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March 31, 2009

フィッシュストーリー

 最近映画化が多い伊坂幸太郎の小説の映画化。昨年良かった「アヒルと鴨」の監督の作品だ。運良く隣に伊坂ファンの男女3人組が座り、知らない私に良く聞こえるように話してくれた。伊坂幸次郎を知らない人は本屋に行く人ではいないだろう。13作品中半分が映像化されている。とか言っていたが、本屋大好きの私ですが、伊坂幸次郎は知らなかったし、うぃき調べでは29作品中8つ映像化されていました。私もあんな風に友人達と語っているんだろうね。やっぱり、具体的な数字は当たっていないものだ。ちなみに、間違っていなかったら、映像化された作品は、これ以外に、「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」「死神の精度」「陽気なギャングが地球を回す」他2つ映画化される予定とTVがある。
 前のアヒルの時と同じに過去と現在との繋がりが謎解きになっている。前回観た映画がかなり切なかったのでインパクトがあったのだが、今回は題名通り馬鹿話
 físh stòry 〔話〕 ほら話.
こんなあり得ないこと、あり得ないよなぁということが普通の現実と繋がる。意外性がある日常を知らずに普通に生きていたのかもしれない。そんなばかばかしい笑ってしまうお話しを繋げてみたのだってかんじだった。
 この中で、実は僕は正義の味方なんですと語る森山未来の存在が大きい。なんて言っても、正義の味方というのは格好いいものなのだと、普通に生きている時に出くわす出来事で、一番漫画チックなのだから。その人物はいったい何で、正義の味方になったのか?そんな疑問が一番ドラマチックであるのに、森山未来演じる正義の味方はその辺の普通の人物でたんたんと正義の味方をやっていた。それが、普通で一番かっこうよかった。
 出てくる俳優さん達は、前回のように松田龍平とか瑛太とかではなく、本当に現実の中混ざっていてもおかしくないような普通の役をやる俳優さんばかりが出ているので、それが生きていた。
 何でもない馬鹿話であるが、それを小説に組み立てることが出来る。この作品を観て一番原作者の伊坂幸次郎の才能に感嘆した。

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死神が活躍する6編の短編集。でも最後に大きな時の流れとともに話はつながります。その収束のしかたが見事です。 [Read More]

Tracked on April 02, 2009 at 12:27 AM

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