているときに、階段の所でそんな話をしていたん?それは衝撃の真実やわぁ」
おばばさま「いや、そんな話は出てこなかった」

 ちょっと待て、空白の3分があるので何とも言えないが、もしかすると、緒川たまきの子供が桃の木の家に貰われ行ったと思っているの?のようである。私はあの手紙の所で号泣していたのだが、おばばさまは違う真実に驚愕していたのだ。Σ(゚Д゚;o)いままでの私との人生、色んなことが走馬燈のように駆けめぐる。色んなことを勘違いしてきたおばばさま。そうか・・・。だから、私は苦労してきたんだ・・・・・・・・・・・。

 これが5段階の4って訳でもないのだがとりあえず順位は、

ラスト、コーション
陰日向に咲く
再会の街で
シルク

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