« 少年メリケンサック | Main | 仕事のことで考えること »

March 05, 2009

この間のたかじんの委員会で思ったこと

 たかじんのそこまで言って委員会という番組がよみうりテレビの日曜日昼の1時半から1時間半程放映している。コメンテーターは毎回違う人もいるのだが、レギュラーになっているのが、(敬称略)三宅久之、金 美齢、田嶋陽子、桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥の面々。タイトル通り、言いたい放題で話をしているので、聞いていると腹立つことも多いのだが、経済も政治も詳しくない私は、一つの意見としてこの番組を参考にしているし、田嶋陽子や宮崎哲弥や勝谷誠彦の情報はニュースを見ていたとしても得られないものなので、録画をしてまで見るようにしている。しかし、言いたい放題である。ちょうど年代は、戦前の三宅久之、金 美齢、戦後の田嶋陽子、桂ざこば、50代に代表に勝谷誠彦、40代の代表に宮崎哲弥、以前は30代の代表に橋下徹がいた。残念ながら、彼がいないので、30代や20代の論客がここにはいないため、中途半端な顔揃えになっている。また、たまにアイドル席として20代の何も知らないように見える人若しくは何も知らない女性の代表のように、アイドルが呼ばれることもあるが、これほど20代の若者や女性を馬鹿にしたものはないだろう。
 先日、朝日新聞紙上で朝日の女性記者がたかじんの委員会のことについてコラムを書いていた。そこで指摘されたことを踏まえて番組が作られたようであるが、あまりにもばかばかしい内容でお粗末で終わった。総論は、田嶋陽子がいう所の女性論は多岐にわたるのでテーマを決めてくれないと困るである。
 この話し合いに良妻賢母が美徳とされた時代に生きた金美齢と、ウーマンリブの全盛時を青春時代に生きた田嶋陽子、自分を出せるようになったアラフォー世代の脇浜紀子が各テーマで意見を語ったとしても、意見がまとまることも面白い意見が聞けるものでもなければ、女性に対しては女性が一番怖いというのと、封建世代のまま生きている三宅ざこば両氏を見るだけでまだまだ女性差別は無くならないのを思い知るだけであった。
 まぁ、この番組の意図は、視聴者に賢くなって貰おうってものではない。他のワイドショーでアホみたいに垂れ流ししてる報道を知り抜いて、別の視点や意見を見せて、視聴者を動揺させ、知識欲を湧き起こして、番組視聴率を稼ごうというものなのだ。だから、その時に右が強かろうと左が強かろうと、パネラーが思ったことを喋っているだけで、報道の中身の違う切り口を見せて貰って、視聴者が怒ったり、感心したりしたらいいわけなのだ。
 しかし、マスコミの報道の悪しき例とも言えるのだが、先日コンクリート事件の犯人だとされてブログが炎上になった話を聞いて、橋本徹の光母子の裁判を思い出した。橋本徹の心意も訴えたかった内容もあの番組でされた短い言葉を聞いて、ことの真実や経緯など全く知らないに等しい人も含めた人達が、彼の言動に従った。彼が番組で煽ったとも言われているが、それを聞いた人達は、ちゃんと、色々調べてから言動をおこなったんか?と言うのが問題で、それはブログ炎上と何ら変わらないものだったというのを思い知らされたのだ。
 番組は視聴率を上げるために、よりインパクトのなる人物や出来事に飛びつくのはマスコミも悪いのだが、検索が簡単に出来る時代に、何にも知らずに、平気で言動する人の行動もおかしいと思う。だから、この番組を見ると、あほな視聴者かおまえは?と試されているような気がするのだ。テレビの向こうの人達のように、興奮して同じようなことを言っているようではダメなのだ。
 もう一つ思ったことは、女性の話になると、結婚して離婚すると、男性と違って女性は働き口も無ければ、給料も少ないって問題がよく出るのだが、それには、女性がキャリアを捨てて、お嫁に行くことや、若い人が結婚までの仮の仕事として働いていると言うことを人によるってことも、みんな女性の話なんだなぁと思う。
 要するに、女性は男性と勉学を共にしても、社会に出ると、就職先の数で負け、給料でも負け、仕事内容でも負ける。安定した暮らしが出来るシングルは僅かで、この給料では独身なら一生不安だから、素敵な男性と結婚することを望む。でも、子供が生まれても、共働きじゃないと食べてはいけないご時世で、税金控除のことを考えるとばりばり責任のある仕事をするわけにも行かず、離婚するとなると、大した仕事がない状態で、日々の暮らしに困り、年をとると微々たる年金でつましく生活する。全部男性には当てはまらない内容なのだ。
 私は結婚願望も子供も欲しいとも思ったことが無く、とりあえず生活していくお金を稼ぎ、住む家も確保している。だから、宙ぶらりんとなっている主婦層の気持ちは分からない。この感覚が男性が分からないのと同じ感覚なんだろう。で、仕事が無くなり、就職先も良いところがない場合に先の不安が出てくると、早く結婚したいとか誰かの世話になりたいとか、周囲が結婚したらいいねんとか言ってくるのだろう。こんなの男性には無い感覚で、逆に男性に対する差別でもあるのではないかとも思う。男性が同じ場合に、そんなことを思うこともないし、思っても他人に何嫁に食わして貰おうと思ってるねんと言われるのがおちだろう。
 田嶋陽子の制度を変える意見もあるが、長年遺伝子レベルまでに行き渡ったこの女性の感覚を変えていくことは難しいことなんだろう。男女雇用均等法があったとしても、結婚という概念が有る以上均等になる日は来ないと思う。変なことを思いだしたのだが、何年か前に仕事場でも飲みに行ってもずっと愛の告白をしてくれる人がいて、好みのタイプだったので、酔っていなくてもキスまではしていたりしたのだが、そのままホテルに行こうと言う話になるとそれとこれとは別として毎回断っていたのだが、ホテルに行くなら、結婚の前提にってほどではないが、ちゃんとおつきあいをしないといけないと思う訳だ。しかし、折角好きだと言われても、何にも言わずに断っていたので、おつきあいをしたいわけではないのだ。女性と男性が体に入る一線って、結婚?おつきあい?そんな前提が必ずいるものなのだと改めて自分の中で感じた。
 結婚に付随するものが多すぎて、女性の永久就職から体の関係までをも縛られているのだが、果たして結婚という概念は一体何者なのだろう。まだまだ、私の頭には、上記の旧式の思いこみが横たわった結婚の概念しかないことを思い知らされる番組だったのだ。

 色々思ったことを書こうとしたが、なんかまとまりのない文章になってしまった。いつものことなのだけれど。

|

« 少年メリケンサック | Main | 仕事のことで考えること »

「わたしの頭ん中」カテゴリの記事

「テレビ」カテゴリの記事

恋愛」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/44237264

Listed below are links to weblogs that reference この間のたかじんの委員会で思ったこと:

« 少年メリケンサック | Main | 仕事のことで考えること »