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January 03, 2015

リアリティのダンス

 アレハンドロ・ホドロフスキー監督は、私の琴線に触れる系統の監督で、85歳の御年なれど、次回の作品が楽しみだ。
この作品は監督の自叙伝を扱っているのだが、その中にも不思議な世界が吹き込まれていて、映画の世界に吸い込まれる。子供の時に出会ったいろんな人たちが作品世界に大きな広がり、または異空間を繋げたのだろう。シューレアリズムを映画にしたという感じだ。

主人公の少年の金髪のカツラ姿が美しく、母親の歌いながらしゃべる姿、夫の伝染病を治すために神を宿す行為のあのカメラアングル、肢体不自由な人たちがわらわら。やばい、大分前に観たのに、脳内にいっぱい残っている色んなシーンがぽろぽろ出てきた。私のよい作品の定義だ、シーンが残っている。先の「収容病棟」といい、変な映画好きと思われてしまう。観た映画の中でごく少数なのに。

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