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January 04, 2010

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

 いやぁ、面白かった。テレビドラマを見ていないと話が分からないというのが前提で作られているために、余計な解説も短く、特番の再放送パリ編の続きを見ることが出来た。
原作のファンでもあるので、ドラマ化には期待と不安が入り交じっていた。最近の漫画原作のドラマ化により、源sなくの面白いところを外さず、実写としての面白さを出して、漫画とは違う作品として仕上がっている。
 今回の映画も原作のストーリーは外していないけれど、テレビドラマの時よりも、白目などの漫画表現を外し、映像で出来る限りの表現を表していたのも好印象だっただろう。主人公の気持ちをストーリー展開上描く時間も行かない代わりにアニメーションなどによって表現する形も大きな映画表現の変化のような気がする。
 一番凄いのは、漫画原作のキャラに近いとはいえ、やはりニュアンスが違う二人が繰り広げるのだめの世界である。元々入り込んだらそのままの状態が抜けないぐらいの上野樹里だが、本人そのままだったのではと今回も思わせてくれるぐらいの入り込みよう。玉木宏の漫画では表現しきれない黒王子ぶりも美しく。二人の演奏の演技に神が宿っているのではと思わせるほどの本当に見える演技力を見せてくれた。
 前編は玉木宏の見せ場が多く、こんなに美しい指揮者ならクラシックのファンは一気に倍増するよと思わせるぐらい麗しいタクトさばきだった。
 原作のラストまでどのように持っていき、映画として完成度の高いものを見せて貰えるのか、この前編ではかなりの期待増である。
 かなり無理があったフランス語を日本語に置き換えて下さいとか、殆どを日本人の外国人装いというギャグでなければやっていけない設定も、なんでもOKだ、おととい来やガレってもんになっている(何か訳わからん表現になってきた)。
 兎に角、この映画を観て、クラシックの楽しみを倍増させて下さい。漫画には出来ないのだめカンタービレの世界を堪能して欲しいです。そして、クラシックファンが増えるのも嬉しいです。

 今年の年賀状に長い間手に持っていないヴァイオリンの練習友人がオーケストラに入りましたと近況報告してくれました。音楽は、本当にいいよね。一緒に楽しめるんだよ。昔、ヴァイオリン始めたての頃に友人がカルテットやろうと渡された楽譜、その思い出を思い出せるぐらい、のだめの世界は大きく美しい。

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