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January 18, 2009

大阪ハムレット

 少年アシベで有名な森下裕美さんの作品。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞と手塚治虫文化賞短編賞を受賞している作品で、私も刊行されている2巻までを持っている。
 大阪のある地域を舞台にオムニバス形式で綴られている大阪の人達の話だ。映画は、その中の別々の作品を一つの家族にまとめている。
 もてる明るいお母ちゃんと3人の息子、そしてお父ちゃんが亡くなってから、一緒に住んでいるお父ちゃんの弟。3人とも顔が違うし、49日にもなっていないのに、一緒に住んでいるおっちゃんがいるしで、荒れている次男は、学校の先生に「ハムレットやな」と言われる。
 原作そのままのストーリー展開で、川の多い大阪を背景に色んな人達の悩みをそれでええんやと解きほぐしていく。大阪しかありえへんストーリー展開かもしれないが、みんな悩んで大きくなるって言うのは、それぞれの心の中で受け止められるだろう。
 凄いなぁと思ったのは、今までの大阪の映画と違い、言葉が大阪弁だと言うこと。どんな人が喋っても、関西人以外は、大阪弁は喋られへん。致し方ない。だって、大学の先生が、抑揚の方程式が関西弁にはあらへんから、その土地で生まれ育ったものしか身につかへんと言っていたぐらいだ。だから、関西が舞台なら関西人の起用が多いし、他県出身者の大阪弁なんて聞いたら、虫ずが走るぐらいおかしくなるのだから。
 しかし、この映画の重要人物松坂慶子は東京だし、加藤夏希は秋田県出身だがそんなことを感じさせないほど関西弁になっていた。
 この映画は、松坂慶子と岸部一徳のひょうひょうさが余計に味を添えている。

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Tracked on January 18, 2009 at 05:28 PM

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