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February 17, 2008

歓喜の歌 -とても良い話なのに、期待しすぎていた

 友人YKを誘っ て行ってきた。映画のHPのランキングで上位になっていたので、期待できるかもと誘ったのだが、私は期待はずれ。YKは期待していなかったので面白かったらしく、尚かつ涙したらしい。
 私ってば、おそまつな奴になっちまったんだろうか。涙をどこで流したのか全然分からない。

 立川談志師匠の弟子で立川志の輔の創作落語を映画化した作品。最近落語に興味を持ちだした私はアウトローの立川談志一門にも興味があった。AM神戸の金曜日にやっているばんばんのラジオ番組に立川談志コーナーがあり、いつも面白く聞いていた。
 さて、この話はホールの貸し出しが殆ど無い公民館で起こった年末のコーラス公演のブッキングの物語で、主人公の小林薫はダメだめ男の典型だったのに、うまく治まると行った話だ。
 この主人公の小林薫が味があっていいのだ。もう一人女神のような役に安田成美がなっているのだが、二人ともすっとぼけていて本当に味がある。エンディングで使われていた小林薫の写真は、この映画の中で見せた主人公らしい最高の笑顔で、後先考えず落語のはっつぁんのようないい加減さを顔でも表現できていて、彼の演技がこの映画を引き立てていた。なぜか安田成美に似た人が居たように気がして、誰だろうとずっと悩んでいたのだが、きっとどこで良そうな役を彼女は演じていたのかもしれない。しかし、すらっとしたロングスカートの姿と絶えずほほえんでいる雰囲気は彼女に引き込まれる何かがある。
 新作落語の割に大きなおちがないのが私の残念な気持ちなのだろう。ラストに大どんでん返しがあるものと思っている私は、素晴らしいコーラスの声に耳を傾けることなく、起こる事がなかったおちの出番を待っていたのだ。

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