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January 02, 2014

2013 映画総決算

 2013年に映画館で観た映画は、全部で61本。その内観た映画は、リメイクや、歌舞伎や舞台の映画、ドキュメンタリーが多かったので、一般的な上映作品は少なかった。その中からの私のベストテンはあまり参考にならないかもしれないが、今年の感想と共にお送りします。

 今年は映画館に行きたいと思わせてくれる作品が少なく、好きな映画監督の作品か、ぴあ映画生活のクチコミ満足度ランキングを参考にしていました。
 「悪の法則」を観たとき、映像で観客が話を読み取れ、先を予測させることで怖さを倍増させるような、映画鑑賞力の長けた観客に対する映画がハリウッドにも増えてきたのだと感じた。映画ファンの需要に応えるために、こだわった映画を作ってくれているのだが、邦画は逆に映画館に行かない人に足を運ばせるために、説明が多い映画になってきていて、ミニシアター作品との違いが大きくなってきたように感じる。需要の幅が広すぎて、難しい時代になったのだと感じた。
現在洋画よりも邦画の売上が上がっているのが、今年はアニメの動員数が映画界を牽引しています。商業的に成功するものに力を入れるのがこの世界ですが、だんだん映画好きにとっての面白い映画が減っていくことでもでもあります。

先日、映画の宣伝に関するイベントに参加してきた。当然のことだが、映画の宣伝でその映画の作品性が重要視されていないことにショックを受けた。
宣伝方法で観客動員数が増えるような映画が多くなり、それ以外の作品が興業されないため、地方に住んでいるものには余計に映画との出会いが減ってしまう。そんなことに打ち勝てる強い作品が来るのを待つしかないのでしょうか。

2013 私のベストテン
1位 舟を編む
2位 きっと、うまくいく
3位 ペコロスに母に会いに行く
4位 ジャンゴ 繋がれざる者
5位 ビル・カニンガム&ニューヨーク
6位 ストロベリー・ナイト
7位 地獄でなぜ悪い
8位 アンコール!!
9位 世界でひとつのプレイブック
10位 大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]

主演男優賞  松田 龍平「舟を編む」
主演女優賞  赤木 春恵「ペコロスの母に会いに行く」
助演男優賞  クリストフ・ヴァルツ「ジャンゴ 繋がれざる者」
助演女優賞  キャメロン・ディアス「悪の法則」
監督賞    レオス・カラックス「ホーリー・モーターズ」

2013映画館で鑑賞した作品
大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]  レ・ミゼラブル  グッモー・エビアン  ゲキ×シネ 髑髏城の七人  バレエに生きる パリ・オペラ座の二人  テッド  ストロベリー・ナイト  ジーザス・クライスト・スーパースター  ミクロネーゼ  ダイ・ハード/ラスト・デイ  アウトロー  世界でひとつのプレイブック  ジャンゴ 繋がれざる者  すーちゃん まいちゃん さわ子さん  ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ  二郎は鮨の夢を見る  シネマ歌舞伎 らくだ  シネマ歌舞伎 連獅子  ボクたちの交換日記  舟を編む  愛のコリーダ  約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯  ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの  ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人  リンカーン  図書館戦争  藁の楯  太陽の怪物  悪魔の植物人間  私は王である  悪魔の毒々モンスター  チキン・オブ・ザ・デッド  ホーリー・モーターズ  よみがえりのレシピ  カルテット!人生のオペラハウス  ある会社員  ビル・カニンガム&ニューヨーク  アンコール!!  きっとうまくいく  風立ちぬ  少年H  シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ  キャプテンハーロック  ウルヴァリン:SAMURAI  うたうひと  凶悪  大統領の料理人  あの頃、君を追いかけた  そして父になる  世界が食べられなくなる日  謝罪の王様  地獄でなぜ悪い  人類資金  悪の法則  清須会議  ジ、エクストリーム、スキヤキ  42 ~世界を変えた男~  劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇  ペコロスの母に会いに行く  もうひとりの息子

2013年に観た映画で一番印象深いのは、「愛のコリーダ」。大島渚監督追悼上映、裁判になったほどの有名な映画なので、ひとりでは怖くて、友人と一緒に観に行ってきた。夕食をとってから行ったので遅くなり、席が前の方になったのだが、前から観客のこわばった顔が見えて、当然男性が多く、始まる前から雰囲気がこわばっていた。

始まってからすぐに世界感に圧倒され、いい年ですが、私にはまだ早いと思った。
観ながら思っていたのが、二人の俳優藤竜也と松田英子が凄いと思った。
愛に振り回される二人をどんどん性と肉体が分離したような精神と性だけの世界に行き着き、どんな撮影をしたらここまで昇華出来、彼らが素の世界を演じられたのか。
阿部定の行き着いた先、殺すまでの話なら自分でもあり得ると思った。愛欲の日々、離れられない、帰したくない、そんな感情から自分のものにしたい、若しくは終わらせたい・・・。
突き詰めた自分を超えるところまで行けた彼らは羨ましいかもしれない。

長文おつきあい頂きありがとうございます。

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