January 27, 2008

神戸市史の歴史講演会

 今日、文書館主催の歴史講演会に行ってきた。文書館とは以前ここでも記事にしたことがあるが、神戸市史を編纂している5時までしかやっていない所だ。5時までだからもちろん見学者は偏る。そう、この講演会も偏っていた90%が60代以上の男性で構成されていた。女性は僅か、若い人に至っては片手で足りただろう。
 こんなに面白そうな神戸市史もレベルが高く、帰りのおじさん達のセリフは、「難しすぎてねてもたわ」が多かった。決して難しかったわけではなく、歴史の細かいところを突いている内容だったからそう思えたのだと思う。

 最初に16世紀前後の北区山田町の話をしてくれた。京都に行く道と山を越えて海に出る道当たりにある山田やや淡河の村同士の揉め事を古文書で紐解く作業はなかなか面白そうな内容だった。500年の前の書き付けを置いているという所も凄いし、制圧区域の話しも面白い。別所長治の名前を久しぶりに聞いた。地元の歴史を紐解いていくともっと面白いものが見えてくるんだろうなぁ。

 しかし、私のレベルよりも高すぎるので、もう少し神戸市の歴史を古代から優しく知りたいものだ。

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October 20, 2007

日本を攻撃する

日本を攻撃する

と言う言葉が韓国で流行っているらしい。私が登録しているメルマガの記事に載っていたのだが、それをコピペしたサイトを見つけたので、興味があるならこれを読んで貰うと分かると思うのだが・・・。

 どういう理由であれ、このような言葉がまかり通っているのは気分が悪い。韓国だけの話ではなく、最近の人は簡単に酷い言葉を人に投げつける。
日本を攻撃すると言う言葉は、個人の面識のない人物に
おまえ死ね
と言っているのと同じような恐怖を感じる。
最近、何でも冗談が過ぎている。韓国で報告通りの言葉の荒れようなら、日本の若者とそう変わらない。
日本と違って儒教の国だから、もっと、物事を大事にしている民族だと思っていた。事の発端が一部のソウル市民のコメントだったとしても、それに広がりをみせ、このような形になったのなら、そういうことなんだろう。
日本を攻撃すると言われたときより、韓国の善き国のイメージが変わってきたのが私にとっては残念である。

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September 29, 2007

NHK情報 BSマンガ夜話復活!

ジェリー・イェンのホスピタルが10月4日から始まります。
ジェリー・イェンは、前にここでも記事に書いたF4の一人、台湾、アジアの超人気俳優です。
BS2木曜の11時からです。

もう一つ、面白そうな海外ドラマは、アグリー・ベティ
さえない女の子が、ファッション業界で成長していく物語です。プラダをきた悪魔のドラマ版のような感じかな。
10月1日(月)午後11時00分~ スタートです。

私が観たいと思う映画のご案内

衛星映画劇場 ロストロポーヴィチ 人生の祭典 2006年・ロシア ELEGY OF LIFE.ROSTROPOVICH.VISHNEVSKAYA.
BS2 10月2日(火) 午後10:00~午後11:43

衛星映画劇場 モロッコ 1930年・アメリカ MOROCCO
BS2 10月4日(木) 午前0:40~午前2:13(3日深夜)

ハイビジョン金曜シネマ ロバと王女 デジタルニューマスター版 1970年・フランス PEAU D’ANE
BShi 10月12日(金) 午後10:45~午前0:16

BS世界のドキュメンタリー

50年後の未来の再放送が11月にあります。面白かったので、おすすめです。 全部観られなかったので、とても楽しみ。

ニュールンベルグ裁判も再放送が来週にあります。

10月の知るの楽しむは、昨年の再放送ですが白州正子さんです。

日本の伝統芸能は今月から、歌舞伎が始まります。

BSマンガ夜話 11月27日から3日間復活です!嬉しい~。待ってたよん。

マンガノゲンバ 10月2日(火) 深夜24:00~24:39 [BS2] / 10月3日(水) 午後6:00~6:39 [BShi]
次回はゴルゴ13特集です。

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August 18, 2007

夕凪の街 桜の国 -とても大事なことなのに、自分に置き換えて考えたことがなかった

やっとまた一人死んだと、アメリカさんは喜んでいるのかなぁ


何で、広島におちたんや

違うよ、落ちたんじゃない、落とされたんだよ

ネタばれになります。

 上記のセリフは大分怪しい(笑)けど、インパクトがあり心に残ったセリフだ。
 死ねと思われてピカを落とされたのに、まだ生きている。妹は背中の上で長生きしてねと言って亡くなったのに、幸せだったりしたら、誰かがそれは違うよって、そっちの世界じゃないよって言いに来る。
 被爆した20代の女性と、被爆者を遺族に持ち、自分にも遺伝しているだろうということで考えないようにしていた現在に生きる20代の女性を描いた作品は、全編タオルが離せない程の悲しくてつらい話が続く。
 昔、広島で行われた少年団体の総会に出席したことがあり、その時に平和のワークショップに参加した。私は原爆に対する知識も平和にも薄かったから参加したのだが、数多い広島からの参加者に圧倒したことがあった。これほどまでに認識が違うものなのだと。内容は違うが、震災を受けて、地元の深さを感じることが出来たので今ではよく分かる。その当時は、これだけの歴史認識の凄さをなぜ日本国中の学校が教えることが出来ないのだろうかと思ったものだった。同じような教科書でも意識の違いがそうさせるのだ。ましてや、今でも続いている苦悩の数々に考えたくなくても、否応でも襲ってくる内容なのだ。今年は、戦争が風化されすぎたのか、公式の場に出る人のあほな発言が出て、余計に意識するようになった。そのおかげか、マスコミの広島、長崎、終戦記念日の扱い方が変わってきたことに気がついた。もう、戦争や原爆を知らない人の日本になってきたのかも知れない。こんな時にこの映画の公開で、再認識させて貰えて良かったと思う。
 この作品、2部構成になっていて、前半の被爆体験を持つ皆実の悲しみが染み渡る。隣の見知ら年配の女性は私と共にタオルを握りしめ、大泣き状態であったが、後半の桜の国では、寝息が聞こえてくることがあった。
 やはり、前半がインパクトが強かったせいもあるのだろう。普通の幸せを迎え入れることが出来るはずの女性の悲しみは大きすぎたのだ。しかし、後半の話も、過去を振り返りながら、忘れていないというメッセージと、忘れてはいけないというメッセージが含まれていて、実際におられるであろう被爆者遺族の苦悩を意識していなかった自分を恥じた。
 漫画原作は読んだことがないが購入したいと思う。平積みしている表紙の絵は、皆実を演じる麻生久美子がぴったりの配役とも思う。七波のように突っかけで携帯持っただけで飛び出して旅行に出かけたいものだ(笑)

夕凪の街 桜の国 公式サイト

とりあえず、今年観た映画の順位 怪しいけど・・・

善き人のためのソナタ
ブラッド・ダイヤモンド
ディパーテッド
長い散歩
ダイ・ハード4.0
世界最強のインディアン
サン・ジャックへの道
ボルベール<帰郷>
舞妓Haaaan!!!
それでもボクはやってない
バブルへGO ~タイムマシンはドラム式
不都合な真実
墨攻
夕凪の街桜の国
スパイダーマン3
キサラギ
アヒルと鴨のコインロッカー
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
300
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
約束の旅路
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
しゃべれどもしゃべれども
ホリディ
あなたを忘れない
どろろ

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August 15, 2007

夏は戦争を知る季節 私って何にも知らなかったんだ!

 日本は防衛費を国の中では多く回していると思っていたけれど、世界と比べたら大したことはないと思っていた。
NationMasterと言うサイトに2005年の世界の防衛費を比べたグラフが載っている
http://www.nationmaster.com/graph/mil_exp_dol_fig-military-expenditures-dollar-figure
ソースを探したら、CIAのサイトだったので、探したら2005年のは消えており、2007年分のをみた。
GNPの何%かということなら、ドミニカやガーナと同じ0.8%なのだが・・・。
https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/fields/2034.html
CIAのサイトでは、金額としては載っていなかった。
初めて、CIAのサイトを見るのだが、各国の軍に入る年齢とか書いてある。
強制的に入る義務があるのは、compulsory military ってことだよね。conscriptは徴兵されたってことだろうし。

Algeria
19-30 years of age for compulsory military service; conscript service obligation - 18 months (6 months basic training, 12 months civil projects) (2006)
Angola
17 years of age for compulsory military service; conscript service obligation - 2 years plus time for training (2001)
Armenia
18 to 27 years of age for compulsory military service, conscript service obligation - 12 months; 18 years of age for voluntary military service (2004)
Austria
18 years of age for compulsory military service; 16 years of age for voluntary service; from 2007, at the earliest, compulsory military service obligation will be reduced from 8 months to 6 (2005)

 Aだけでこんなに見つけちゃったよ。徴兵制の国が多いんだ。

 今、終戦特集が多いので、NHKでは色々やっているし、私もアホみたいにBSドキュメンタリーを録画しているので、この盆休みに見ている。
 先日、NHK総合で水木しげるさんのラバウルでの出来事をドラマ化していましたね。玉砕しに行って、生きて戻ったものを恥だとしてもう一度玉砕させる。昔、ITさんに水木さんの昭和史を借りて読んだことがあるのですが、詳しいことを忘れてしまいました。と言うよりは、戦争の話の中身が濃すぎて、このような一つのエピソードでも凄すぎて覚えられないってことでもあります。水木さんを演じておられた香川さんが水木さんに似せていてそれはうまかったです。
 南方での陸地戦の話で思い出すのは、ゆきゆきて、神軍という私が昔からよく書いていた奥崎謙三さんの出るドキュメンタリー作品です。この映画は、戦争のえぐい部分を掻き出している作品なので興味がない人にはお奨め出来ませんが、奥崎自身もニューギニアの戦地で闘い、復員中に兵隊達の食料を奪おうとした船長を刺しているところから反政府的な動きに駆り出されて行かれています。
奥崎のようつべ http://www.youtube.com/watch?v=4tFc0fiLzJg&mode=related&search=

 BSドキュメンタリーでは、ニュールンベルグ裁判をBBCのドラマを放映していた。W録画失敗で、ルドルフ・ヘスがちゃんと見られなかった。最後まで生きていたゲーリングは確かに凄い人物だったと思う。私はニュールンベルグ時の彼らのことを全然知らなかったんだと思った。中学生の頃に読んだルドルフ・ヘスの替え玉説の本が今でも脳裏に残っていて、今でも別人だと思いたい気持ちがあったりする。ナチの中で唯一人間的であったからかもしれない。もう一人悪役のルドルフ・ヘスのもドラマにしてくれたら良かったのにと思うが、さすがにおぞましくてドラマにするわけにはいかないのだろう。
 こぼれ話にひとつ。当時、日本人でもあまり知る人がいなかった坂本龍馬のことをヒトラーが興味を持っていたらしい。それを聞いた京都の老舗が坂本龍馬の文楽の人形をヒトラーに送ったらしい。親日家のイメージは無いのだが、自筆で丁寧なお礼状をヒトラーが送ったという逸話がある。当時、ムッソリーニも坂本龍馬に興味があったので同じように文楽の人形を貰っているらしいが坂本龍馬ではなかったらしい。木村幸比古さんの著書に出ている。チェ・ゲバラも坂本龍馬を尊敬していたっていうし。魅力的な人物なのだなぁ。

 先日、爆笑問題の番組で、ヒロシマ・ナガサキの賠償金を求めようという課題が話し合われた。あきらかに化学実験をされて、未だに後遺症が残り、多くの被害者が日の目を見られないというのは、日本軍がやってきた中国での細菌兵器の使用と人体実験と同じだなと思っていたら、そういった発言をする人がいた。それに対して、太田総理は、「それもこれも全部明らかにしないと行けない」ようなことを言っていた。同じようなことをしていたドイツは、戦後戦争教育が行き届いていて、自分たちの過去の遺物を忘れようとはしていない。
 なぜ、日本は復興を急がして、まだ歴史の時間が経たないうちに、日本軍がやってきたことをちゃんと検証していく部署を作らなかったのだろう。過去を踏まえなければ現在はないとドイツの首相が言っていたと思うけど、風化する前に真実を私達に残していく道もつくって欲しい。

 今日、はだしのゲンの作者がニュース番組に出ていた。色つやもよく見た目には、とても被爆したように見えなかったが、後頭部には当時のケロイドが残り、視力が悪くなっているので漫画が書けなくなっているらしい。広島に行けばその時のことをありありと思い出すと、今は他のところに住んでいる。生きている以上、悪夢を見続けるわけにはいかないものね。コメンテーターの江川達也さんが子供の頃に学校にはだしのゲンがあったので全巻読んだと言っていた。私の小学校にも中学校にもなかった。羨ましいなぁ。
 で、よみうりでは火垂るの墓の舞台を歩くイベントを取り上げられていた。私は本でつらい思いをしたので、アニメは見ていない。ラストの三宮構内までやって欲しかったなぁ。

 明日は終戦記念日だ。不思議なことに、60年以上も経ったので戦争が風化していくような気がするのに、世界ではたくさんの平和が失われているから、いつまでも近くに戦争を感じる。もしかすると、このまま私は軍歌を歌えるようになったり、第二次世界大戦時の陥落した基地名とか言えるようになっていくかもしれない。それは、冗談ですが、子供の時よりも賢くなってきているのは、いつも思うのだが、ボキャブラリが増える分、読める本が多くなるのと同じように世の中が分かってくると思うのだ。案外みんな100歳になったら、凄い人物になれるかも知れない。

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August 11, 2007

はだしのゲン見ました

 つらい話なので、今まで読んだことがありませんでした。昨日と今日の放映も、つらい話なので途中お風呂など入って逃げました。元気でたくましく生きる少年の話なのに、こんなにつらい話はありません。悲しくてつらい話と、人を騙す話は見ることが出来無くって・・・。

 はだしのゲンという作品は、ノンフィクションであるが、主人公の中沢啓治も原爆で父と姉と弟と妹を亡くしている。自分の体験が多く入っている作品と言えるだろう。

 前編の父親が戦争に反対して、非国民呼ばわりされているときに、笠智衆の映画を思い出した。タイトルは思い出せないが、同じように戦争反対をし、嫁が苦労し、子供達は父を恥だと思うのだが、最後には父の意図が分かるという映画だった。私も、子供達と同じように、「みんなと同じようにしてくれ」と、親に向かっていっていると思う。あの時代に、戦争を反対出来るという人の凄さを感じてしまう。
 今日の後編のご飯が食べられないのを見て、妹尾河童さんの少年Hを思い出しました。この時代に、キリスト教徒だといえ、貰ったものを分け隔て無く与えてしまう母親は凄かったんだなぁと思いました。私も子供達と同じように、「なんでぇ~」と自分らの分として残して欲しいと思っていました。
 生きていくのに色々大変なのは、どの時代も同じだと思うけれど、食べ物に困るのはつらいですね。

 画家の役をうちのおばばが、香取慎吾!と言ったのでそのつもりで見ていました(笑)。成宮寛貴だった。

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August 06, 2007

大河ドラマ篤姫にキャスト発表!

 今年の大河は、友人YNが好きな黒田如水なれども、私は人を騙す話は嫌いなので観ていない。で、期待の2008年篤姫大河ドラマのキャストの発表があった。なんと、幕末の小説には必ずこの方の名前が1個でも出てくるってぐらい有名なのに、殆どの人に名前を知られていない小松帯刀の役に先日から書いている瑛太が選ばれている。
 彼のコメントでは、親の祖先が鹿児島だと言っていました。他に共通点と言えば、彼と同じ12月生まれの射手座の人物です。楽天的な性格を持つ射手座に相応しく、面白い男坂本龍馬とも仲がよかったと言われています。生まれた日も彼と近いですしね。同じように30代の若さでなくなっています。来年の大河ドラマはみるぞぉ~!

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July 12, 2007

アフリカのこと 中編 その1

 いやぁ、中編が出るとは思っていなかったでしょう。有言不実行型になってもおかしくない日常なので、私も危ういと思っていた。後編がもっと怪しい・・・。
 さて、さて、前編を書いたけど読んだ人がいるのだろうか・・・、あんな長ったらしいの。何、自分のアフリカの知識が少しでも付けばと言うのんだけなので、とりあえず、名前や場所が分かったらなぁってのが望みなのだが、で、私は自分が書いて覚えようと記事までしたのに覚えているのだろうか・・・。
 えっと、書いた順番は、スペインの南側のモロッコからだった。その隣がチュニジア、ナイジェリア、リビア、エジプト、その南はスーダンで、スーダンの北東にあるのが、エリトリア、ジブチ、スーダンの南がソマリア。スーダンの西がチャド、ニジェール、マリ、マリの北東が西サハラかな。
 地図見て答え合わせをしたら、がーん、エチオピアが抜けているし、モーリタニアもすっかり忘れていた。もう一度頭に、順番に入れよう。あかん、頭が腐っていて地理が入らない。えーと、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、スーダン、エチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリア、スーダンの西隣が、チャド、ニジェール、マリ、モーリタニア、西サハラ。今書けても次回何が欠落するか・・・

 アフリカの地図
 では、続きを始めます。カーボベルテ共和国(首都プライア)は、セネガルの沖合にある島々で構成されています。大きさは滋賀県ぐらいの大きさです。なんと、wikiに載っていない国でした。さすがに本国のwikiには載っていました。http://en.wikipedia.org/wiki/Cape_Verde
なんと、ポルトガルが発見するまで15世紀まで無人島だったと書いています。それ以降は、船の要所として、奴隷の中継地として知られたようです。1975年に独立したが、アフリカから30キロ離れていることもあって、アフリカ大陸からは気にかけて貰えてないようで、ポルトガルの経済的支援に頼っているようです。私の簡単な要約が当たっていなかったら、ごめんちゃい。

 モーリタニアの南にあるのは、セネガル共和国(首都ダカール)です。ここは、知る人が多い国。パリ・ダカールラリーで有名です。ここは、マリ帝国-ジョロフ王国-フランスの植民地-フランス領西アフリカに編入-自治国-、マリ共和国とマリ連邦を結成-マリ連邦としてフランスから独立-マリ連邦から離脱で今に至る。古くは奴隷市場の拠点となっており、世界遺産登録でその姿を留めている。

 セネガルが囲んでいるのはガンビア共和国(首都バンジュール)。ガーナ王国-マリ王国-英国の植民地-イギリス連邦の一員として独立-セネガルとセネガンビア連邦-連邦解体-軍政-民政に。昔あった「ルーツ」というドラマのクンタ・キンテがここ出身である。セネガルに取り込まれても不思議ではないのに、今も保っているのは公用語が英語とフランス語で違うからだろう。

 セネガルの南に位置するのが、ギニアビサウ共和国(首都ビサウ)。ここはポルトガルの奴隷の拠点で、ポルトガル植民地-カーボベルテ植民地から離脱して独自の植民地-ポルトガルの海外州-独立。独立運動には、カーボベルテ派にソ連・キューバが味方したが、独立後はカーボベルテ派は一掃。

 ギニア共和国(首都コナクリ)は、他のギニアの名が付くところとは関係がないらしい。奴隷市場が盛んな頃、フランスの植民地に、一部は英国の植民地だったのを譲られている。独立後、社会主義政策、軍事政権に移行し、現在に至る。今年、ゼネストが行われ、戒厳令が敷かれたが解除されている。軍事クーデターにより転換したが、1990年代には国民投票を実施するなど共和国らしくなっているそうだ。地図のない国として、プロジェクトXで放映されたそうだが、今でも国土基本図は未完成らしい。ボーキサイトの埋蔵量が世界第2位で、三菱商事が昨年探査権を取得している。ちなみに、ボーキサイトはアルミニウムの原料である。

 ギニアの南にあるのが、シエラレオネ共和国(首都フリータウン)。ここに初めて上陸した記録が残っているのは、ポルトガル人。しかし、それ以降攻防戦を繰り広げてきたのは、英国、フランス、オランダ。結局、英国の植民地、連邦の一員として独立。その後は、軍事クーデターや、学生デモを経て、近年、軍事クーデターが起こり、内戦が始まる。ここが、紛争ダイヤで有名な国である。ブラッド・ダイヤモンドの舞台とも言える。アミスタッド事件の犠牲者はここに住む人達だった。
 BS世界のドキュメンタリーで今週はアフリカを放映している。この現地取材を行った英国BBC放送のサムラ氏がここの出身だと言っていた。

 ギニアの東隣にあるリベリア共和国(首都モンロビア)。15世紀に胡椒に似たギニアショウガを手に入れたヨーロッパ人が胡椒海岸と命名。19世紀、アメリカの奴隷を解放したときに、彼らを返還した所がここである。首都のモンロビアの名は、アメリカのジェームズ・モンロー大統領の名から取られている。アメリカから独立後、先住民族は差別の対象になっており、圧政を敷かれていた。その為、隣国のシエラレオネが介入するような軍事クーデターを起こしかけたり、2度の内戦が起こっている。度重なる内戦の傷跡はまだ癒えていないが、相当な量の鉱物資源があると見られている。ここも紛争ダイヤモンドの所である。また、ゴム工場の児童労働が問題化されている。

 コートジボワール共和国(首都ヤムスクロ)。外務省が最近まで使っていた象牙海岸共和国の名がその国を表しているように、ここはポルトガルや英国の象牙と奴隷の売買をしていた国である。フランスの植民地後に自治国になり、1999年の軍のクーデターにより、内戦に突入した。カカオの輸出国なので、アフリカの中では経済的に成功している国である。アフリカの西側の国を書き始めているのだが、ここで初めて外務省の退避勧告が出てくる国になった。色々あった上記の国々よりも今はここが危険地帯なのだ。以前、ここで記事にしたILOの児童労働の写真展。小さな男の子の手がシワシワになっている写真載せました。この国や、他にカカオ輸出が多いガーナ、ナイジェリア、カメルーンの児童労働の実態はあまり報道では出てきませんが、この時期になるとチョコの話も少ないとも思うけれど、最近チョコブームなので、購入するときにとりあえずどこの原産なのかぐらい見るようにして意識してくるといいかなと思っています。やっぱり、カカオの値段の暴落が大きな影響を与えているようです。アフリカでは仕事がないんだから、子供でも働いていて当然って思う人が多いかもしれないけれど、自分の意思ではなく、誘拐されて奴隷のように働かせて作っているカカオだと言うことなのです。人権監視委員会がネスレやADMを訴えているぐらいだから、私が口にしているチョコの数々は怪しいんだろうと思う。ネスレの100%子会社ネスレ日本は神戸に本社がある。中国野菜やミートホープ問題を解決するのは、地元で生産、地元で消費と、ダーウィンの悪夢のようなことしないで、地元なら近いところで、みんなが見ているんだから、自給率100%にもなるんだから、それと同じように、地元企業も監査&応援なのだ。なんか、話がそれてしまった(笑)そうそう、カカオですが、監視下で栽培されているチョコを食べようと思ったら、フェアトレードの所で買うといいと思います。

http://mscience.jp/ftchoco.htm
http://www.ways.co.jp/goods/food/choco/choco.htm
 ちなみに、私がよく食べるフルタの生クリームチョコは原産国が日本で、カカオ原料の記載はないから、検索してみたが見つからなかった。やっぱり、他の会社も見たけれど、カカオの原産国はベルギーやフランスであっても、カカオ原料はどことかは書いていなかった。南米とかならよく書いているけれど、アフリカが原産だったら書きにくいのかな。

 ガーナ共和国(首都アクワ)。なんと、子供の頃の尊敬する人だった野口英夫はこの地で黄熱病で倒れた。ここは、紀元前1400年頃栄えたキンタンポ文化がある。2世紀頃には製鉄の跡があり、13世紀~16世紀にかけてサハラ交易の一端を担い、その後は黄金海岸とよばれ金と奴隷の交易場所となった。17世紀に王国が作られたが、英国が侵略し植民地に、独立後は、軍のクーデターなどがあったが、民政に移管してきたので安定してきている。ロッテのガーナチョコで有名だが、コートジボワールの次に多い輸出国だ。サッカーも強いのでこの国は有名である。

 トーゴ共和国(首都トメ)。15世紀にポルトガル人が渡来、19世紀にドイツ探検家がやってきて、ドイツの保護下におかれる。第1次世界大戦後はドイツは負けたので、英国とフランスの分割統治。その後、独立国になったが、クーデター後に就いた大統領の40年間における独裁政権を行った。独裁は2005年に終わったが、まだ勢力争いは続いている。主にリン鉱石が輸出財源であるが枯渇してきている。日本のODAが綿花などの輸入を行っている。

 トーゴの東隣がペナン共和国(首都コルトノボ)。17世紀にダホメ王国が成立、19世紀にフランスに征服され、植民地に、ダホメー共和国として独立をしたが、こちらは部族争いでクーデターが起こり、社会主義に、それが崩壊後、1990年にペナン共和国として民政が敷かれた。綿花の栽培が主だった生産物だ。ブードゥー教の発祥の地とされていて、イスラム教が多い周辺国と違い、ブードゥー教の信者がが50%もいる。教典もないし、憑依現象が行われていたから、タブー視されていたのだろう。昔懐かしい上岡さんの番組でペナン出身の方が出てこられていたから、ペナンという国を初めて知った。元マラソン選手で今はタレントをされている女性の人を見ると彼を思い出す。

 中編を仕上げようと思ったら、大変なことになっていつまで経っても、下書き状態。最初からその1カウントにしていたらよかったと、とりあえずUP

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July 06, 2007

BSを見る 今のおすすめだ

 京都の重文を解説付きで紹介している国宝 重文の見方 巡礼・京都の至宝が今の一押しです。
BSフジ毎週日曜 23:00~23:55

 最近、NHKの小さな番組(30分まで)にもはまっている。少ない時間に情報や癒しを感じさせてくれるんだ。で、紹介するのは、
こだわりライフ ヨーロッパ アート作品に宿泊ください~オランダ アムステルダム
 BS1 7月14日(土) 18:10~18:30 放送予定
 BShi 7月13日(金) 21:30~21:50 放送予定

世界遺産 100

美の壺

教育 : 毎週金曜 午後10時~10時25分
総合 : 毎週土曜 午前5時15分~5時40分(再) 毎週金曜 午前11時05分~11時30分(一部地域)(再)
BShi : 毎週木曜 午後6時25分~6時50分(再) 毎週金曜 午前7時~7時25分(再)

ニューヨーク街物語
世界の子どもたちを写す(仮)
BS1 7月14日(土) 18:30~18:50
BShi 7月15日(日) 23:40~【翌午前】00:00

 歩いて回る旅が好きだということで、世界ふれあい街歩きは毎週欠かさず見ています。
 BShi 毎週火曜日午後7時~7時44分 放送
 BShi 毎週金曜日午前9時~9時44分 再放送
 BShi 毎週日曜日昼~ アンコール放送

BShi 7月17日(火) 午後7:00~ マラケシュ ~モロッコ~(再放送)
BShi 7月24日(火) 午後7:00~ ザルツブルグ ~オーストリア~
BShi 7月31日(火) 午後7:00~ ヴェリコタルノボ~ブルガリア~


再放送 ETV特集・選  「今村昌平に捧(ささ)ぐ~スコセッシが語る映像哲学~」
教育 7月8日(日) 午後10時00分~11時30分

BS世界のドキュメンタリー BS1
エチオピア 飢餓地帯を行く
7月9日 月曜深夜[火曜午前] 0:10~1:00
さまよえるスーダン難民
7月10日 火曜深夜[水曜午前] 0:10~1:00
ザンビア エイズ多発地帯を行く
7月11日 水曜深夜[木曜午前] 0:10~1:00
モロッコ発 不法移民 決死の旅
7月12日 木曜深夜[金曜午前] 0:10~1:00
暗黒の歴史をたどる ~コンゴ河 4千キロの旅~ 前編
7月15日 (日) 午後10:10~11:00
暗黒の歴史をたどる ~コンゴ河 4千キロの旅~ 後編


ハイビジョン特集 フロンティア(国際共同制作) スーパーストーム 第1話 ストームシールド計画
BShi 7月17日(火) 後8:00~9:30

ハイビジョン特集 フロンティア(国際共同制作) スーパーストーム 第2話 隠された“誤算”
BShi 7月18日(水) 後8:00~9:30

ハイビジョン特集 フロンティア(国際共同制作) スーパーストーム 第3話 ニューヨーク直撃を回避せよ
BShi 7月19日(木) 後8:00~9:30

ハイビジョン特集 シリーズ 青春が終わった日 900番教室の2時間半 ~ 三島由紀夫 VS 東大全共闘 ~
BShi 7月23日(月) 後8:00~9:30

ハイビジョン特集 裁かれなかった毒ガス戦 ~アメリカはなぜ免責したのか~
BShi 8月10日(金) 後8:00~9:50


アニメ映画劇場 APPLESEED 2004年/日本
BShi 7月29日(日) 後11:30~前1:16

BS世界のドキュメンタリー BS1
美しき大宇宙 ~統一理論への道~ 第1回 アインシュタインの見果てぬ夢(再)
7月30日 月曜深夜[火曜午前] 0:10~1:00
美しき大宇宙 ~統一理論への道~ 第2回 “ひも”の振動が万物を生む(再)
7月31日 火曜深夜[水曜午前] 0:10~1:00
美しき大宇宙 ~統一理論への道~ 最終回 驚異の高次元空間(再)
8月1日 水曜深夜[木曜午前] 0:10~1:00

ドキュメンタリードラマ ニュルンベルク裁判 第1回 軍需大臣アルベルト・シュペーア
8月8日 (水) 午後11:05~翌0:00
ドキュメンタリードラマ ニュルンベルク裁判 第2回 空軍総司令官へルマン・ゲーリング
8月9日 (木) 午後11:05~翌0:00
ドキュメンタリードラマ ニュルンベルク裁判 第3回 ナチス副総統 ルドルフ・ヘス
8月10日 (金) 午後11:05~翌0:00
実録 ニュルンベルク裁判 前編
8月17日 (金) 午後10:15~10:58
実録 ニュルンベルク裁判 後編
8月17日 (金) 午後11:10~翌0:00
ドイツ“アウシュビッツ裁判” ~自ら裁いた大量虐殺~(再)
8月18日 (土) 午後10:10~11:00

 ルドルフ・ヘスの英国行きが、この時代を好んで読んでいたときの2番目に興味があった事柄でした。1番目は、クラウス・シュタウフェンベルグ大佐のヴァルキューレって書いたら、私もぉってうなずくひとはいますか(笑)中学生の頃好きだったことも、長い時間が過ぎても蘇る。だから、ぼけたら、昔の話が出てくるんだ。90歳(89歳までぼけないと思っている・笑)になったばばぁが、ヘルパーさんに「ルドルフ・ヘスはやっぱり本物だったんかねぇ」とか聞いているかもしれません。(笑)

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July 02, 2007

踊れ、グローズヌイ!

 チェチェンの舞踏家が子供達の舞踊団を作り、西側にチェチェンの実体を知らせるのと、資金集めの公演を行った。その記録とチェチェンの実体を描いている。
 この映画の中では、「ロシア兵が」といういい方がなぜかされていない。大人達は、次は自分たちに来るであろうミサイルを落とされる所や、ロシア軍が徘徊してどこかの家に入っていく姿を銃弾の跡が生々しく残る外壁の窓から覗き込んでいる。子供達は恐れおののき、子供ということでは許されずに尋問を受け連れて行かれる。その子供達が少しずつ生気を取り戻したと親が語るのがこの舞踊団のことだ。ロシア軍からチェチェンに対して行われていることは報道を通して聞くことが出来るが、自分たちと同じ普通の人達が衣食住もままならない状態で、いつ順番が回ってくるか分からない恐怖に耐えて生きている。その姿は、ニュースの何千、何万よりも威力がある。
 ロシアとチェチェンの抗争は、クリミア戦争に遡る。戦争後、ロシア帝国に併合されたイスラム教徒の多いこの場所は、ソ連消滅後第一次、第二次チェチェン紛争を起こす。ロシア連邦から離脱したいがために、行っているが、イスラム原理主義も関連しているので、複雑になっている。現在は、100年以上も続く抗争に住民達は疲れているというのが概ねの見方のようだ。日本では、モスクワ劇場占拠事件アンナ・ポリトコフスカヤの殺害事件で大きく取り上げられたが、ビルマなどと同じで、解決を見るのは長くかかりそうである。
 ちなみに、グローズヌイはチェチェン共和国の首都で、舞踏団の名前ではない。そー言う意味での踊れなのだ。

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June 25, 2007

アフリカのこと 前編(笑)

 私ってば、アフリカのことなんにも知らないんだよ。
 首都が分かるのって、当たっているかはさておき、恥を晒す形で頭の中身を出してみると、
エジプトーカイロ、エチオピアーアディスアベバ、ケニア-ナイロビ、モロッコ-カサブランカ、アルジェリアーアルジェ、チェニジアーチュニス、南アフリカ-ヨハネスバーグ
首都は思いつかないけど、ソマリア、スーダン、ナイジェリア、ペナン、ルワンダ、コンゴ、あかん、思いつかないのであいうえお出し(頭の中であから順番に考えていくこと、海音の造語)しよう。イエメンって中東になるかな?ウガンダ、カーサミアってあったような(笑)、赤道ギニア、タンザニアってあったよな。もしかして南米?モーリタニアってあったような、マダガスカル、セイシェル、・・・もう出ない・・・。早速、答え合わせで検索してみよう!

 アルジェはあっている。ウガンダの首都はカンパラ、エチオピアとエジプトあってる。ガーナーアクラ思いつかなかったなぁ、チョコレートなのに。ジンバブエ-ハラレも、リビアートリポリ、リベリアーモンロビア、セネガルーダカール、ボツワナーハボローネ、カメルーンーヤウンデ、コートジボワールーコナスクロ、マリーバマコ、モザンピーク-マプート、ジブチージブチ、スワジランドームババーネ、マラウイ-リロングウェ、チャド-ンジャメナ、トーゴーロメ、ナミビアーウィトフック、ニジェールーエアメ、ブルンジーブジュンブラ、よく聞くのに思いつかなかった。コンゴは、コンゴ民主共和国で、首都はキンシャサって、キンシャサ通信ってよく聞くのにコンゴだと思っていなかった。あー、コンゴ共和国ってのもある、首都はブラザビル。モーリタニアの首都はヌアクショット、スーダンはハルトゥーム、ペナン-ポルトノボ、ソマリアーモガデッシュ、タンダニア-ダル・エス・サラーム、セイシェルはヴィクトリア、マダガスカルーアンタナナリヴォって言うんだね。この二つはには行ってみたいんだよ。きゃー、南アフリカは首都プレトリアって言うのね。ははは。モロッコもラバトって言うんだ(笑)。ルワンダーキガリって映画で出てたのに、タンザニアはダルレスサラーム、っていうんだね。チェニジアじゃなくってチュニジアだった(笑)首都はあってるのに(笑)。カーボベルデとサントメ・プリンシベって面白い名前だから知っていたのに、首都はブライアとサン・トメ。赤道ギニアは首都マラボ。ザンビアールサカ、シェラレオネ-フリータウンは以前アメリカのHPの登録でシエラレオネと間違って入れてしまったのに・・・忘れていた。全然知らなかったのは、中央アフリカ-バンギ、ガンビアーバンジェール、ブルキナファソーワガドゥク、エリトリアーアスマラ、ガボンーリーブルビル、レソト-マセル、コロモ-モロニ、ギニア-コナクリ、ギニアピサウ-ピサウ、ギニアっていっぱいあるんだなぁ。

 まとめてかきゃよかった。いっぱいでわけ分かんなくなっている。イエメンって、中東だった。カーサミアって、INAXの外壁の安物タイルじゃん。それで名前が出てきたんだね。なんか、聞いたことがある名前が多いなぁ。世界のニュースをあまりしてくれない日本なのに意外と私如きでも聞いたことがあるんだ。覚えようと書いてみたけれど、覚えられないよなぁ。うーん。

 地図を頭に入れてみよう、それの方が覚えやすいかも。地図検索したら、他にも国がいっぱいあった、ははは。
 まずは、北から覚えよう。スペインの南にあるのが、カサブランカの映画で有名なモロッコ、ここは首都はラバトだった。その東というか右横にアルジェリア、ここはマレーネ・デードリッヒの外人部隊の舞台になった所で首都はアルジェ、その右、地中海沿いに行くとチュニジアーチュニス、青い空と白い家で一度は言ってみたいところだ。その隣がリビア-トリポリ、テロ支援国家だったし、カダフィ大佐の所だよね。なんとか渓谷がテロ養成所になっているっちゅう、ちょっと、検索してみよう。
 なんか、これ思い出した。

阪神淡路大震災が起きた際にはカダフィは「経済力で悪魔に奉仕してきた日本人に天罰がくだった」と国営ジャマヒリア通信を通じて声明を出した。

ベカー渓谷だ、でもレバノンだった。その隣がエジプト、エジプトの南側がスーダンーハルトゥームで今でも難民キャンプがあるはず、エジプトに行ったときに、エジプトにスーダンの難民が流れていたのを聞いていたはず。で、約束の旅路のエチオピア-アディスアベバがスーダンの南側にある。その北側に、エリトリアーアスマラに、ジブチ-ジブチ、エリトリアはエチオピアから独立したんだね。エチオピアや紅海を挟んだイエメンとも国境紛争を起こしていたんだ。天然ガスが取れるもんなぁ。小さいジブチはなんで独立しているんだと思ったら、やっぱりスエズ運河関連でこの辺りが色んな国の植民地になっているんだ。ジブチはフランスで、エリトリアはイタリア。ソロモン王とシバの女王の子孫が継いだアクスム王国の時に栄えたのは紅海側の都市だったから、エチオピアと独立するぐらいの力があったのだなぁ。で、エチオピアの隣、ジブチの南側にあるのが有名なソマリアーモガデッシュ。私の頭で有名になっているのは内乱のイメージなので、他を探してみよう。そうそう、アフリカの角って言われているんだよなぁ。ここは英国の植民地だったところに、社会主義がやってきて、イスラム原理主義がやってきているから、今も正式国名がないようだ。去年の失敗国家ランキングで7位って載っていたので、検索してみると、米国の政局雑誌「外交政策(Foreign Policy)」は、NGOの1つである平和基金会(the Fund for Peace)が編集した2007年破綻国家ランキング(Failed States Index)ってニュース記事を見つけて、向こうのサイトで探したら、ありましたよん。
http://www.foreignpolicy.com/story/cms.php?story_id=3865&page=7
Fsrankings0707 これによると、
1位 スーダン
2位 イラク
3位 ソマリア
4位 ジンバブエ
5位 チャド
6位 コートジボワール
7位 コンゴ民主共和国
8位 アフガニスタン
9位 ギニア
10位 中央アフリカ共和国となっている。殆ど、アフリカだ。分かっていても、厳しいなぁ。
 スーダンの西隣がチャドーンジャメナ、サハラ砂漠とサバナ地帯が半分ずつになっている。ドイツの世界各国の汚職を監視しているNGOの発表では最下位になっている。ウランと油田がある。ニジェールーニアメはチャドの西隣。3分の2が砂漠地帯だが、ウランの埋蔵量が世界第3位らしい。チャドと一緒でフランスの植民地から軍事政権へ、学生デモなどがここ10年の間に起こっているようだ。でも、ウランのおかげで経済支援の方向が見え先が明るい。マリ-バマコ、ガーナ王国、マリ帝国、ソンガイ王国をへて、フランスの植民地になり、軍事政権が長く続いたが、今では民主化されている。ニジェール川沿い以外は乾燥地帯だが、リンやウランの資源が豊富で、ウランは日本が独占契約をしているらしい。サリフ・ケイタというミュージシャンが世界的に有名だそうだ。
http://salifkeita.artistes.universalmusic.fr/
 モーリタニア-ヌアクショットは、サハラの交易ルートの隊商都市シンゲッティウアダンウアラタなどが世界遺産になっている。ベルベル人とかムーア人とかよく聞くけどこの辺りの人のことなのだ。1980年に奴隷制が廃止されΣ(゚Д゚;o)、まだ2003年の人身売買が禁止されているってことは、カカオ農場の働き手ってことかなぁ。
 モーリタニアの北西になるのが西サハラ-アイウン。ここはスペインが植民地としていて、撤退後はモロッコとモーリタニアが分割統治。ポリサリオ戦線が独立を目指し、モーリタニアとモロッコとの境界線紛争を起こしている。モーリタニアは無血クーデターが成功したが、モロッコとはまだ続いているようで、アフリカ連合(AU)に西サハラが加盟するからと、モロッコは脱退している程だ。
 ぎゃー、長くなってしまった。次回、この続きを書く気が起こったら、書きますので・・・。

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June 22, 2007

約束の旅路 -多くの苦労を抱いて人は完成されていくんですね

何になりたいんだろう

 本題Va,vis et deviensというのは、Go,screw and becomeと英語では訳せるのだが、単語の意味は分かってもどんな意味合いがあるんだろう。邦題は、約束の大地の方が映画のイメージには合うなぁと思う。そんな映画があって思いついたかな?検索すると、キングダム・オブ・アークという映画の第二章がその題名になっている。初めて知った作品だが、この映画とも関係が深いモーゼの旅立ちを描いている作品だった。
 この映画の話は、旧約聖書の歴史から知っていくことになる。私は聖書は読んだことがあるのだが記憶力に自信がない。イスラエルの知恵の王ソロモンがシバの女王と関係を持ち、その子が神と結託して父親から契約の箱を盗んだためにエチオピアのアクスムが聖都とを言われるようになった。だから、エチオピアの人達は、ソロモン王とシバの女王の子孫だという。
 この国は、植民地になっていたり、社会主義の台頭や飢餓が襲ってきたり、周辺諸国も内乱が続いている関係もあり、国が荒れ、多くの難民がスーダンに流れ込んでいる。そんな政治的にも大変なときに、まだユダヤ人として迫害を受けていたファラシャと呼ばれる人達がいたために、モーセ作戦と言う名で1984年から1985年の間に、スーダンまで脱出させてから空輸でイスラエルまで移送する作戦が行われた。1991年にも残されたファラシャを救うためにソロモン作戦も行われている。
 主人公は当時9歳の男の子。スーダンの難民キャンプまで移動中に家族が次々に死亡していき、そんな中移送作戦を知った母は無理矢理彼をその列に潜り込ませる。その日息子を亡くしたファラシャの女性が手を握りしめ、息子は助かった死んでいないと彼を連れてイスラエルの地へ。ファラシャでなければエチオピアに送り帰されるために、ファラシャの女性の家族の名をを覚え込まされてこの地に止まることが出来たが、その彼女も病気で亡くなる。施設に預けられるのだが母の元に帰りたい彼は騒動を起こし、養子に出されることになった。フランス系のユダヤ人家族で、新しく姉と弟が増えることになる。家族は温かく迎えた結果、彼の気持ちがだんだん癒されるようになった。
 彼を通して、残してきた母が住むスーダンの難民キャンプ、ユダヤ人と言ってもタルムートではなく、イスラム教でも使われているモーセの五書が聖典であったために、ラビ達からはファラシャはユダヤ人ではないと排斥されたり、イスラエルに住むユダヤ人の多くが白人であったため、黒人差別もあり、多くの悲しい出来事が彼を取り巻いていた。その中でも、自分は嘘をついてイスラエルに来ていると言うことと残してきた母への思いが彼の重荷になっていた。また、イスラエル・パレスチナ問題でインティファーダが起こり少年期にそれを目の当たりにしている。どこにいても自己防衛が必要な民族というのをこの映画を通して肌で感じられた。
 この少年の大人になる迄の生き様を淡々と描いている。最初は子供らしい感情があまりにも憐れであったが、だんだん生きていく術を見つけ、彼の言葉ではなく前向きな生き様が彼のつらさを表現していた。
 主人公の少年の義母を演じた女優はイスラエルで有名な人らしい。主人公は3人代わり最後の大人の彼を演じた俳優は、ソロモン作戦でイスラエルに来た少年だったそうだ。
 イスラエルを扱った作品は多いが意外とこういう作品の方が国内のことやユダヤ教のしきたりが分かりやすいかもしれない。
 上のセリフは、アダムとイブのアダムのことを言っているのだけれど、自分のことでもあるという場面で、彼の心情の表現の演出がうまいなぁと思いました。

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June 20, 2007

ゾディアック -これはアメリカの警察がだめだめって映画か!?

 この映画は、1960年代後半から70年代までに起こった実際の殺人事件を忠実に描いた作品です。この犯罪の特長は、犯罪者自ら報道機関に犯行声明を送ったり、暗号を送りつけたりした快楽殺人者ということです。
 この名前は一時期酒○薔薇事件の時に話題になり、ゾディアックの事件に模した犯行に多くの類似点が見られ、マスコミに大きく取り上げました。神戸の事件との類似性は、この犯行の露出狂的なところで、犯罪史上凶悪な未解決事件として、多くの人々に興味を持たれることとなりました。
 この映画は、事件後上梓することとなったロバート・グレイスミスと、同じ新聞社に勤めていた敏腕記者のポール・エイブリー、担当刑事だったデーブ・トースキーを中心に物語をすすめていきます。新聞社で風刺漫画を担当していたグレイスミスが本にするまでの思い入れが描かれ、この魅力に虜になった男たちの人生が何十年にもわたって関わる意味合いを見せつけてくれました。この事件が行われているときに、この事件がモデルかと思われる映画が上映され、その「ダーティハリー」の映画もシーンとして出てきます。

 事件自体は、他のシリアルキラーと比べたら、異常性が少なく、カップルを狙った殺人の割に男性が生き残っていたりと、女性に対する怨恨から派生した事件で、目撃者がいることから、早期に解決出来ていると、再犯は無かったかもしれないと考えたりもする。実際にあった事件の捜査のずさんさを多く描いていて、当時の捜査方法がお粗末なのか、アメリカの捜査がお粗末なのか、あまりにも腹が立つ。また、主人公のグレイスミスもシリアルキラーと知りながら、家族の危険を顧みない姿に、腹立たしさを覚えた。あほかぁ~!!!!と、思ってしまう。

ゾディアック 公式サイト

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June 11, 2007

300 -作品の面白さはどうあれ、芸術品だとは思う。

 紀元前480年8月に起こったテルモピュライの闘いを映画化したものだ。この当時、ペルシア戦争が50年間にわたって行われている。王位を継いだクセルクセス1世は遠征に気が乗らなかったが、焚きつけられてエジプトを平定しギリシャへの侵攻した。この時の大群は、5000万を超えるものと言われているが、実際にそれほどの数を維持出来ないだろうからと、6万から20万と言われている。ヘロドトスの「歴史」が唯一、ペルシア戦争の事を書いているために、他に検証しようもないから、あり得ない事項もそのままとなっている。松本人志説のUFO=未来人飛来説ならば、多くの未来の歴史家がこのペルシャ戦争を見に行っていることだろう。
 迎え撃つギリシャ側は、6000人、大群を前にして、スパルタの王レオニダスは、他の兵士を退陣させ、カルネイア祭で少数しか出ることが出来なかったスパルタ兵300人でこの砦を3日間守って時間稼ぎをした。内通者により迂回路がばれてしまい、王と兵は全滅することとなった。しかしそのおかげで、準備が出来たギリシャ側は、ペルシャ軍を迎え撃つことが出来たのだ。彼ら、300人と王は英雄である。
 このスパルタは、戦乱の世だったために、生まれたときに自分一人で生きていけないものは殺され、7歳で親から離され共同生活し、12歳であらゆる訓練を行い、18歳で認められて成人し軍隊の共同生活となる。女性も肉体的な訓練を必須とし、15歳になると30歳ぐらいの男子と結婚するが、戦死することが多いので、兄弟で一人の妻ということが多かったらしい。結婚をしても男子は共同宿舎で寝泊まりする生活になる。王は2名並立しており、60歳以上になると兵役を免除されるので、その中から選出された28名と2人の王の30名で議会が行われる。司法権は、30歳以上の男子が毎年5名選ばれ、王と市民を監督する権利をもつ。軍以外の仕事はすべて奴隷が行っていた。女性の地位も高かったようで、レオニダス王の妻ゴルゴーは、前王の娘で賢者にして賢妻であったと伝えられている。このような管理下がしかれたスパルタも、この戦争では滅びることはなかったのに、それ以降、外国人が移入してくることで貧富のさが出来、崩壊することとなった。この時代徹底した軍事態勢でないとやっていけなかったと思うが、身体に支障があるものを殺してしまう制度は、自分の身が守れないとはいえ、現在に生きる私にはつらい話だ。
 300名が1日で1万人を斃し、3日間大群を足止めさせたのは、ギリシャで確立された戦法ファランクスが一躍を担っている。それはこの映画を観たらすぐに分かって貰えるのだが、左腕で円形の大楯を持ち体を隠し、右側を右の人の楯の中に体を隠し、年配者を前列と後列にしき、弱い左側を強いものが守り、楯の上から槍をはなち、前列が倒れたら、次列が進んでいくといった戦法で、衝突の時に力を発揮した。テルモピュライは、山と海に阻まれた細い街道で、この闘いに向いたものだったのだ。

 思いっきり、歴史を熱く語ってしまいましたが、史実にうまく話をまとめて、歴史をあまり知らない人にも楽しめるような作品に仕上げている。この作品は、今まで数ある歴史大作と比べて、血なまぐさい歴史が芸術品のように作り上げられているのだ。ストップモーションの多様と、死体や血がセピア色の画面でリアルで無くなっているために、恐ろしい数の気持ち悪さを感じることが全くなかったのだ。ペルシャ軍の驚異を描くために加えられた滅ぼされた村やその象徴となった木も逆光にして観客に重たいものを感じさせなかった。戦争は確かに酷いことだが、この時代の侵略戦争は当たり前で、血なんかを描いていたら、話の方向が本来描きたかったものを湾曲させていただろうから、本当に素晴らしい演出だと思う。この作品を観て、紀元前の世界をまた興味持ったのは言うまでもないことだ。といっても、作品的には英雄譚の話なので、すっごい感動したってのではない。兎に角、どこか芸術品なのか味わってくれ。チャン・イーモウ監督とは違う闘いの美学を映像化している思う。
Gerard_butler_04 主役を演じたジェラルド・バトラー他、有名な俳優は出ていないが、兜を被ると誰が誰か分からない程鍛え抜かれた体に、俳優達の意気込みを感じた。

300 公式サイト

*** 6/11 23:22 ***

 書くの忘れていた。デルポイの神殿に神託を受けに行くというシーンが出てくる。映画は脚色しているが、歴史として残っているのは、「王の命か、ギリシャか」と言われたようである。映画同様、パルナッソス山にアポロンの宮殿があり、神がかりになった巫女から詩を託宣される。
 この作品は、シン・シティのフランク・ミラーアートブックが原作となっている。
Gerard_butler_02 ジェラルド・バトラーって「オペラ座の怪人」の人だったんですね。がーん、こんなに印象変わるんだ。あまりにも分かっていなかったので、お詫びに写真を貼り付けた次第です。

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June 10, 2007

若冲展にゆく

下記の記事を大分前に書いて、公開するのを忘れていました。続きは何を書きたかったのか、忘れてしまいました。中途半端ですが、公開してみます(笑)

Jakuchu01 今日は、おひとりさまの京都散策です。先日、ご飯を友人達と食べに行った際に聞かれた「画家は誰が好き?」の問いに「菱田春草と伊藤若冲かなぁ」と答えた伊藤若冲の有名な動植綵絵を見に行って参りました。
 もう、めちゃくちゃ凄かったです。若冲が寄贈した相国寺での展覧会なので余計に気分が盛り上がっているのもあって、喜び勇んで出かけていったのが、そのままハイテンションで見終わって、2500円の本まで買ってしまいました。貧乏人が我を忘れるぐらいよかったです。第一会場と第2とが分かれていて、動植綵絵は第二会場にあります。凄い人だったので、見に行かれる方は、体力温存して第二会場に向かって下さい。明日行く予定だというS姉妹にはそのようにメールしました。10時開場だったのでその時間に行ったのですが、15分待ちでした。出てきたときには、12時前になっていたのですが、30分待ちになっていました。土曜日ならそれぐらいの混雑のようです。
 その後、どこに行きたいというのもなく、夜は荒野の七人に行く予定だったので、京都に長いが出来ないので、とりあえず、相国寺周辺の食べるところを本で探し、京都御所の西側にあるお店に行って参りました。

Kurikuma05_1Kurikuma01Kurikuma02
Kurikuma03 相国寺から烏丸通を南下、烏丸下長者町の交差点を西に歩いていくとある九里九馬です。昔ながらの外観で喫茶店をされていて、ランチも800円からあるようです。私が食べたのは850円です。味は悪くはなかったですよ。珈琲を飲まなかったのが残念です。


 そこから歩いて。室町通を南下することにしました。

Img_0008Img_0009Img_0012
 勝手に外観を撮らせて頂いていますが、この通りはお金持ちが多いのか、大きなお家が多く、ちょっとお金をかけた昔の家が見られます。学校は平安女学院です。そこから、丸太町通を東に、

 さて、このあと、私はどこを回ったでしょう?

 答えは、
 寺町通りを南下、その日は御霊神社のお祭りあり、通りに屋台が並んでいました。そのまま、商店街に入り、錦市場を今度は西に、烏丸通りを渡って、小学校跡地の芸術センター内でお茶しました。
 頭に、京都の地図が入っている人、分かりましたか?

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April 01, 2007

長州ファイブ ~長州藩士はかっこいい!何のために生きているのかを知っている。

丈夫(ますらを)の 恥を忍びて行く旅は 皇御国(すめらみくに)の為とこそ知れ

 伊藤博文が英国に旅立つ際にうたったものです。映画には出てきません。
 工学学校や聾唖学校を創った、うぃきにさえ載っていない隠れた英雄山尾庸三を中心に、百姓の子として生まれながら初代内閣総理大臣になった伊藤博文、外務大臣など伊藤博文の内閣を支えた井上馨、日本の鉄道の父と言われ、小岩井の創設者でもある井上勝、大阪造幣局の局長となり、その際桜の通り抜けを指示したことで有名な遠藤謹助らが、幕末の時代に生きて帰られるか分からない海外に行き、長州ファイブと呼ばれるように、「生きた器械」となって、帰国後日本に貢献していった話です。
 松蔭がアメリカの船に密航して見つかり処刑されてから数年経ち、今だ禁制で出ていくことは出来なかったため、見つかれば死刑であること、また1年間の滞在費には一人千両が必要だったこと、洋行するために、武士としては恥ずべき、断髪や洋服を着ることなど、それら今で計り知れない試練に耐えて英国に渡った5人。映画では、同じ船で渡航していますが、井上馨と伊藤はふたりで、残りは3人で別の船で旅立ちました。
 着いてからは、産業革命の真っ直中にいる英国を観るだけで、日本が諸外国を敵に回して勝てるわけがないことを悟ります。上記の二人は、長州がイギリスの船に砲撃を行ったことで先に帰って、自分の藩を戒め、この現実を伝えるということで帰国します。映画では描かれていませんが、日本に戻った二人は、早速、英国に藩を説き伏せるから待って欲しいという交渉をし、彼らを認めた英国軍は、わざわざ長州まで船に乗せて送ります。ただ、いくら二人が英国の現実を伝えても信じて貰えず、説得出来ずに終わっていますが、彼らが日本で英国軍に説いたこと、また映画では出てきませんでしたが、英国に残った者たちも働きかけていたおかげで、英国軍は方向転換をする考えが出来てきました。遠藤も病のために早期帰国し、井上は鉄道、山尾は船を勉強するために5年間を費やします。5人が旅立って半年もしないうちに、幕府の許可で薩摩の藩士が英国に留学し、彼らと出会います。この英国の現状を見たら、長州や薩摩と言っているわけにはいけないことをお互い悟り、山尾がグラスゴーに造船の勉強に行く資金がないのを薩摩の藩士がお金を集めて彼に渡している。映画では手持ちの金だけになっているが、100万を集めて彼に渡している。グラスゴーで造船会社で働きながら、設計等の勉強をし、その時工場で知り合った女性との縁で、聾唖学校の必要性を感じたために、彼は日本で創設している。
 幕末好きでも、伊藤や井上馨のような有名な志士の名は知っていても、他の人物は全然知らなかった。この映画の中で語られているように、文明が発達すれば自ずと社会も発展していくと、これからの日本にとって必要なものを学んでいきます。
 歴史の勉強になる映画でした。きっと、幕末に興味がない人が見たら、全然面白くない映画になったかもしれませんが、幕末好きなら、その時代にいたときは絶対志士だ!と思っているはずだから、この映画を熱く感じ取ったのではないでしょうか。兎に角、長州藩士はあつい!藩の風習や、松蔭が開いた松下村塾の影響かもしれませんが、ものを見る目が一点の曇りもない先の方で、確実に歩いていくように見えます。憂国を感じ取る人達が多く、明治政府に長州藩士が多くなっても仕方なかったのだろうと思わせます。
 私みたいに、幕末と言ったら、闘いに明け暮れ、死ぬことでお国が変わると思っているような人達だけ見ていましたが、彼らのような人達がいたこと、日本人として誇りに感じます・ロンドン大学に彼らと薩摩藩士の名が書かれた碑があるそうです。渡英したときには見に行きたいと思いました。
 この映画の主人公山尾役を松田龍平、井上勝を山下徹大が演じている。ここでも違う姿の松田に会うことが出来、いつもながらかっこいい佇まいに惚れてしまいました。なんで、あんなにクールに山尾を演じられるんだろう。私は最近、山下徹大を大森南朗と間違えるようになってしまっている。よく見たら顔が違っているのにね。

敬称略

公式サイト
今年二月より漫画連載が開始されています。
長州ファイブの実際の活動
ロケ地巡り

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われわれはあしたのジョーである

 BSで行われていたあしたのジョー祭りが終わった。残念ながら、殆ど参加出来ず、アニメ夜話などのスペシャルのみ録画をして、色んな人のコメントを聞くだけで終わった。再放送組なので何度も何度も放映していたものを見た記憶はあるのだが、バビル二世やデビルマンを思い出せるかと言っても思い出せないわけで、同じ様に思い出すことは出来ない。ただ、一般的に知られている内容と、ホセ・メンドゥーサ戦の原作⑲と⑳を持っているから、学生の頃は、ラストシーンを読んでよく泣いていた。馬鹿な私は、あしたのジョー死なないでと、最終巻の最後のページに生きているあしたのジョーのリングで座った姿を書いている。アニメ好きは小学生の時からで、アニメージュを購入していたからあしたのジョーのラストシーンのポスターも大事に今でもとっている。・・・でも、詳しく覚えていないのだ(笑)。
 ETV特集と始まったときのんとアニメ夜話を観たのですが、あ~全部観たかったなぁと改めて思いました。

 タイトルに書いたのはよど号事件の犯人達の声明文の言葉である。よど号って何?って、殆どの人は知らなくなってしまった。もちろん私だって知らない。ただ、今定年を迎えつつある戦後しか知らない団塊の世代人達の青春の一部だったことは間違いないだろう。あしたのジョーが世に出たのは、1967年12月15日、1945年8月15日に戦争が終わってから、21年と4ヶ月。その間に生まれた20代から小学生までがオンタイムであしたのジョーと共に、高度経済成長を、大学紛争を、日米安保を、日本赤軍を見てきたことになる。この頃アメリカでもキング牧師暗殺やベトナム戦争があり、懐疑的な世界が混沌と広がっていたのか、或いは分かりやすい方向性が生まれていたのか。1970年3月24日に寺山修司が力石徹のお葬式を行い、その月の31日によど号ハイジャック事件があり、この声明だ。この時、丈は”あした”を亡くしてしまっていたのだ。彼らのジョーは”あした”を無くしていたんだろうか?

 興味深かったのは、偶然が必然になった事実である。原作者の梶原一輝は、ちばてつやが原作を変えてもいいか言う最初の約束に「手塚治虫とちばてつやなら仕方がない」と答えており、最初の頁からちばてつやは変えてきていて、もちろんラストも梶原一輝の「白木邸で余生をおくる」案が却下され、あの伝説のラストシーンが出来ている。だから、ちばてつやと梶原はお互い意図をあまり語り合っていなかった為に、梶原はちばが描いた少年院にいたニヒルな少年をライバルに使おうとストーリーを作り始め、ボクシングをあまり分かっていなかったちばが、梶原が当然分かっていることと思って指示していなかったライバルを頭一つ上に描き上げてしまった。その為に彼らは同じリングに上がることが出来ないライバルになってしまったのだ。しかし、主人公とライバルはお互いの存在が必要不可欠の世界に繰り広げていき、力石が減量と言うことになって死に向かっていくのだ。今の私達が考えたら、力石は自分の階級で成功を収めているのだから、何も減量して戦わないと行けない程の相手ではないのだ。たしか、二階級落とさないとバンタム級にはなれなかったはずだ。普通でも充分必要な筋肉だけで戦っているので脂肪などはないはず、その大事な筋肉を落としてまで力石が戦わないと行けなかった相手であった丈もまた、力石にとっての”あした”なのか、そう言えば番組で白木葉子の存在も要因だったと言っていた。あのコップの水を流すシーン、白木葉子が涙を流したから、我に返り、彼女のために・・という理論もある。
 なんというか、今書いているこういう事をまことしやかにコメンテーターは語るのだよ。昔から、漫画やアニメの評論は好きで見たり聞いたりしているのだが、こんなに深く、また実際にいたんではないかと思わせる程の影響力が、普通の漫画やアニメとは全然違うのだ。聞いている方は、実際活躍したボクサーの話を熱く語られているようなのだ。実際、丈のような戦法をとっていたたこ八郎がモデルと言われたり、その当時有名だったファイティング原田をモデルに力石は創られている。二次元の姿ではあるけれど、実際いたボクサーに近いところに存在し、彼らの内情をも見せて貰っているということなのだ。
 アニメ夜話で、痩せた岡田さんが「長いこと”あした”が何か分からなかったけれど、やっと分かった。あしたのジョーは、我々の明日がジョーであるということなのだ。」と言っていた。この言葉、この答え、私が待っていたものです。高度成長の中で鍛え上げられた人達は、親の愛情を充分受け、幸せな青春を謳歌している中、丈は家族も親も行く場所も何もない、全く何にもない、そんな中で「オレに残されているのは自由だけなんだ。」といっている。何にもないところから這い上がり、人を奮い立たせ、感動させている。その姿が、その当時の若者にも今の若者にも無い”あした”だったのかもしれません。
 また、お互いの存在を求め合うことで、丈と力石は死すらも越えていく。そんな失った人間的な姿にも理想的なものをみいだしてしまうのです。 丈がほほえんだラストは、力石が丈と戦うときにほほえんでいた姿と同じ。何かを越えた二人の姿は、自分たちでは手に入れられないものなのに、憧れてしまいます。
 ちばさんが死んでいるか生きているかのラストにはっきりした答えを出していません。以前どこかの番組で生きていると言っておられたそうですが、丈にとっては、生きていたとしても、真っ白な灰になって、”生きた”という実感が得られたので、生き終わったということなのだと思います。力石にしてもあの対戦が、丈と同じ気持ちだったからなのだと考えるからです。素晴らしい精神性のドラマです。主人公丈の生き様に惹かれた人達は彼と関わることで人生が変わっていきます。彼らの私達の丈だったからです。ほんと、国生さんの「愛のドラマ」も、片岡鶴太郎さんの「丹下段平になりたい」というのも、そのことを表していると思います。
 あと、アニメの演出よかったです。音楽も、崎枕というのは出崎さんの事だったんですね。岡田さんのあしたのジョーのオープニング解説は凄かったです。「あしたのジョーはミュージカルだ!」は面白かった。
 あー、もう一回やらないかなぁ~。

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