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April 14, 2010

マイレージ・マイライフ

  この映画どうとらえたらいいのだろう。孤独な男性がつかんだ恋愛はやっぱり1番大事なことではなかったということを表しているのだろうか?映画のタイトル通り、マイレージだけが人生なんだろうか?
 恋愛する相手がいたら、結婚式を挙げなくても、籍を入れなくても、一緒に暮らしていなくても、相手の愛しているという言葉を真に受けて、人生を楽しく生きていけるかと言えば、生きていけるかもしれない。実際、主人公は出張先で出会った女性に対して、そこまで感じていなかったからだ。しかし、一緒にいることの楽しさ、家族を持つ楽しさを感じてしまったら、一生を誓って誰かにそばにいて欲しいと口から声に出してしまうことが出来る。しかし、それに対して失ったときの代償は上記よりも大きい。
 この映画は、おひとりさまである私や私に似た人達には大きな衝撃を与える映画なのかもしれないが、主人公同様おひとりさまに馴染んでしまった時間が長いために、おひとりさまに対する良さも感じてしまっているのだ。
 家族がいること本当に有り難いことだろうが、おひとりさまの時間はマイナスではなく、プラスなのである。
 主人公は、自分の生活や自分自身に対して、淡泊で興味がなく、人間的でもないのにもかかわらず、こと仕事で出会う数分から1時間の人物に対して、自分以上に興味を持ち愛情をかける。煩わしくない人間関係の中で構築できる愛情のかけ方なのだろう。この気持ちは何となく分かるような気がする。それにより、持て余している愛情を放出しているのだ。このような映画が出来るのも、このような人達が増えているのかもしれない。

 今年の映画は四半期を越えたにもかかわらずよいと思える作品が出てこない。残念な年になるかなぁ。

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