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April 07, 2009

ワルキューレ

 友人がトム・クルーズのプライベートジェットに一緒に搭乗するというのに当たって、私まで大興奮していたのだが、個人の持込カメラは禁止だったそうで、翌日の報道番組で見るだけで終わった。友人と会った時にサインと送られてくる写真を見せて貰う約束になっているが、彼女にとっては一生の思い出になっただろう。でも、彼女はなんの映画の宣伝で彼が来たのかは知らなかった。
 その映画がワルキューレなのだが、わたしは思い切り待ちわびていた。中学生の時にはまっていたのが、ナチス・ドイツだったからだ。図書館で第二次世界大戦シリーズをかり、国防軍の関係図などをノートにまとめたり、下敷きにゲッペルズやルドルフ・ヘスの名前を書いているような中学生だったので、この話が映画化されると聞いて待ちに待っていたのだ。残念ながら、私はヒトラー暗殺計画を子供の時に何度も読んだのだが、すっかり忘れてしまっている。今回映画を観てそうだったのかと思う部分と、歴史を本で読んでいると、貧困な頭で想像するので、イメージが違うものだなぁと思った。それは、ヒトラー最後の14日間の時も、実際はこうだったのかと、映像を見てびっくりしたものだ。なぜかアウシュビッツ等の映像は子供の頃かよく見たのだが、戦っている状態は、映画の中の戦闘シーンしか知らないので、想像が付かないと言うことなのだ。これは、映像というものの影響力の凄さを私の時代では勉学としても生かされていなかったので、今の子供達が物事を学ぶ上で多くの情報を映像で感じることが出来て羨ましく思う。大人になってから知るものは、強制力がないから自分の好きなものしか観ないため、イメージが貧困になってしまう。
 この映画は、ドイツでは作りにくい映画かもしれないが、英語で喋る主人公がドイツ人ぽく感じなかったのが寂しい。最初だけドイツ語が出てくるのもなんか、余計にドイツ語でやったら違って見えるなぁと思わせた。映画は第二次世界大戦中のヒトラー側近等が見えて、私にとっては面白いものになった。史実そのまま描かれていたのであろうシュタウヘンベルグが銃殺される時に、彼を守るように部下が前に出て銃殺されるところも表されていた。一緒に行った友人は分からんと言っていたので、日本人の一般知識では分かりにくい映画だったのかもしれない。
いつも思うのだが、ヒトラーの役者は皆うまいなぁ。

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