July 16, 2008

花より男子ファイナル -アホらしくてねちまったよ。

 映画観る前から、うすうすストーリーは読めていた。
 何かアイドル映画だから仕方が無いとも思ったが、ドラマは面白かったので、なんでやねん!とやっぱりつっこんどかなあかんやろぉ。ドラマが面白かったのは、俳優が素敵だったわけでも、演出が凄かったわけでもなく、単にこの作品が面白く作られた原作のおかげである。男性諸氏が読んだらあほらしいと、ポイ捨てするかもしれないけれど、女子の女子力をえぐって笑わして貰ったり、きゅんとさせて貰ったりするのは、この作品しかあるまい。だから、世界の女子に受け入れられ、最も売れた漫画本として君臨しているのだ。
 だから、作者がどう映画に絡んだのかは知らないが、この作品は全く花より男子ではなく、単なるアイドル映画でしかないのである。
 で、肝心な中心人物であるまつじゅんはと言うと、道明寺司と一体化して見えてしまっているので、あれはあれでいいのだと思うが、花沢類は作品世界とは大きく開いてきている。これは、致し方ないかなぁ。

 兎に角、10代の男子が女心を知るにはこの作品が一番だろう。
 女性が求めているのは、自分のことだけを愛し、自分のことだけを見つめ、永遠の愛を誓う男、そしてどんなところにでも助けに来てくれて守ってくれる。そんな男いるかぁ!???なんて、思ってしまうだろう。
 でも、女心を掴むには、したいさせてくれの10代の情熱ではGET出来ないと言うことをこの漫画で学んで欲しいのだ(笑)。
 ははは。

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June 25, 2008

マジックアワー

 確かに面白くて何回も笑った作品だ。佐藤浩市や妻夫木聡のあの凄い顔は他のお芝居では見られないかもしれない演出だ。伏線を張って、舞台設定や構図や色々考えていて、本当に映画が好きで、頑張って作って居るんだなぁと思った。
 でも、何か違うのだ。
 BRUTUSの三谷幸喜特集もじっくり読んだのだが、彼が敬愛して止まないビリー・ワイルダーの単なる亜種止まりのようで、思いっきり笑ったけれどそれだけだったのだ。きっと目指していたのは、何度も観て楽しくさせてくれるワイルダーのコメディの筈。でも、彼の作品のように何度も観たくなるような魅力的なエッセンスがあまりにも欠如している。
 なんか、好評だし、順位も上位だし、私自身も面白かったのだが、彼が目指していたものからは大分足りないかなぁと感じたのだ。
 見終わってすぐに、友人HYさんと、面白かったねぇ、日本映画は本当に面白くなったねぇとうんうんと頷きながら帰路に就いたのに、我に返ったら、果たして彼の好きなワイルダーかと言うと否!と感じてしまったのだ。
 こんな風に書いている映画の魅力って何だろうと思う。でも、それは言葉に出来ない惹きつけられるものとしか考えつかなかった。
 私は古畑もイチローの回しか観ていないし、通してみた彼の作品は新選組!しか無いし・・・。だから、三谷メソッドがただ出来ていなかっただけなのかもしれない。

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June 08, 2008

ブレス

 久しぶりに大好きなキム・ギドクの映画を観に行ってきました。実は観るのにかなりの勇気がいるのです。観ると麻薬のように自分の感情がおかしくなるので、えいやぁが必要になってくるのです。もうすぐ上映が終わってしまうので、そんなことを押し殺して行って参りました。やはり、私は彼の表現に惑わされます。あぁ、でも彼の生きていて表現しているものが観られる時代に生きていてよかった。
 ネタばれになります。

 死刑囚が自殺を繰り返しているというニュース報道を観ている主人公。彼女の中でどのような変化がもたらしたのか、浮気をしている夫が改めようとしてくれないからか、死を選びたくなったのか、若しくは彼の死を代替えしてみているのか、彼女は死刑囚に接触を持ちます。のどを突き刺した死刑囚は一命を止め、早期の執行が待たれていました。そんな彼に、この国の愛すべき土地と季節を運んでいくのです。そして、生の真髄である魂のほとばしり性の熱情が、対極となって描かれていて、彼に対する愛情でも恋慕でもなく、慈愛でもない感情が彼女を動かしていきます。
 その不可思議な感情は一体何か、それはブレスと言う言葉を垣間見て、彼の呼吸を妨げようとした姿が物語っている?私なら彼女の感情をどうとらえる?彼に季節を与え、吹き出したくなるような若さを抱かせ、彼女が夫の制止をさけても、彼に会いに行かないといけなかったことは、彼との模擬死、彼との同一、・・。自分でも主人公のようになれるような理由のない行動。これが、キム・ギドクの解放され見せつけられた感情なのだ。
 死刑囚は、同房の人達に優しく殺して貰えた。これは、カッコーの巣の上でを思い出してしまった。

 ところで、キム・ギドクの英表記を見ると、キトクと書かれているのだが、本当はギなんだろうか、キなんだろうか?

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June 07, 2008

僕の彼女はサイボーグ 

 いっぱいネタばれを書きそうなので、観に行く予定の方はこれから下は読まないで下さい。

 神戸の元町付近で撮影が行われていたのでどのように使われてるのか楽しみだし、猟奇的な彼女の監督さんなので期待で胸が膨らんだ。
 舞台が日本で俳優やスタッフが日本人だというのに、クァク・ジェヨン監督の感じがさいっしょからあふれでていた。やっぱり独特の雰囲気を醸し出す。
 未来の東京を神戸で撮影していたのだが、同じように元町辺りで撮っていたSweetRain死神の精度とは全く被らずに使われている。大丸元町店界隈をはしゃいで歩くシーンは、まるでセットのの中を歩いているようで、久々の神戸の良さを認識させて貰った。映画のセットの街だったんだなぁ~。
 ストーリーは、未来からのタイムトリップで、そんなに未来を変えていいのかと、タイムマシンの法則を幼い頃から知っている私達日本人には、このようなころころ変わりに大丈夫かぁと、フィクションだと言うことを忘れて考えてしまう。見終わった後、友人Aと「やっぱ、おかしいやろうぉ」なんて話し合ってしまた(笑)
 このネタって、日本人には聞き覚えがある「ドラえもん」ネタでもあるから、未来についてちょっと考えてしまう。
 東京の大震災で大けがをして半身不随になったから、そうならない為にロボットを送り込んだけれど、その顔形はもっと未来に生まれてくる女の子で、その子がロボットを観たから、彼の前に現れたわけだから、矛盾した世界が生まれてくるので・・・、こんなこと気にせずに観ないとゆっくり観られなくなる。
 ところで、小出恵介って、猟奇的な彼女などに出ていたチェ・テヒョンの感じに似ている。ドラマでもそのような湧くまわりが多いので、彼を観て日本で撮ってみようと思ったかな(笑)綾瀬はるかはブレイク前に撮影している作品であるが、どのような衣装も魅力的だった。
 映画を観た帰りに、撮影をされていた大丸神戸店を歩いたなんか不思議だった。そうそう、南京町を駆け抜けたら関帝廟だったというのも、二つの場所が離れているために神戸の人間にとっては違和感であった(笑)
 関帝廟はよければ私のHPを見て下さいな。
http://homepage3.nifty.com/uminooto/kobe/syuukyou.htm

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June 02, 2008

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

 映画の日だったために、ミント神戸は凄い人で埋まっていました。エレベーター降りたら、そこまで列が延びていて、進み方が早いものの劇場の中に入っても、とぐろの中の状態で、これでは10時の回危うしと急いで国際松竹に向かいました。映画の日は国際松竹の方がいいね。以前のようにチケット6枚集めたら1回無料を始めたら、ここに通うのになぁ。

 先日地上波で第1章を放映していたので、復讐がてら観たのに、殆どソファで眠ってしまっていて、全然覚えていない状態で観に行った。別に観ていなくてもストーリーは問題なく観られるのでよかったのだが、前作と今回の出来の差が分からない(笑)
 児童文学で子供たちが主人公のため、面白みのないストーリー展開で、無計画にことが進んでいるようで、闘いの中、こんな作品だったのかとなんか置いてきぼりになってしまった。なぜ、敵なのにすぐに従うのか、なぜその作戦では難しいのにみんな話に乗るのか、お話しと言ってしまったらおしまいなんだが・・・。
 結局、アスランが出てきたら何とかなるってことで、それなら最初っから出てきていたら、水戸黄門のように何人も犠牲が出ずに話が終わるのに、はははむりか。でも、アスランは、王と言うよりも神の存在のようだと思っていたら、そうやら原作者のC.S.ルイスは宗教物語の作家だったようで、アスランの解釈をキリストとする人もいるそうなのだ。なんだ。
 この映画、ニュージーランドとスロバキアの観光案内映画だなぁと色んな風景を愉しませて貰った。なんか続きに見えないのが残念。
 1つ、帰ってきた王達のことを役に立たないと非難するのが今までのファンタジーとは違うなぁとは感じたけれど、普通かな。

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June 01, 2008

アフタースクール

つまんない、つまんないって言っていた奴は誰のせいでもない。みんな自分のせいなんだよ

 運命じゃない人という前回の作品が面白かったので観に行ってきました。
 やっぱり面白かった。前回の映画も意表を突くようなストーリー展開と、面白いように違う顛末で、期待させてくれる監督だと思っていたら、今回の映画も思いっきり、「えっ、えっ」って感じでストーリーと共に入り込んで、その中のひとりと同じようにびっくりさせて貰った。色んな複線が全部繋がる。見落としできない面白い映画だった。
 またそれも面白い俳優を使っている。大泉洋や佐々木蔵之介などがとぼけた感じでやってきて、愉しませて貰った。
 何となく風刺が入っていて、裏稼業もそんな嫌な感じで伝わらないのが、そんな人達の普通の日常を描いているからだと思うので、面白い演出だと思った。あと、ロングのショットがあまり無かったような気がする。だから、ずっとそばにいてそれを見ているような気にさせられているなんか4人目の主人公になっちゃうのだ。
 兎に角、面白いので見て欲しい。

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May 19, 2008

最高の人生の見つけ方 -出来すぎ感が強すぎる。

 高齢者が老後や死生観を語る映画なのになぜか大量にカップルが来ていた。最近の映画は面白いのがないからここに集まったのか、出てくる俳優達が魅力的だったのか、やはり、死ぬ間際のことはどんな年齢の人でも感心があることなのか。
 孤独な男性がお金持ちという映画的なありがちな設定で、家族思いの夫が家庭を離れて、違う世界を味わったという人生のラストシーン。大金持ちはそこらじゅうには転がっていないし、そんなに気前がいいわけないのだが、大人達のおとぎ話としてはいまいち創造力に欠けた展開で、何度もあくびや眠気に襲われてしまった。
 自分の人生の終わりにやっていなかったことが出来るというのは、幸福なことなのだろうか?個人個人で違ってくるだろうが、問いかけもあまり無く、観客をバカにしているかもしれない。
 しかし、名優二人の演技力が魅力的ではあったので、涙も出てきたし、ちょっとぐっときた。
 ハンニバルのおじさんがもう老人の役をしているのはちょっと悲しかった。年齢と言い、体型と言い、そのものでもあるのだが、それでも若々しい彼を知っているだけに、このような役回りが回ってきたことを寂しく感じた。

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May 13, 2008

王妃の紋章 -なんだかなぁ

 何か画面見ていたら、チョウ・ユンファが千葉真一に見えたのだが、私は見方が悪かったのだろうか???コン・リーはなかなか迫力ある面白い役柄を演じていて、最初から話は分かってしまいそうな映画にインパクトを与えてくれた。ジェイ・チュウだったかな。素敵な人なんだが、あのようなシーンがあるなら、もっと派手な顔の俳優さんの方が麗しく出来上がったのではないかと思った。ファンには申し訳ないが・・・。
麗しく作っているのに、なぜか麗しくないのだ!
 闘いのシーンはCGではないんだね。凄いなぁとは思うのですが、昔観た映画の流線型に飛ぶ槍の印象が思い出されて、何だかなぁと思いました。なんだか、北京オリンピックの開会式のような華やかさがあったから、この薄っぺらいストーリーでも持ちこたえられたんだろうなぁと思う。
 監督さんには、違うところに脱出して頂きたいと思うのだ。

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April 23, 2008

神戸のロケ地マップ

 神戸のロケ地マップが出来ました。今年上映している映画に、神戸がふんだんに使われているので、神戸の観光にとロケ地をとり上げていると思います。
 是非、GWは映画のヒロインになりにKOBEにいらして下さい。
http://www.kobefilm.jp/2008/04/post_26.html

 じっつは、神戸っ子は足が遅いし、人が多くなるので、観光客が多いのはイヤなんですがね。それはどの年も同じでしょうが・・・。

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April 21, 2008

20世紀少年

 キャストが決まりましたね。私はこの漫画の13巻辺りまでしか読んだことがないので、最後がどうなるのか知りません。映画を観る前に全巻買っておかないと買う気にならなくなるかなぁ。

http://www.20thboys.com/

ケンジは、意外にも唐沢寿明。意外というのは主人公の年齢をどこで設定するのかというのが、ここかっていうので意外だった。主人公の年齢がここなら、オッチョは、豊川悦司で私はOKであります。
ユキジは、常盤貴子、ヨシツネは、香川照之。マルオ役は石塚英彦。モンちゃんは、宇梶剛士。ケロヨン役は宮迫博之。ドンキー役は生瀬勝久、ヤマネ役を小日向文世、フクベエを佐々木蔵之介。

 3部作第一弾は、8月30日公開だ!

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March 30, 2008

ノーカントリー -殺害シーンはめちゃ恐ろしいけれど、だんだん怖くなくなるので、そういうのが苦手な人も大丈夫

 映画観てすぐに思ったことが、トミー・リー・ジョーンズはクリント・イーストウッドの役割になったんだなぁと言うことでした。私はクリント・イーストウッドは苦手でダーティ・ハリーも1作目しか観たことがないから、監督作品も素晴らしいけれど、あまり気が乗らない。しかし、彼が演じてきた役割というのは意外とアメリカに必要な人物で、それなりにアメリカの良心を背負ってきたからかもしれないから、彼が居ない今、トミー・リー・ジョーンズが同じような雰囲気で描いているのかもしれないのだ。この作品では主人公でありながら、個性が強い殺人者と逃亡者を打ち消さない状態で主人公の姿を描いているので、こういう役割の人物が本当に必要なのだと思ったのだ。
 もう一つ、この映画の演出にも気を引いた。恐ろしい殺人者は破壊力のある飛び道具を持って、恐ろしいまでに無差別攻撃を行っている。最初は、息絶え絶えに死ぬまで首を絞め続ける所を見せられた観客はその後頭に穴が空くところまで目撃する。本当に恐ろしい異常者の登場だ。それが一人減り、二人減りとしている間に、彼の殺害の最後まで見せずともどんなに恐ろしい殺人が行われたかが分かるようになり、最後の最後には靴の裏を気にすると言った仕草だけで、中でどんな殺人がなされたのかが観客に分かるのだ。また、執拗に追ってきて、怪我をしても自分で体を処理していく姿に、不死身なターミネーターのような恐ろしさを感じさせる。死んでも死なない異常者。それが今でも田舎町に彷徨っているという終わり方はそら恐ろしい気持ちにさせる。
 唯一の守り人である主人公の老保安官は馬鹿な若手をあまり相手せず、この異常者に相対すること無い人生を送ることを目指しながら、まだくすぶっている正義感が見え隠れさせているのは面白い対比だった。
 もう一人の重要な人物である追われる人も、巧妙な逃げようで、異常者の伝説を作らずにラストを迎えそうな動き方で、3人の動きが効果的に描かれていて、計算されすぎた面白い映画だと思う。

これまでの順位は、

ラスト、コーション
ノーカントリー
陰日向に咲く
バンテージ・ポイント
再会の街で
シルク

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March 28, 2008

Sweet Rain 死神の精度の舞台

 明日友人と行く予定なんですが、映画の中に神戸が出てきます。

見られる方の参考に、この作品で神戸で撮影された場所は以下のとおりです。

●神戸高速鉄道「西元町駅」西口  なかなか味があるところ選んでいますね。
●神戸ベルェベル美容専門学校 
●高砂ビル
●フランス料理 ヴィラブランシュ     ここ食べに行ったことがないです。
●東遊園地                 ルミナリエの最終地点です
●大倉山公園                図書館があるところです    
●京町筋                   オフィス街です。友人Aが働いていました
●はねっこ広場(ハーバーランド)    そこから、川重の有名な人形が見えるはず
●東門街                   神戸の有名な歓楽街です
●モトコー6番街(元町高架下商店街) よく映画に使われています。走れイチローとか
●神戸市中央卸売市場本場 
●門屋ビル                 今はもう無いんですよ。寂しいなぁ

 

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March 20, 2008

パンス・ラビリンス -これは怖かった。

 パルしんに友人Aと観に行った。この作品はなんか予告を見たときから観に行きたかったのだが、昨年シネ・リーブルで上映していた期間が短すぎて見に行けなかった。ちょうど、神戸に来ていた友人TYさんとも映画館で会い3人で見た。スペイン語圏で生活していた彼女曰く、分かりやすいスペイン語だったらしい。

 映画は、フランコ将軍が台頭していた第2次世界大戦後の話である。おとぎ話の好きな主人公は、妖精に導かれ、パンに死せる王女の魂が宿っていると言われ、3つの試練に耐えることが出来たら、王女の国に戻ることが出来ると言われるのだが、共に田舎にやってきた母親は臨月を迎え体調を崩している状態で、新しい父親は非情な人物、心よせる召使いはレジスタンスとして動いており、現実と夢の中を映像が行き来する。

 違う世界を目指して地上に戻ってきた王女の魂がまた地底の魔法の国に戻りたいかは怪しいものだが、今の現状から逃げ出したい王女願望の少女ならあらゆる試練を耐えてその国にたどり着くことが出来るだろう。私はその現実から突然ひっくり返ったように出てくる幻想の世界が面白く映像が素晴らしかったので見入ってしまった。但し、大人のおとぎ話にしたとしても恐ろしいキャラクターばかり。パンは山羊の形をしたギリシャ神話ではニンフの子供。映画の中で恐ろしい、真偽が付かない言葉を主人公に投げかけるので、悪人なのか善人なのかが分からずに恐怖を感じる。試練の中に出てくるペイルマンという妖怪(?)も目が手に付いていて、子供を鷲掴みに食べ尽くすという絵画がたくさん掲げられた部屋で子供を待っているというダークなイメージは気持ち悪いが単純にして見事な出来映え。迷宮も素晴らしいので、良い仕事してますなぁと唸ってしまう。
 そんな恐ろしい世界より、新しい父親の方が恐ろしいという対比も面白い。スペイン内戦の時代背景やレジスタンスの姿もしっかり描いて、めちゃくちゃ素晴らしい映画だと思うのだ。賞を総なめにしても不思議ではないだろう。ただ日本人が受け入れがたい子供をそんなに苦しめる姿が、日本ではあまり長い上映とはならなかったのか?
 そうそう、主人公が慕う召使いが、パンに騙されちゃダメとか、チョークで書いた扉を見て動くところを見て、彼女もまた王女候補のなれの果てだったと見せているところも面白かった。

 私は個人的にマンドラゴラが出てきているのに興味を惹いた。複雑な青少年が必ず手に取る渋沢龍彦の本でおなじみな為、本の通り動いているマンドラゴラを見るのはインパクトがあった。さて、パンに言われた通り、主人公はマンドラゴラを母親の薬に混ぜたり、ベッドの下に置いたりしたのだが、その効果はどうだったのか?実際はアルカロイド系のナス科の植物。本箱の奥から渋沢さんの話を探し出さない限り私の頭は納得しないだろう。

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March 19, 2008

バンテージ・ポイント -これは面白い!

 色んな登場人物からの視線で大統領暗殺の犯人を浮き彫りにするという方法で、事件そのものはそんなにサスペンスでもミステリーでもないのだが、色んな人物の視線を通すとこんなに色んなドラマを見ることが出来てかなりふくらみを感じるのだ。観客はそれらの糸口を一つずつ解き明かして貰って、そうだったのか!に行き着くので、最初からどう推理しても答えは出てこないから見応えがある。疲れた体で観に行ったにもかかわらず、前のめりで見てしまう程惹きつけられた。これは作り方のうまさだろう。
 また、街の中のカーチェイスがなかなかの見物である。予想外に面白い。
 登場人物は、大統領役の人ぐらいしか私には分からなかったのだが、シークレット・サービスのデニス・クエイドがいい。
 これは、押さえといた方がいい一品だ。

とりあえず、順位は、

ラスト、コーション
陰日向に咲く
バンテージ・ポイント
再会の街で
シルク

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February 18, 2008

チーム・バチスタの栄光 -本の方がよいのでは

 Uさんと先週映画に行ってきました。
 本の方がよいのでは・・・、と書いたのは、登場人物達の性格付けがあの2時間の中でも何とか分かるように描かれていて、尚かつ難しい専門用語ははしょるような形で簡単に流していったので、本の中ではきっと、一人一人おまえが犯人だろうって感じで描かれていたのだろうなぁと思わせるので、本ではきちんと推理ものとして作られているからもっと面白いのではと考えたからだ。
 だって、バチスタ手術って何?なのである。拡張型心筋症はアメリカでは現在認可されていない手術だそうで、日本では1998年から行われている。心臓移植しかなかった病気に大きな光を当てた。心臓の提供が難しい日本では、この手術に賭けるしかないだろう。もう一つ重要な鍵になる麻酔に関しても、言われていることは分からないでもないが、充分考えない程度に受け取り、流して聞いていたりするのだから、この映画の最重要部分を放棄しているのである。
 小説では、田口先生は男性になっていて、映画のような男女のコンビではないのだが、男女のコンビは映画的にはいいのではないかと思う。
 やっぱり、小説を読んでみて、この作品の良さを感じた方が面白いのではないかなぁ。強烈な個性の白鳥役の阿部寛も今までの作品の影響力があって今ひとつ脱出出来ていないからだ。竹内結子は悪くもなく・・・かな。
 

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February 17, 2008

歓喜の歌 -とても良い話なのに、期待しすぎていた

 友人YKを誘っ て行ってきた。映画のHPのランキングで上位になっていたので、期待できるかもと誘ったのだが、私は期待はずれ。YKは期待していなかったので面白かったらしく、尚かつ涙したらしい。
 私ってば、おそまつな奴になっちまったんだろうか。涙をどこで流したのか全然分からない。

 立川談志師匠の弟子で立川志の輔の創作落語を映画化した作品。最近落語に興味を持ちだした私はアウトローの立川談志一門にも興味があった。AM神戸の金曜日にやっているばんばんのラジオ番組に立川談志コーナーがあり、いつも面白く聞いていた。
 さて、この話はホールの貸し出しが殆ど無い公民館で起こった年末のコーラス公演のブッキングの物語で、主人公の小林薫はダメだめ男の典型だったのに、うまく治まると行った話だ。
 この主人公の小林薫が味があっていいのだ。もう一人女神のような役に安田成美がなっているのだが、二人ともすっとぼけていて本当に味がある。エンディングで使われていた小林薫の写真は、この映画の中で見せた主人公らしい最高の笑顔で、後先考えず落語のはっつぁんのようないい加減さを顔でも表現できていて、彼の演技がこの映画を引き立てていた。なぜか安田成美に似た人が居たように気がして、誰だろうとずっと悩んでいたのだが、きっとどこで良そうな役を彼女は演じていたのかもしれない。しかし、すらっとしたロングスカートの姿と絶えずほほえんでいる雰囲気は彼女に引き込まれる何かがある。
 新作落語の割に大きなおちがないのが私の残念な気持ちなのだろう。ラストに大どんでん返しがあるものと思っている私は、素晴らしいコーラスの声に耳を傾けることなく、起こる事がなかったおちの出番を待っていたのだ。

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February 11, 2008

ジェシー・ジェームスの暗殺 -なが~~~~~い。

 ジェシー・ジェームズとは、実在のアメリカの強盗犯。彼が暗殺されるまでの経緯と、暗殺者が暗殺されるまでを映画化している。
 カリスマ性を持った美男子のジェームスに、プロデューサーもしているブラッド・ピットが、卑怯者として一生を送ることになる主人公にケイシー・アフレック。
 この映画長い!長すぎる。160分も何をやっていたかというと、主人公とジェシーのなれそめと、ジェシーが警察よりも仲間の裏切りを恐れていたことと、暗殺のその日までの経緯、暗殺後のジェシーのカリスマ性、主人公の隆盛から没落への姿、そして暗殺される。その中で、二人の関係性とジェシーのカリスマ性に重きをおいたために、間延びしたぐらい長い映画に出来上がってしまった。確かに淡々と進む良さも感じられるのだが、私ならもっと切りまくって自分の言いたいことを目出させるのだが・・・。
 そんなこんなだから、本当は良い映画なのだろう。私が分かってないだけで。アメリカではジェシーが今でも人気で彼の姿を見たいと思う人が多いからこんな形になったのだろう。しかし、日本やジェシーの知らないところでは、そんなの関係ねぇ~なので、海外に販売したときにもっと切っておけばよかったのにと思う。映画制作に関係したこともないのにね。
 映画を観ていて思ったのが、ジョン・レノンの暗殺。その対象が好きで好きで、こんな形になってしまう。これこそ大きな勘違いかもしれないけれど、同じような気がした。
 何にでも似合うブラッド・ピットだが、悪人はやっぱり似合わないよ。極悪非道に見えないもの。

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陰日向に咲く -久しぶりに嗚咽

 おばばさまことうちの母親に誘われて観に行ってきました。映画前に行ったのにもかかわらず、仕事で寒いところにいるのでトイレに近くなり、主人公と弁護士が階段で喋っているところでトイレに走った。きっと、3分は観られていない。なぜ、こんな話を書くか、後でこのはなしはしよう。

 これで今年は映画館で7本目。その中でも、今のところ私の中で2位になった。

 ここから、ネタばれになるので観に行かれる方は控えてもらった方がいい。
 
 たくさんの複線が交錯しているが、劇中何となく彼らの関係性は分かってくる。それでも、彼らに救いはあるのかと言ったらなかなか見いだせないで観ていた。複雑な親子関係や人間関係は、糸口が見つかれば早くに解れただろうが、それがなかなか出来ないから人は色々悩んでいる。ダメ人間の主人公は、パチンコというギャンブルに逃げることで考えないようにしていた。誰にでもあることだが、400万もサラ金に借りて、社内でも50万を借りている。そんな情けない男は、求めることがちゃんと与えたかった愛情の行き場だった。本当は分かっていたのに、それをすることが億劫になる。誰でも終わってしまってから後悔してしまうものだ。主人公の母や家族への愛情を他人と接することで、表現できるのは今の世の中の象徴のような気がする。
 緒川たまき演じるストリッパーから健一に宛てた手紙は号泣ものだった。このような一人一人の思いに誰かが答えていけばいいのにと思う。寂しい人達はたくさんいる。しかし、寂しさを知る人が多い分、きっと、その人達に何かしらの気持ちや優しさを伝えることが出来るのだろう。悲しい時代は優しい時代でもあるのだ。

 岡田准一はダメ男をうまく演じている。この人は、若くてハンサムなのに、なんていい感じなんだろう。この映画で一番はモーゼの西田敏行だろう。凄すぎる。何にでもなれる。きっと神様がこいつ面白いからと地上に使わした天使かもしれない(笑)、あと緒川たまきがいい。元々ファンなのだが、ちょっとしか出ていないのに、インパクト最高!ケツメイシの音楽もよかった。

 で、おばばさまと「映画どうやった?」との話をランチに向かうときにすると、
おばばさま「もらわれっこやったんやなぁ」と言う。
私「私がトイレに行っているときに、階段の所でそんな話をしていたん?それは衝撃の真実やわぁ」
おばばさま「いや、そんな話は出てこなかった」

 ちょっと待て、空白の3分があるので何とも言えないが、もしかすると、緒川たまきの子供が桃の木の家に貰われ行ったと思っているの?のようである。私はあの手紙の所で号泣していたのだが、おばばさまは違う真実に驚愕していたのだ。Σ(゚Д゚;o)いままでの私との人生、色んなことが走馬燈のように駆けめぐる。色んなことを勘違いしてきたおばばさま。そうか・・・。だから、私は苦労してきたんだ・・・・・・・・・・・。

 これが5段階の4って訳でもないのだがとりあえず順位は、

ラスト、コーション
陰日向に咲く
再会の街で
シルク

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February 09, 2008

アース -これは、眠たくなる

 最近お疲れ気味ではあるのだが、映画の内容が今ひとつ盛り上がりに欠けるために、眠たくなる。
ディープ・ブルーの印象が強かったので、この映画は観たい!と思っていたのですが・・・。BSでBBCのドキュメンタリーをよく見る機会があるから、映画館の大画面で美しい映像を見ることは満喫できた。しかし、地球の美しい姿を素晴らしいカメラワークで見せて貰っていても、盛り上がりがないというのは、こんなに目をつぶらせてしまうものか。
 印象的だったのが、ヒョウかチーターが鹿を襲うシーンがまるで男が女を追い求めているような感じのスローモーションでそれは映像的にも斬新だった。最後はマッコウクジラですか、と捕鯨船問題を追及するような感じにも伺えるラスト。渡辺謙さんの声より、役所広司さんの声の方があっていたように思う。

 しかし、自然は美しい。この世界を未来から来る人達にも見せてあげたいです。

アース 公式サイト

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February 05, 2008

ラスト、コーション -男性の方が女性の本質を分かっているのではないか!?

 なぜか、演歌は女性の悲しみを男が作る。有名な監督ではなかったら、アン・リーという名前に、女性という印象を持ったであろう。しかし、「ブロークバック・マウンテン」で感じた監督の愛の表現を知ってしまったから、「なぜ、女性の奥底を男が作るのだ」となるのだ。
 前回の作品と違って今回は男女の恋愛と第二次世界大戦中の歴史が織りなしていく。主人公ワン・チアチーの本人の表現とスパイ活動しているときのマイ夫人の時との違い方があまりにリアルで、このような個々を描くやり方が落差があり過ぎて面白い。スパイとして体を投げ出した姿は、ワン・チアチーの奥底が出てくる。
 この作品は、アイリーン・チャンの短編小説を映画化。長年書き換えてきたとされるこの作品を原作に忠実に描いたという。監督のメッセージで、この作品を残酷な話と語っていたが、残酷な話とは全く受け取れなかった。

 ここからは、映画を観てからの方がいいかも・・・。

 この作品の中心にある主人公とトニー・レオン扮するイーとの愛情なのだが、スパイ活動をするマイ夫人に近づき、彼女の誠実な瞳を見たときに、「本当のことが語れる」と呟いた。それを彼女がどう受け取ったのか、それからの狂おしい熱情の世界で見せつけられたものは、確かに体だけで感じ取れる愛があるのだと、その深く描かれたシーンに自らの体験をも併せて、深く深く彼らの愛に到達していった。もう、幸せなエンディングが望めない二人なのだから、真実を知る彼女の愛情の瞳に重ね合わせ、涙が止まらなかった。
 あなたは、言いますか?言いませんか?深い愛を感じたときに本能の赴くままに放った一言。私も「逃げて」と言ったでしょう。ラストの彼女を思うトニー・レオンの姿に胸を打ちます。
 マイ夫人を演じたタン・ウェイがすっぴんの時も、お金持ちの奥方の時も美しい。中国の人は足の綺麗な人が多いのだけれど、彼女も足が綺麗だった。トニー・レオンはもう40代半ばになっておられたのですね。魅力的な所は全然変わらず、しかしいつもと違う役柄で、タン・ウェイが172cmの長身と言うこともあってか、かなり小柄の疲れたおじさんになっていた。ワン・リーホンは、昔の中国人だなぁと言う出で立ちで、一番この時代にマッチしていた。

 マイ夫人となる以上処女の訳にはいかないと経験者と取り組む所が女の私としては複雑に見た。今の世情は、性行為が行われても、心に痛みも伴わない人が多い。道徳教育が変わってきたせいとも、時代とも言えるのだが、その行為によって、子供が生まれるのだから、何か感じるものが必要じゃないかなと思ったりする。軽く行為に及んで、スポーツ感覚になる日も近いのだろうが、旧人類となりつつある私としては、それはそれで情緒が無くて寂しい話だと思う。
 下世話な発想で申し訳ないのですが気になったので書きますと、主人公達が行為を行っている最中、画面には何度も映しちゃいけないものがぼやけて出ていて、どう考えても本当に行為を行っていると思うのですが、こういった映画はそこまで俳優に要求されるのですか?ちょっと、びっくりしました。
 

ラスト、コ-ション 公式サイト

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January 28, 2008

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 - ひぇ~怖かったよぉ~見るんじゃなかった!

 ミュージカル舞台の映画化。大人の恐ろしい童話が歌によって陰湿な印象を和らげる。
 陰惨なストーリー、幸せな家族に不幸が襲いかかる。それは、妻が美しかった故の出来事。それによって、長きにわたり無実の罪で牢屋に繋がれていた主人公は、復讐を歌い上げるのだ。
 その映像にぴったりな街倫敦。主人公が商売道具のナイフを持って復讐を誓うのにぴったりな街倫敦。ハリウッドで作られるプロトタイプの倫敦は、全世界にこのようなイメージを植えさせている。実際、19世紀は煙突からの煙と煙と霧で、舞台背景にはぴったりな程灰色の世界。そんな中、今度は殺人鬼としてジョニー・デップが現れた。殺害する姿は、ポーズを決めようと頑張っているのだが、いまいちなのだが、内容は平然と行うにはあまりに恐ろしい。彼に絡んでくる水夫仲間の若人の出方が突拍子も無くって、スウィーニーの恐ろしさがおかしさに変わってくる喜劇である。ミュージカルの映画化だから致し方がないんだけれど、ご都合主義の話の進み方はとんとん拍子が早すぎてあまり面白さを感じ得ずに終わってしまった。しかし、ばったばったとナイフの餌食になっていくのを見ることが出来ないぐらい残虐な数だったし、リアルな音まで出していたのだ。怖がりの私は見るんじゃなかったと早く映画館から出て行きたかった。友人Aはどこが怖いねんって感じだったが、たくさんの遺体に関しては閉口していた。
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 公式サイト

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January 23, 2008

シーズ・レインが上映される

 未だにDVD化されていない震災前の神戸を知る為の青春映画シーズ・レインが、神戸映画博物館で3/8・9の両日上映されます。今から15年前、震災前の神戸を見る貴重なチャンス!ラストの今は無きラルフ・ローレンの建物付近での情景はきっと涙を誘うはず。
 是非、観てやって下さいな。

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January 13, 2008

私の映画選び その3

 私ってば、他にもこの監督ならと観に行くのに、書いたあとに思い出すなんて・・・。

◎面白さで選ぶ

アキ・カウリスマキ
監督 牡羊座
 と言っても、過去のない男しか見たことが無く、映画館では観ていないのだ。あの作品の何とも言えない感覚が他も観てみたいと思わせたが、神戸ではKAVCで街のあかりが上映されていたのにもかかわらず、観に行くことが出来なかった。昨年は、キム・ギドクの作品も2本見逃したし、日本で初めて映画上映が行われた都市なら、もっと映画館を増やせ~、このやろ。

■俳優で選ぶ
 この俳優が出ていたら観に行く。そういう俳優さんを集めてみました。

スティーブ・マックイーン 牡羊座
 もう新しい映画は観られないのだが、何度彼の出演作を観ても飽きない。実物は女好きの派手な性格だそうだが、あの雰囲気からどうしてもストイックな男臭さを感じてしまい、私の永遠の男性の理想像になっている。大脱走のバイクのシーンなんて、ヽ(|||≧▽≦|||)/ キャーって叫びたい程だ。タワーリング・インフェルノの消防士役も素敵だった。

ピーター・フォーク 乙女座
 刑事コロンボで有名になった彼も御年80歳。映画では「ハズバンズ」や「ベルリン・天使の詩」などを映画館で観た。そこに立ち止まっただけで雰囲気を醸し出す役者だ。NHKでコロンボを全部放映してくれないかなぁ。

リバー・フェニックス 蠍座
 23歳の若さで夭折してしまったリバー。今人気絶頂のジョニー・デップの経営する店の前で亡くなったというのもなぜか運命を感じる。いつも寂しげな表情が演技にも深さを感じずにいられなかった。彼が動いているところをもう観ることが出来ない。なんて、残酷なことだろう。スタンド・バイ・ミーで惚れ込んでしまった。主人公と同じように若くに死んでしまうなんて。

マリリン・モンロー 双子座
 今でも死の真相を探る番組が出来る程の魅惑的な女優。彼女のバス停留所での肌が素晴らしく、セックスシンボルとしてとらえられても致し方ないと思ったことがある。一番好きなのは、お熱いのがお好き。あの歩き方、めちゃくちゃ可愛い女性だ。

オードリー・ヘプバーン 牡牛座
 前世紀に舞い降りたミューズの一人。映像という手段を手に入れた私達はこの女性を永遠に見つめることが出来る。彼女の作品は何度もリバイバル上映され、映画館のスクリーンで観ることが出来た。私は幸せ者である。一番好きなのはやはり、シャレードかな。

ロバート・カーライル 牡羊座
 トレインスポッティングから興味を持つ。それ以降観た映画は、どの彼も素敵。こんな感じの顔や体型がめちゃくちゃ好みである。鳥顔と言っているのだが、顔が小さくて丸く、骨張っているような人がなんか好みである。分類が分かって貰えないと思うのだけれど、同じ鳥顔ではフットボール・アワーの後藤もそうである。

瑛太 射手座
 アンフェアの安藤役からファンになった。安藤君がめちゃくちゃタイプだったと言うことが正しい。その作品以降も安藤君を思い起こさせるような役柄に付いていたりして、俳優としての彼にも興味を持つようになった。日本の俳優さんにはあまり興味を持たないので、貴重な存在だ。

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再会の街で - 期待しすぎていた・・・。

 出演はアダム・サンドラー、ホテル・ルワンダのドン・チードルが出演する。監督も会計士の役で出演している。
 ストーリーは、9.11の飛行機事故で家族を失った男性と、大学生時代に彼とルームメイトだった友人の出発の話である。家族を失った悲しみを持たなくても、アダム・サンドラー演じるチャーリーの気持ちに重なることが出来るだろう。彼は、最後に交わした言葉に支配され、思い出の詰まった家の中で、思い出さないように自分の人生をはぎ取っている。昔好きだったもの、今夢中になれるものだけで、何とか生きていこうとするのだが、9.11前を知るものは昔のように立ち直らせようと、彼に強要していく。
 オレのことはほっといてくれ、とでも言いたくなるように、彼の大きな悲しみを救う方法は、思い出させないことだけだったのか。悲しみに立ち向かおうとせず、思い出を共有しようとしない婿に対して、妻の両親が精神病院の措置を願うのだが、「娘さんが生きていたらどうするのか、よく考えてみて下さい。」と、裁判官は妻の両親を諭す。
 たくさんの悲しみを人は感じることが出来る。人が亡くなったり、ペットが無くなったり、街が無くなったり。それを思い起こさせる出来事や場所にやってきたら、思い出がよぎり、涙がこぼれてしまう。10代の半ばに父が亡くなった後、掃除する度に、寝ころんでテレビを見ている父にどいて貰って掃除していたのを思い出し涙が流れ、父が亡くなったときに母が東京へ遺体を迎えに行っている間、冷蔵庫にはよく冷えたスイカとメロンが私と一緒に父の帰りを待っていたので、スイカを見る度にあの日を思い出し、お通夜にはたくさんの親戚が集まっていて、また葬式までずっと精神性の喘息も出ていたので、父にあまり近づけずにいたから、その日から毎晩のように、父の遺体にすがりつきあの時に泣けなかった大声で泣く夢を見て、悲しくてつらくて毎日眠るのが怖かった。こんなにつらい思いをしながら、人の死を受け入れ、生きていかないといけないなんて、家族がすべていなくなったら、主人公のチャーリーのようになっても不思議じゃないと思う。家族は無条件に愛を注いで、また注いでくれる人達だ。どこかで生きていると分かっているだけでも、こんな悲しみを背負わなくてもいい。
 こんな気持ちをラストに主人公は言葉にするのだ。彼の心の内がはっきり分かる言葉。涙が止まらなかった。

 実はもっと深く描かれているものだと思っていたので、期待はずれではあった。しかし、人の悲しみを扱った表現は容易に重なることが出来、素晴らしい演出だったと思う。

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January 08, 2008

2007 映画総決算

今年は、感動した映画にはその時の気持ちで順位を入れるようにしていたので、過去の作品の方が感動が忘れがちになっているかもしれませんが、今見ても私の中では順当な順位を付けていると思っています。では、

今年観た映画の順位は、
 1位善き人のためのソナタ
 2位ブラッド・ダイヤモンド
 3位ディパーテッド
 4位長い散歩
 5位ダイ・ハード4.0
 6位世界最強のインディアン
 7位サン・ジャックへの道
 8位ボルベール<帰郷> 
 9位舞妓Haaaan!!!
10位それでもボクはやってない となりました。

 やはり、善き人のソナタは傑作です。と言っても、5段階で4ですが・・・。めちゃくちゃよかったブラッド・ダイヤモンドを抑えて1位に据えるんですから、見る機会があったら是非見て下さいな。ブラッド・ダイヤモンドは、ディカプリオ演じる主人公に惚れてしまいました。

主演男優賞は、当然 レオナルド・ディカプリオ、次点は安倍サダヲ
主演女優賞は、ペネロペ・クルスでした。

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January 03, 2008

私の映画選び その2

なんであれだけ、忙しくて書けず寝かしておいたのに、UPした後に監督を思い出すかなぁ.

監督編続く

◎面白さで選ぶ

ミシェル・ゴンドリー監督 牡牛座
 奇天烈な話が展開する彼の作品は、脚本家の影響もさることながら、監督自身の映画や映像を楽しんでいる感が溢れだしていて。次も絶対見たくなるのだ。作り込み方がインタラクティブアートに近いとも思ってしまう。観客の反応まであわせこんで面白い作品を作っているのだ。

ジャン=ピエール・ジュネ監督 乙女座
 「アメリ」の監督だ。アメリの中の出来事がまるで素敵なおとぎ話のようだったので、脚本も兼ねたこの監督の作品に今後も注目したい。


◎監督の世界を愛す

寺山修司監督 射手座
 伊丹十三のようにマルチで活躍されたけれど、映画の方は興行的にはうまくいっていない。しかし、子供の頃から彼を人生の師匠としてきた私にとっては、彼の本は道しるべであり、彼の言葉は訓戒であり、彼の映像は深層心理であった。彼が本当か嘘か分からないけれど、趣味にしていたDon't distube集めも引き継いで、本当に彼が人生の一部になっている。また、次回彼が活躍する時代に一緒出来れば、転生をもうちょっと待って欲しい。


スタッフ編
 やっぱり、このスタッフで映画は変わる!誰でも思うことだけれど、それに気がついたときに映画の楽しみが一つ増えるのだ。

■脚本家

チャーリー・カウフマン 蠍座
 彼の脚本は凄すぎる。その為に、彼の脚本だと聞けば、映画館に足を運んだ。奇想天外なところが楽しませてくれるのだ。知り得なかった別世界を見せてくれる。出来れば、監督業など辞めて、たくさん面白い脚本を作って欲しい。

野沢尚 蟹座
 ドラマ「眠れる森」ではまってしまった。彼の映画作品は、「波線のマリス」しか観ていないが、人間の知りたくない奥底をうまく掻き出している脚本家だと思う。こんなに早くなくなってしまうなんて、本当に勿体ない話だ。

宮藤官九郎 蟹座
 なぜか、蟹座脚本家に向いているような選び方になった。この人の作品も次を観るのが楽しみで、昨年は「舞妓Haaaaaan!」を映画館で2回も観てしまった。兎に角、面白い。

古沢良太 獅子座
 キサラギや三丁目の夕日の脚本家で知られるが、私は相棒の脚本家としておすすめしたい。原作もしているキサラギはものすごく面白かった。まだ若い脚本家なので、めちゃくちゃ期待しています。

■撮影

クリストファー・ドイル
 誰でも知っている有名な人をあげても仕方がないでしょうが、この人の陰翳の美しさは素晴らしく、私は虜になってしまいました。私の好きなのは、「花様年華」。女性の美しさも表せていました。


■音楽

大野克夫 乙女座
 この人は、コナン君の音楽担当の人。有名なのは、太陽にほえろ!、でも傷だらけの天使や終着駅シリーズもすっごくいい。こんなに名前を覚えたくなるような音楽家は日本では珍しいのだ。

大野雄二 双子座
 同じ大野続きで、こちらはルパン三世。この人の音楽もおしゃれなヨーロピアンでとても素敵。本編の作品に広がりを感じさせる音楽を提供していると思う。ルパン三世の再放送しないかぁ。

本多 俊之 乙女座
 マルサの女等、伊丹作品に欠かせない音楽家。あまりにもマルサが売れてしまったために、インパクトがそれ止まりになっているが、それ以降の作品も素晴らしい出来でありました。伊丹さんが生きていたらまだまだその面白い音楽を聞かせて頂けたのに、めちゃくちゃ残念です。やはり、マルサの女の音楽が一番好きです。

ヘンリー・マンシーニ 牡牛座
 たくさんの映画音楽をされていますが、一番好きなのは、日本でコロンボのテーマソングになっているミステリー劇場のテーマだ。

■衣装

ワダ・エミ
 チャン・イーモウ監督の「HERO」が圧巻でした。動きにあわせた美しい衣装を見せられて、この人の作品を観たいと思ってしまいました。アカデミー賞も当然受賞されるはずです。

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ベオウルフ/呪われし勇者 -ちょっと、期待しすぎたかな

 なんと、2005年にも映画化されているベオウルフ。そんなに人気のある題材なのかと調べてみると、指輪物語にも影響を与えたデンマークの叙情詩であり、ゲルマン民族の英雄譚でもあった。ただ、今回のようなストーリーは伝えられたものに演出を加えたものであるので、詳しく調べていないけれど、2005年の映画は言い伝えのように描き、2007年日本で公開されたものは、叙情詩を土台にしたオリジナルであった。
 しかし、オリジナルの話もなかなか作り込んでいるので、ストーリーは面白かった。主人公の肉体的な美しさが余計に古代のロマンを引き立てた。難を言うなら、CGと生身の人間の動きが繋がっていなかったこと。これが、あちらこちらの場面で酷すぎて、画面が暗くて美しく描いていても、その違和感ある歩き方で、台無しにしていた。こればかりは何が良くても目立ってしまう。非常に残念だ。
 アンジェリーナの魔力は伝わらなかった。美しいけれど、主人公が我を忘れる程の凄さもなかったのがこの映画の魅力を半減していたと思う。方向性が違うような気がする演出だったからだ。


*************** 1/5 ***************

コメントのスパムって反応するので、なんでか、コメントが入れられません。なじぇ???
ここに載せます。しくしく(;_;)

★foxbase様
 コメント有り難うございました。
 主人公になって映画に入り込んでしまうような見方をしているもので、アンジェリーナ自体は美しい女性だと思うし、エロティックだとは思いますが、あの演出では私が男なら引くなぁと思ってしまいました。重要な鍵であるのにもかかわらず、いとしい人と180度違うタイプの女性を持ってきているのだから、もっと生かせるだろう・・・、なんてね。
 歴史的な凄さで圧倒させた300の時と違って、男性の浅はかな性をテーマにしているなら、女の私にも性的な影響を貰わなきゃ。
 しかし、技術革新の過渡期でも動きが変になるのは残念でしたね。

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椿三十郎 -やっぱり、三船のを観ているとなぁ・・・

 昨年の12月の初頭に観に行ったものなので、大した事は書けないのだが・・・。

 記憶に乏しいが、この話は白黒で観たような気がする。そんな感じで映画に進んでしまったら、ついつい三船と織田裕二を比べるようになってしまう。本人だって、百も承知の上引き受けたに違いない。やはり、先に動いたものの方が記憶の中で生き生きと動く。織田裕二が作り上げた元気の良い三十郎よりも、なかなか渋みのある若いときの三船敏郎を記憶の中なのに、改めて惚れ直す。

 監督も俳優陣もよくやったと思う。特に、織田は自分の三十郎を作り上げていた。そのコミカルで元気な若い三十郎に映像も明るかった。でも、黒澤監督がまるで三船の為に書いたような主人公では、あまりにも違和感がありすぎる。もうちょっと脚本を替えるとか、何とか方法はなかったのかと、挑戦に対して、残念に思うのだ。
 さて、まわりを固める共演者達は、三船の映画に出てきてもおかしくないような雰囲気を漂わせ、憐れな敵役も憎めないキャラクターを引き継ぎ、完璧な黒澤脚本作品を作っていた。悲しいかな、織田が一人違う世界の住人になってしまっていたのかもしれない。

 織田意外に務まる役者がいるかというと、そうはいないだろう。残念な映画である。

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December 25, 2007

私の映画選び その1

 BRUTUSの特集で映画選びの教科書というのがあり、興味深く読んだ。人それぞれ興味の対象が違い、新作映画を選ぶコツというものも違ってくる。読んでいると、私も書いてみようと思い立った。まぁ、おつきあい下さい。


■監督で選ぶ
 映画は映画監督でしょうと、主演俳優より監督を選ぶと以前どこかに書いた記憶があるが、やっぱり映画監督で選ぶのが一番良いだろう。

◎面白さで選ぶ
 こだわって作り込んで、人を煙に巻いて映画の面白さを教えてくれる監督がいる。そういった監督達の作品は、どの作品も何かしら面白く外れることが少ないのだ。

ビリー・ワイルダー監督 蟹座
 初めて観たのは、「あなただけ今晩は」という作品だった。この面白さは何だ!と、私を虜にした。そのおかげで何度観ても、幸せになれる「Nobody is parfect」のセリフで有名なマリリン・モンロー主演の「お熱いのはお好き」に出会った。彼の作品によく出ていたジャック・レモンが監督のイメージと重なるときがある。笑いの中にペーソスを感じる。人間の喜怒哀楽の基本を書いたような人間性溢れる作品が多い。

伊丹十三監督 双子座
 今週伊丹作品がBS2で一挙放映されるのだが、彼の作品には、人々の生活の中で普通に行われている変わったことを表現することで、啓発映画になっているのが、面白おかしく頭や心に残る。自分の気持ちを伝えるのに小説や音楽よりも映画の方が効果があると思わせる映画を作る監督だ。その為に、偽装自殺で死に追いやられてしまったのだろうけれど、彼なら助かっていたら、これも映画にするぐらいだったろう。何が悲しいって、彼の新作がもう観られないということだと、お亡くなりになられたときに泣いて思った。彼のエッセイも面白かったので、人となりが何となく伝わってきて、本当に惜しい人を亡くしてしまったと思う。やっぱり、「マルサの女」が一番だったね。

スティーヴン・スピルバーグ監督 射手座
 ヒットメーカーなので、映画ファンには敬遠されているかもしれないけれど、彼が監督した作品はやはりどれも素晴らしい作品で、エンターテーメントぶりを発揮し、映画館に足を運ぶ人をテーマパークに連れてきたような別世界に引き込んでしまう。一番好きなのは、ジョージ・ルーカスとのインディシリーズなので、新作がいつやってくるのか手ぐすね引いてまっている。あんまり知られていないが、刑事コロンボの監督もしている。

中島哲也監督 乙女座
 ここで良く書いているのだが、CM出身の監督に興味がわく。たった数秒にインパクトを与えてくれる。それを映画にすると、ずっと、うるさいくらい、私を楽しませてくれることになるのだ。これは、人の好きずきだろうけれど、本当に私って映画が大好きなんだと言うぐらい、映画の場面を思い起こしてしまう。この監督の映像なんて、めっちゃくちゃ思い入れ深く作った場面構成が頭から離れないのだ。絶対次回も観に行ってやる!と思う監督さんなのだ。

ペドロ・アルモドバル監督 天秤座
 初めて見たのが、「オール・アバウト・マイ・マザー」という作品。その中で性倒錯が描かれているのだけれど、どうも監督は、愛の倒錯映画を描くのを好むようだ。それだから、好きって訳でもないのだが、映画の中で人の心の奥深さと暖かみが深く描かれていて、外国でありながら、近所の話にも思える作品を作るのだ。で、やはり、展開が予想を裏切り、みんな優しい人達で終わるのだ。これは、中毒映画になるぞ。

フランク・キャプラ監督 牡牛座
 よきアメリカがめちゃくちゃ好きです。そういった意味でこの監督の作品は、良きアメリカの象徴的な方だと思います。一番好きなのは、「素晴らしき哉人生」かなぁ。この時代のアメリカ人になりたかったなんて、幻想を抱く程、自分の素晴らしい部分が見えてきます。

大友克洋監督 牡羊座
 漫画家としての大友克洋氏を崇拝しているために、どんな映画を作られても観に行ってしまうでしょう。AKIRAが一番凄かったと思っているわけでもありません。一番凄いのは、「童夢」なので、これのアニメ化をされると凄いだろうなぁと思うでしょうね。あり得ないけれど。兎に角、どんな仕事をしているのか気になるので、評判悪くてもいきます(笑)

市川崑監督 蠍座
 金田一シリーズの美しい映像が決め手ですね。この監督の他の作品はあまり観たことがないのですが、横溝作品と一緒になったときの画面構成の美しさに感動を覚えます。何度見ても勉強になります。

◎監督の世界を愛す
 この監督のお友達になりたい。いやいや、共に暮らしてみたいと、思うぐらいに、監督の心が流れてきて、惹きつけられてしまう。これは、私限定の選び方なのだろう。

キム・ギドク監督 射手座
 不思議な感覚の恋愛映画を撮る。彼を好きな人は恋愛映画ぁと、言うかもしれないけれど、私は「悪い男」を観て彼の恋愛体質に惚れ込んでしまった。きゃ。お嫁さんにして!なんて、思ったりする唯一の監督だ。彼の世界観の虜になってしまった人。私と同じで、本物の愛に渇望しているのですよ(笑)

エミール・クストリッツァ監督 射手座
 ここに来られる人は、知っていると思うのだが、彼が好きになったきっかけは、「アンダーグランド」を観て、「え?これって私が作ったみたい・・・」って思ったのだ。めちゃくちゃというか、かなりおこがましいのだが、なんか私の持つ世界観に似ていて、終わった後すぐにパンフレットの監督紹介を見たら、私と同じ誕生日だった。不思議なこともあるものだ。それから、出来るだけ見ているのだが、自分と思うことはなくなったが、なんか心地よい世界観の映画で突拍子のないところが私に通じるなぁと今でも思っているのだ(笑)

パトリス・ルコント監督 蠍座
 この監督も恋愛映画を深く描く。さすがに愛の国フランスの監督ならではで、女性の気持ちをよ~く描けている。「髪結いの亭主」の奥さんと同じ行動が私にも他の女性にも出来るだろう。日本の男には分かるか!!!!!

ジャン=リュック・ゴダール監督 射手座
 「見えた何が永遠が・・・」って、ランボーの詩の中で爆死するラストを見せられたら、惹きつけられてしまうよ。やっぱり、私を虜にするのは強烈な個性と言うことかもしれない。ゴダールの作品をあまりまだ見ていないので、この先の人生の楽しみでもあるのだ。