青い鳥
学校のいじめ問題を題材にした作品で、わぁめっちゃ暗そうどうしようと、観に行くのを迷っていたのだが、友人Aが、行っても良いと言ってくれたので、観に行くことが出来た。
病気休暇の担任を引き継ぐために、3学期に2年1組にやってきた国語の教師は、吃音で、「先生はこんなだから、本気の言葉を喋る。君たちも本気の言葉を話してくれ。」と語りかける。寡黙な先生が淡々と接していく姿は、観る者に何かを与え続けた。
いじめの小説で有名らしい重松清の原作で、本人も語られているのだが、主人公と同じに、吃音である。
不思議なことに主人公の先生は、あまりにも言葉を出さないために、映画の中で、生徒達にどういう言葉を最後には語るのだ。この生徒にはどうアクションを取るのだと考えながら観ていた。浅はかな私は、子供を育てることも接することもないために、大人に話す内容のような言葉しか浮かんでこない。しかし、映画の中の先生は、生徒に必要な本気の言葉を話してくれ、聞いた生徒のように、私の中にもそう言うことなのかと、一つの答え合わせが始まるのだ。最後に教えることを悩んで主人公に話しかけた先生にも、本気の言葉を話す。「運が良ければ教えたことが届くかもしれないけれど、でも、子供達のそばについてやることしか出来ないんだ。」と。
セリフが少ない分、色んな言葉がとても入り込んだ。言っている内容は、本当にどの先生も語ってくれそうな内容だけれど。本気の言葉を生徒が話した時に、主人公みたいにそばで本気の言葉を返せているのかは、人によるのではないかと思う。
今年始まって観た2本とも良い映画で嬉しい。
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