« お財布を落とした part2 | Main | お財布を落とした part3 »

June 09, 2009

ガマの油

 役所広司監督・原案の作品。映画の宣伝に妻役の小林聡美と一緒に出ていた役所広司は何とも言えない可愛らしい男の人だった。この映画の原案も彼だと思うと、この映画にいたったリアルな監督ストーリーを思わず想像してしまう。この映画では、彼の死生観が中心になって現れているので、この映画と役所広司を外して考えられないからだ。まず、映画を撮りたいと思ったら、何を考える?きっと、私を含めてどんな人でも、今一番考えていることが主な題材になってくるのではないだろうか。彼にとって、息子の死というのが身近にあったとは思わないが、ISに対してどう向き合うかを考え決めたことがあったのだなぁと、またそれを映画にしてみたいと思う程の気持ちがわき起こったんだなぁと考えてしまう。
 死者がそばにいつまでもいたり、お仏壇の中でわいわいといるかどうか分からないが何かそうしたい出来事があったのかと思うと、リアル役所広司を感じてしまったって訳だ。
 確かに、小説家や漫画家、映画監督が皆自分を切り売りしている訳ではないので、私の妄想は没になるだろうが、この映画を観ると感じる役所広司の温かな人柄がそのように受け止められるのだ。

 映画は大して面白くなかった。めちゃくちゃ優しい気持ちも貰ったわけでも、大感動したわけでもないけれど、映画って楽しいなぁと言う、役所広司の気持ちは受け取れた。

P.S.人は2度死ぬという・・・というセリフ映画にも舞台にもなった有名な少女マンガ「トーマの心臓」の最初のシーンに出てくるんだけれど、これは有名な誰かの言葉だったのかな?

 検索すると、これが最初かもしれません。といっても出たのは、他の作品だとは思いますが、


人は二度死ぬ
CATEGORY/心の支え emotional sustenance/fortune-telling
アフリカのある部族には、死者を二通りに分ける風習があるという。人が死んでも、その生前を知る人が生きているうちは、死んだことにはならない。生者が心の中に呼び起こすことができるからだ。記憶する人も死に絶えてしまったとき、死者は真に死者になるのだという。
【出典:Asahi.com/天声人語/2007年01月21日】

|

« お財布を落とした part2 | Main | お財布を落とした part3 »

「映画」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/45291775

Listed below are links to weblogs that reference ガマの油:

» 水樹奈々オリコン首位獲得 [水樹奈々がやりました]
「夢のような出来事」水樹奈々が声優史上初のオリコン首位獲得 [Read More]

Tracked on June 10, 2009 at 08:55 PM

» ガマの油 [必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!]
[ガマの油] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ 評価:5.0/10点満点 2009年59本目(55作品)です。 株式投資で巨万の富を得ている拓郎(役所広司)は息子の卓也(瑛太)と妻の輝美(小林聡美)と3人暮らし。 その拓也は、少年院から出所する幼な..... [Read More]

Tracked on June 15, 2009 at 11:54 PM

« お財布を落とした part2 | Main | お財布を落とした part3 »