« エヴァな・・・ | Main | ノーホーム »

October 14, 2009

リミッツ・オブ・コントロール

 ジム・ジャームッシュ監督が好きかと聞かれたら、「別に」と答えるのに、なぜか映画館に足繁く通う。まるで、見ておかないと損した気分になるように。しかし、退屈なストーリー展開に途中記憶がないところが出てくるにもかかわらず、また性懲りもなく映画館に足を運ぶ。
 今回の映画を観てよーく分かった。彼の映画は動く美術館なのである。絵画展に行った時に、別に興味もない絵画にはとりあえず見ているが、気は注がれない。そういった類の所が、私の記憶のないところなのかもしれない。
 今回の作品は、主人公がもてあます時間を美術館で過ごし、彼が興味を持ったキュビズムの絵はどんな絵だったか分かるのに、役目を終えてから見た絵はどんな絵だったのか思い出せない。 この映画で取り上げている不思議な形のマンションのエントランスや廊下、部屋の間取りも今ならかけるのに、最後の部屋の間取りはかけない。
 まるで、いろんな映像を切り取った一枚の絵画が動かされている。
 興味を惹いた建物「トーレス・ブランカス」
S20090426_5833a
 それ以外にも、音楽もよかったのですが、日本のミュージシャンを起用しているようで、Borisというロックバンドだった。
http://www.youtube.com/watch?v=0VxZuukJdMs
なかなかいいでしょ。こーいうのをノイズ・ロックというんだね。知らなかったよ。
 色々なビジュアル的な存在がストイックな主人公の前に現れていくのですが、ずっと裸体をさらけ出していた女性のおしりが素晴らしく、映画の中でも自分のお尻を自慢するセリフが出てくるのですが、監督がそこまでの造形を落とし込んでいるのが素晴らしい。
 いつもの映像よりも余計に素晴らしいと思ったら、クリストファー・ドイルが参加していた。
造形美だと思うパス・デ・ラ・ウエルタの映画の画像がないので、他の写真
Paz_de_la_huerta_mario_sorrenti_pur6a00d8341cc8d453ef011570ade6e8970b2

|

« エヴァな・・・ | Main | ノーホーム »

「映画」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43685/46487208

Listed below are links to weblogs that reference リミッツ・オブ・コントロール:

« エヴァな・・・ | Main | ノーホーム »